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犬のアトピー性皮膚炎の診断基準は?つらい症状を緩和させるテクニック! 

【この記事の所要時間:約 20 分】

のアトピー性皮膚炎について診断基準や原因、治療法などをご紹介します。

アトピー性皮膚炎のほかに、アトピー様皮膚炎というものもあります。

アトピーは強いかゆみが出るため犬にとっても大きなストレスになる病気です。

かわいい愛犬の辛そうな症状を緩和させるためにアトピーについて理解を深めていきましょう。

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「最近かゆいのどう?」
「ずいぶん良くなったから、また遊ぼうね♪」

そもそも犬のアトピー性皮膚炎ってどんな病気?

犬のアトピー性皮膚炎は、
最近非常に増えている皮膚炎になります。

なんでも10頭に1頭がアトピー性皮膚炎と
診断されているということです!

本当に多いですね(゜o゜;!!

この犬のアトピー性皮膚炎ですが
犬アレルギー性皮膚炎の中の一つで
アレルギー反応が皮膚に起こることで
強いかゆみが起こるのが大きな特徴になっています。

アレルギー反応とは、
本来は異物として認識されないような物質に
免疫が過剰に反応して除去しようとする際
自分自身の体まで攻撃してしまうことです。

簡単にアレルギーが起こるメカニズムを解説しておきます。

アレルギー反応が起こってしまう
原因の物質をアレルゲンと呼びますが
アレルゲンが体内に侵入してくると
免疫細胞が「IgE抗体」という物質を出します。

この「IgE抗体」が肥満細胞にくっつくと
肥満細胞はヒスタミンやセロトニンなどの
ケミカルメディエーターと呼ばれる物質が放出されます。

特にヒスタミンが大量に放出されることで
その場所に腫れを生じさせたり
かゆみを起こさせたりします。

アトピーはこの強いかゆみが持続するので
犬は大きなストレスを感じますし
二次感染など他の病気を併発する可能性が高くなります。

最初のうちは部分的であった症状が
長期間にわたることで全身に広がって
体中に症状が出てしまうこともあります。

犬のアトピー性皮膚炎の診断基準とは?

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私たち人間もアトピー性皮膚炎は
とてもつらい症状で、多くの人が悩まされています。

そして、最近では犬のアトピー性皮膚炎も
増加していることもあり、注目されるようになりました。

私たち人間のアトピーと、犬のアトピーは似ているため
いままで犬のアトピー性皮膚炎の診断基準は
人のアトピー性皮膚炎の診断基準を
応用して行われていたんですね。

でも1998年にPrelaudらが提唱して
人ではなくて犬の病気として
独自の診断基準が作られるようになり
2001年にITFCADによって改訂され
2010年には欧州、北米、南米、日本など
15か国34人の獣医皮膚科専門医の協力のもと
新しい診断基準が作成されました。

※ITFCADとは犬アトピー性皮膚炎国際調査委員会のことです。

この新しい診断基準では
アトピー性皮膚炎かどうかを9つの診断項目で見極めます。

それでは、2010年ITFCADによって
作成された9つの診断項目を見てみます。

アトピー性皮膚炎診断基準

① 発症年齢が3歳以下

② 室内飼育であること

③ 副腎皮質ステロイド剤に反応してかゆみが治る

④ 慢性あるいは再発性の酵母菌(マラセチア)による感染がある

⑤ 前肢端に皮膚症状がある

⑥ 耳介(耳の外側)に皮膚症状がある

⑦ 耳の辺緑(耳のふち)に皮膚症状がない

⑧ 腰背部(腰から背中にかけて)に皮膚症状がない

⑨ 最初の症状はかゆみであり、皮膚に異常がない

 

以上の9項目を念入りにチェックしていきます。

これらの項目に当てはまる数が
多ければ多いほど、犬アトピー性皮膚炎の可能性が高くなります。

統計的には、①から⑧のうち
5つ以上当てはまると8割の確率
犬アトピーと判断されるようです。

 

「それなら私だって判断してあげられるわ♪」

なんてことは、くれぐれも思わないでくださいね!!

