犬の去勢・避妊のメリット!唯一予防できる癌(がん)について

公開日: : 犬の病気

【この記事の所要時間:約 4 分】

(がん)は体のあらゆるところにできます。

愛犬の健康を維持してあげたいですから
毎日運動や食事に気を使って
愛情をいっぱい注いでいると思いますが
すべての癌(がん)を予防することは
今のところできません。

でも・・・

唯一予防してあげられる癌があります。

それが生殖器にできる腫瘍です。

seisyokuki
「やっほーい!元気に走り回れるのが幸せ~」

去勢と避妊について

去勢と避妊については、
賛否両論あると思います。

確かに健康な臓器を摘出してしまうことに
抵抗があるという人もいるでしょう。

去勢や避妊については
飼い主であるあなたが決めることなので
獣医さんに相談にのってもらい
納得できる方法を選んでいただきたいと思います。

 

ただ・・・

犬にできる腫瘍の中で
最も多いのが乳腺にできる乳腺腫瘍です。

乳腺腫瘍には良性もありますが
半数以上が悪性であり、いわゆる乳がんなんです。

この後、乳腺腫瘍についてもご紹介しますが・・・

去勢・避妊手術のデメリットとして
全身麻酔をかけるので、そのリスクがあります。

でも、もし腫瘍ができてしまって
手術をするとなると、もちろん全身麻酔ですし
病気によって体力も弱っている状態で
全身麻酔をかけないといけなくなりますよね?

 

癌(がん)になってしまうと
手術や治療で、愛犬の体に
本当に大きな負担を与えてしまいます。

辛い治療をしながら、苦しい思いをする
愛犬の姿を見たくないもの。
今回、生殖器にできる腫瘍について
種類や症状などをご紹介するので
判断する参考にしていただければと思います。

生殖器にできる腫瘍は?

これから生殖器にできる腫瘍をご紹介します。
検査の結果、良性である場合もありますが
今回ご紹介するのは悪性だった場合になります。

乳腺腫瘍(悪性)

腫瘍の中で最も多い腫瘍で
半数以上が乳がんです。

メスだけではなく、オスにもできることがあります。

でも、やはり多いのはメスなので
5歳以上になったらよく注意をしてください。

一般的に乳房は左右に5個ずつあります。
この乳房の部分にしこりができます。

症状と治療

多くの場合は、複数個のしこりができ
さわったりつまんだりしても痛む反応はありません。

そして、そのしこりは押すと動きます。

乳腺腫瘍には悪性と良性があり、
見ただけでは区別はつきにくいんですが
悪性の場合は急速にしこりが大きくなる
という特徴があります。

しこりが大きくなるのが早いなど
悪性が疑われる場合は
そのしこりと中心として
健康な部分を含めて大きく切除します。
(ただし、広範囲にわたっていたり
高齢などの場合は手術ができません)

子宮がん(悪性)

比較的飼い主が発見しやすい癌です。

症状と治療

膣から茶色っぽいおりものが見られることがあります。
治療は、早期であれば
子宮を摘出する手術を行います。

精巣腫瘍(悪性)

精巣(睾丸)にできる腫瘍です。
オスによく見られる腫瘍ですが
良性の場合も多いです。

精巣が体内にとどまっている
停留精巣(ていりゅうせいそう)があると
精巣腫瘍にかかる可能性が高くなります。

症状と治療

停留精巣の場合、精巣腫瘍になっても
最初はあまり症状がありません

食欲がなくなり、元気がなくなり
精巣が大きくなるのでお腹が膨れて見えることもあります。

精巣の位置が足の付け根