実際に獣医師が診断したとしても
8割の確率なんですから、2割は違うわけです。

また、アトピー性皮膚炎の症状は
皮膚病や、病気からくる皮膚症状にも
似ているところがあるため、
獣医師がアトピー性皮膚炎と診断する前には
これらの病気である可能性を排除しているんですね。

あなたの診断で、「アトピー性皮膚炎みたい」
と思ったところがじつは病気だった・・
なんてことになったら大変です!

一つの目安や情報として診断基準を
ご紹介しましたが、必ず自己診断をせず
獣医師の診察を受けてください。

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犬のアトピーの原因はこれだった!

犬のアトピー性皮膚炎になる原因は
大きく3つあります。

それは

  1. アレルゲンがある
  2. 皮膚のバリア機能が低下した
  3. 遺伝的になりやすい

それでは一つ一つ見ていきましょう。

【アレルゲンがある】

アレルギーの原因となるアレルゲンは
生活の中にたくさん存在します。

例えば、花粉とかハウスダストとか
カビの胞子や人間や動物のフケがあります。

その中でもアトピー性皮膚炎のアレルゲンは
ダニの死骸を含むハウスダストが
原因であることが多いということです。

 

【皮膚のバリア機能が低下した】

皮膚には細菌やウイルスなどの異物が
体内に入らないよう身体を守る役割があります。

また体内の水分がむやみに蒸発して
水分が減らないように守っています。

このように皮膚は体外から
体をバリアして守るという
大切な機能がありますが、
このバリア機能が低下することによって
アレルゲンを体内に侵入させてしまいます。

また、水分が減って皮膚が乾燥することにより
かゆみがさらにひどくなり重症化することもあります。

 

【遺伝的になりやすい】

アトピー体質の犬種というのがあり、
遺伝的にアトピーになりやすいと言われています。

  • ブルドッグ
  • フレンチブルドッグ
  • シーズー
  • パグ
  • ビーグル
  • コッカースパニエル
  • ゴールデンレトリバー
  • ラブラドールレトリバー
  • ダルメシアン
  • ミニチュアシュナウザー
  • スコティッシュテリア
  • イングリッシュセター
  • アイリッシュセター
  • ボストンテリア
  • ケアーンテリア
  • ホワイトテリア
  • ウェストハイランドホワイトテリア
  • 柴犬
  • トイプードル
  • ミニチュアダックスフンド

この症状はアトピー?症状一覧

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犬のアトピー性皮膚炎は早ければ生後6ヵ月
遅くても5歳くらいになる場合が多く
年齢が若い犬が発症しやすいとされています。

最初は激しいかゆみが起こり皮膚が赤くなったり
部分的に腫れたり、発疹が出るなどの症状が起こります。

症状が出る場所としては

  • 目や耳や口の周り
  • 関節の内側
  • わきの下やお腹
  • 足の付け根や先端部分

によく見られます。

非常にかゆみが強いですから…
前足でしきりに体を引っ掻いたりこすったり
口でなめ続けたりします。

そのため、フケが増えたり
被毛が抜けたり(脱毛)
皮膚が傷ついてただれるなどがあります。

患部が乾燥し、皮膚が荒れます。

こ、これは…素朴な疑問集

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犬のアトピー性皮膚炎について
原因や症状などがずいぶん分かってきました。

ここでよくある疑問と回答をご紹介します。

【アトピーは治せるの?】

基本的に治るとか治すと考えないほうが良いです。

それくらいアトピーを治すのは不可能に近いくらい難しいです。

対処療法で出ている症状を軽くしたり
ケアで症状を出にくくしていくなど
上手に付き合っていくようにしてください。

【空気清浄機は効果ある?】

その空気清浄機の機能にもよりますが
室内犬のアレルゲンを除去する
効果が高い空気清浄機であれば効果は期待できます。

しかし万能ではないので、
あくまで補助として活用していくと良いと思います。

【低アレルギーのフードは効果ある?】

全ての低アレルギーのフードに
効果があるとは言えませんが
フードを変えるというのは一つの方法になります。

食物アレルギーを併発しないためにも
ずっと同じフードを上げ続けている場合は
フードを変えてみるという選択も良いと思います。

【サプリメントは効果ある?】

サプリメントは薬ではなく食品なので
効果があるとは言い切れませんし
薬事法から見ても効果があるとは言うことができません。

しかし、皮膚の健康を強化したり
腸内環境を整えることで免疫を整えたり
他の病気から守ってあげる可能性は高めます。

きちんと専門家が監修していて
製品が品質・安全管理において
GMP認定を受けている工場で生産されていて
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ただでさえアトピーでつらい思いをしていますからね…(´・ω・`)

せめて他の病気にかからないよう
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間違えやすい!症状が似ている他の病気

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犬のアトピー性皮膚炎と
症状がとても似ているけど
アトピーではない病気というのがあります。

また、犬のアトピー性皮膚炎と
併発する可能性のある病気というのもあります。

まずはこちらの併発する可能性のある病気
から見ていきましょう。

犬のアトピー性皮膚炎と併発する可能性のある病気

【外耳炎】

かゆみが起こるので足で耳を掻いたり
ものにこすりつけるなどをします。

耳垢が刺激となって外耳道の皮膚に
炎症が起きる、犬には多いトラブルです。

【結膜炎】

結膜のあるまぶたの裏に痛みやかゆみを起こします。

前足で目をこすったり、
顔をものにこすりつけるので
まぶたの周囲が赤くなったり
涙や目やにの量が増えるなどの症状があります。

【脂漏症】

皮膚が脂っぽくなって、べたついた感じになります。

脱毛やフケが見られ、体臭も強くなります。

専用のシャンプーで薬浴をしたり
低脂質食を与えて症状をおさえます。

犬のアトピー性皮膚炎と症状が同じ病気

アトピー意外にも皮膚炎は起こりますが
今回は「かゆみ」を伴って皮膚に炎症が起きる
アトピー性皮膚炎と同じ症状が出る皮膚炎を
まとめておきます。

【食物アレルギー性皮膚炎】

ドッグフードの中のタンパク質などに
アレルギーを起こす皮膚炎です。

原因となる食べ物を食べた後
耳や顔面、口などにアレルギー症状が現れます。

下痢や嘔吐などを伴うこともあります。
※食物アレルギーについては
犬の食物アレルギーの記事で詳しくご紹介しています。

【ノミアレルギー性皮膚炎】

体に寄生したノミに血を吸われたときに
ノミから出る唾液に対して起こるアレルギーです。

特に耳の後ろから背中、腰にかけて
症状が現れます。

【ニキビダニ症(毛包虫症)】

毛根に、ニキビダニという小さなダニが
多数寄生して起こる皮膚病です。

アカルス、毛包虫症(もうほうちゅうしょう)
とも言われます。

口や下あご、目の周りや前足の先などに
小さな脱毛が起き、広まっていきます。

そのうち脱毛部分に赤い出来ものが出来て
皮膚がただれていきます。

【膿皮症(のうひしょう)】

皮膚にいる常在菌が異常に増殖する皮膚病です。

犬には大変よく見られる皮膚炎で
皮膚の表面に赤い発疹が現れ
それが徐々に広がって中心部分が黒くなります。

かゆみが強く、激しい脱毛が起きます。

【疥癬症(かいせんしょう)】

ヒゼンダニという体長0.4mmほどのダニが
表皮の下に寄生することによって起こる皮膚病です。

耳や目の周り、顔、ひじなどの
比較的被毛の少ない部分に症状が現れることが多いです。

皮膚の下で動き回るので、大変な痒みに襲われます。

【ツメダニ症】

ツメダニという体長0.7mmほどのダニに
感染して起こる皮膚病です。

被毛をかき分けてみると、厚く重なった
白いかさぶたのようなものができています。

非常に強いかゆみがあります。

【マラセチア皮膚炎】

マラセチアは通常皮膚にいる常在菌ですが
皮脂が増えたり、皮膚の状態が悪くなると
過剰に繁殖して皮膚炎を起こします。

犬のアトピー性皮膚炎の検査は何をするの?

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犬のアトピー性皮膚炎というのは
診断をされるまでにいくつかの必要な検査があります。

前項でご紹介したように、特定の皮膚炎は
アトピー性皮膚炎と症状が似ているものがあるんですね。

まずはこの似たような症状の病気を
除外するために問診や検査を行います。

除外するための検査としては

  • 抜毛検査~毛根の状態を見てカビやダニがいないかを見る検査
  • 試験的イベルメクチン検査~カイセンダニの診断をする検査
  • スタンプスメア検査~マラセチアや細菌がいるか顕微鏡で見る検査
  • 血液検査~ホルモンが関連している皮膚炎かどうかを確認する検査

これらの検査をして、他の病気ではない
と診断された場合にアレルギー検査を行います。

アレルギー検査ではアレルゲンを皮下注射して
反応が起こる具合を見る検査と
血液検査でアレルゲンを1つずつ調べる検査があります。
※IgE検査やリンパ球の検査は後者の血液検査になります。

この時、食物アレルギーの疑いはまだあるので
状況によって食物の除去などを行ったり
タンパク質に対するアレルゲン検査を行うなど
食物アレルギーの疑いが除外された場合
犬のアトピー性皮膚炎と診断されます。

アトピー性皮膚炎と診断されるまで
ずいぶん道のりが長いですね(゜o゜;!!

しかし実はさらに厄介な
アトピー様皮膚炎というものもあります。
※アトピー様皮膚炎に関しては記事の最後部分でご紹介しています。

どのように犬のアトピー性皮膚炎と
診断されるのかが分かったところで
次は治療方法についてみていきたいと思います。

アトピー性皮膚炎だった場合の治療方法

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まずは動物病院でどのように治療していくのかを見ていきます。

病院では大きく分けると2つ(+1つ)

  • 元の病気がある場合はその治療
  • 投薬による薬物療法

そして、希望する場合には

  • 減感作療法

という治療をしていきます。

元に皮膚炎(疥癬症や膿皮症など)があり
アトピー性皮膚炎が悪化しているときは
元の皮膚炎の治療をすることで
アトピーの症状が和らぐことがあります。

投薬による薬物療法については
主にはかゆみを抑える効果の高い薬を使い
皮膚の状態を良くしていきます。

舐めたり噛んだりすることで皮膚を傷つけ
乾燥やただれなど皮膚症状の悪化を招きますし
皮膚のバリア機能を低下させてしまいます。

皮膚のバリア機能が低下するとそこから
アレルゲンが体内に侵入してアトピーの症状が・・・
このようなかゆみによる負のサイクルに
陥らないようにかゆみを抑える薬が
犬のアトピー性皮膚炎には有効です。

漢方薬は、ステロイドの治療で
激しい副作用が出てしまっている場合や
体質的にステロイドの治療が
難しい場合などに投与されます。

減感作療法についてですが
私たち人間の花粉症の治療でもありますが
わざとアレルゲンを繰り返し体内に入れて
体内でそのアレルゲンの抗体を作らせて
アレルギー反応を起こさないように
体質を改善していくという治療方法です。

アトピーは完全に治るとは言えない病気です。

しかし、この減感作療法で
アレルギー反応が出なくなると
完治に近づき、治療から解放される可能性が
あるといえる重宝になります。

減感作療法で使われる薬も
どんどん改良されて安全性と有効性が
高い薬が出てきていますので
体質そのものを改善してあげたい場合は
獣医さんに相談してみるのも良いと思います(^^)

家庭でできる症状緩和のテクニック

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犬のアトピー性皮膚炎の症状を
緩和してあげるためのホームケアをご紹介していきます。

有効なホームケアは大きく分けて次の4つです。

  1. アレルゲンを除去する
  2. シャンプーでケア
  3. 保湿剤でバリア機能の回復
  4. 脂肪酸を摂る食事に変える

【アレルゲンを除去する】

アレルギー性の皮膚炎であるアトピーは
アレルゲンが体内に入ることで
アレルギー症状が起こります。

アレルギーはよくコップにたとえられますが
アレルギーを許容できるコップを持っていて
アレルゲンがそのコップにいっぱいになると
アレルギーを発症すると考えられます。

愛犬のアトピー性皮膚炎の症状を
緩和してあげるためには
普段愛犬がすごしている室内環境から
アレルゲンを取り除くことが大切です。

清潔に関してはいつも
気をつけていらっしゃると思いますし
そもそもアレルゲンを全て除去すること
なんて言うのは到底無理な話です。

しかしいくつか注意してもらうと良い
ポイントをご紹介しておきます。

『カーペット』
アトピー性皮膚炎の子がいるご家庭では
できるだけカーペット類はひかないほうが望ましいです(´・ω・`)
フローリングの方がダニが発生しにくい
というメリットがありますし
掃除で清潔にしやすいので
できる限り使わないほうが良いと思います。

『布製のソファー』
既にお使いの場合、処分してくださいとは
言いませんが、やはりダニなどのアレルゲンが
発生しやすいものになります。
革製や合皮製のものを選ぶか
掃除機を念入りに書けると良いです。

『クッションやぬいぐるみ』
こちらもできるだけ犬のいる空間に
置かないようにする方が賢明です。
犬のおもちゃで布製のものは
こまめに洗濯するか…
できれば布製じゃないおもちゃを使いましょう。

『カーテン』
カーテンには思ったよりも
ほこりやハウスダストが付着しています。
神経質になる必要はありませんが
定期的に洗うといいですね(^^)

『観葉植物』
お部屋の景観には観葉植物は良いですが
アトピーの子がいるお部屋には
観葉植物を置かないほうが良いです。
観葉植物はカビが発生しやすいですし
ダニの温床にもなりやすいです。

【シャンプーでケア】
アレルギー性皮膚炎専用のシャンプーに変えて
皮膚にとって低刺激にしてあげましょう。

皮膚や被毛についてしまっている
アレルゲンを洗い流せます。

シャンプーの頻度に関しては
アレルゲンを洗い流すことを考えると
毎日でも…ということになりますが、

  1. 皮脂を過剰になくす心配がある
  2. 匂いを無くしてしまうため犬にとってストレスになる

という点から考えると週に2回くらい
という獣医師の判断が多いようです。

症状によっても頻度は変わってきますし
薬浴が効果的な場合などもあるので
あなたの愛犬に合うシャンプーの頻度は
獣医師に相談してもらうのが一番です。

【保湿剤でバリア機能の回復】

皮膚が乾燥してしまうことでかゆみが悪化します。

犬のアトピー性皮膚炎では
バリア機能の低下や異常が多いことが
症状悪化の原因にもつながっています。

皮膚は外部からの異物の侵入を防いでいますが
バリア機能が低下するとその侵入を許し
アレルゲンを体内に入れてしまいます。

バリア機能を回復させるには
皮膚を保湿してあげることが有効です。

【脂肪酸を摂る食事に変える】

必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸
(α-リノレン酸、EPA、DHA)や
オメガ6脂肪酸(リノール酸、γリノレン酸)
はアラキドン酸の生成を抑制します。

※アラキドン酸は炎症を引き起こす前駆物質になるもの

ですので、オメガ脂肪酸を摂ることで
犬のアトピー性皮膚炎の症状が
軽減される可能性が高く、
脂肪酸の摂取はアトピーの症状軽減に
推奨されています。

サプリなどで脂肪酸を摂取するのも良いですが
ドッグフードに脂肪酸が含まれているものなら
毎食のフードで脂肪酸が摂れるのでおすすめです。

脂肪酸が含まれていて、高品質で安全な

アレルギー対策がされているドッグフードをご紹介します。

モグワンドッグフード

モグワンドッグフードモグワンドッグフードの原料には
良質なサーモンの産地として世界的に知られる、
スコットランド産のものを厳選。

サーモンには、還元作用の高いアスタキサンチンや
健康を維持するDHA、スムーズなリズムを維持する
EPAが含まれます。

また、カナダや北欧の北大西洋沿岸に生育する海藻アスコ
フィラム・ノドサムを使用。

ミネラルやビタミン、アミノ酸を含む栄養豊富な海
藻です。

サーモンと海藻のダブルで
オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

>> モグワンドッグフードの詳細はこちら

 

アランズナチュラルドッグフード

アランズナチュラルアランズナチュラルドッグフードは
アレルギー対策をされているフードで
無添加原材料に非常にこだわっているのが特徴です。

こだわりの一つでもある脂肪分に
亜麻という植物の種子から搾った「亜麻仁油」を使っています。

亜麻仁油にはオメガ3とオメガ6という脂肪酸が
バランスよく含まれおり、
動物性の油や菜種油などに比べて、良い油です。

食材1つ1つにかなりこだわって作られている
安心のプレミアムフードです。

>> アランズナチュラルドッグフードの詳細はこちら

治療で使う薬を知ろう!

冒頭でアレルギーが起こるメカニズムをご紹介しました。

犬のアトピー性皮膚炎で使われる薬は
かゆみや炎症の原因になってしまう
ケミカルメディエーターを
作らせないようにしたり、放出を防いだり
目的の細胞に働きかけないようにすることで
アレルギー症状を改善していきます。

アレルギーの薬は、

  • 抗ヒスタミン薬
  • 抗アレルギー薬
  • 免疫機能調整薬

がありますが、もっともよく使用されるのが
ステロイド系抗炎症薬になります。

ステロイド系抗炎症薬に関しては
炎症を抑える効果が高く
アレルギーによる炎症に有効ですが
副作用を心配されると思います。

やはりステロイドを長期にわたって
投与するとなると胃や十二指腸の障害や
肝障害、クッシング病といった
副作用が起こる可能性があります。

ですので、シクロスポリンを使った
免疫抑制剤を使ったり、
インターフェロン療法などの
副作用のリスクが少ない薬を使うこともあります。

ただ、費用的にはちょっとお高い治療になります(;^ω^)

実は、新薬も登場しています。

犬のアトピー性皮膚炎に使う薬に関しては
犬のアトピーの薬の記事で
詳しくご紹介していますのでそちらをご参照ください。

獣医師と連携をとろう!

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前半部分でご紹介したアトピーの診断基準は
獣医師が判断する基準ですが
あなたにもチェックしてほしいところになります。

というのも、犬のアレルギー検査のところでも
3.1 獣医さんに伝えたい適切な情報5W1H」
としてご紹介しましたが
愛犬のふだんの生活を観察して
飼い主であるあなたの情報が診断には重要なんです。

たとえば④⑦⑧は感染症と識別するうえで
大切な項目になります。

これまでに抗生物質や抗真菌剤の
処方を受けたことがあるかを伝えることが重要です。

というのも、細菌感染があるにもかかわらず
抗生物質が効果ないとなると
犬の体内に薬に対する耐性があったり
薬に対して耐性のある最近が存在するなどのことがわかります。

それに、過去に抗生物質を使ったことがあれば
獣医師が次に使う抗生物質の種類を
選択するときに考慮することができます。

ですから、使用した薬がある場合は
必ず薬の名前や期間、前後の症状などを
メモに取っておいてほしいと思います。

これは飼い主として、つらい症状の愛犬を
救ってあげる手段にもなりますから
ぜひ日頃から薬に関してはよく観察し
それを獣医師に伝えて連携をとるようにしてください。

犬アトピー様皮膚炎って何?

犬アトピー様皮膚炎というのは、
先のご紹介したITFCADによって作られた分類です。

アトピー性皮膚炎が、環境因子をアレルゲンを主とし
IgE抗体がかかわった皮膚症状であることに対し、
アトピー様皮膚炎は、犬アトピー性皮膚炎と
同じような症状が出ているのにもかかわらず
アレルギー検査でアレルゲンやIgE抗体が
検出されない状態です。

皮膚の炎症を抑えるための手段を
見つけるのにはアレルゲンを特定できたほうが
効果的な方法を選択することができます。

ですから、アレルギー様皮膚炎というのは
アレルギー性皮膚炎よりも厄介な状況ということなんです。

このように、アレルギーによる病気というのは
とても難しいものであって、
獣医師だったらすぐにわかって治療してくれる
と考えるのは少し違うと思ってください。

アトピー様皮膚炎だったとしても
診断していくのは基本的に同じで
出ている症状を抑えるのに有効である
という方法を使って治療していきますが
日常の様子や症状の状態などを
観察して報告することがアトピー性のものより
重要になるということを覚えておいてください。

今回ご紹介したもの

アトピーに有効な脂肪酸が含まれたドッグフードはこちら

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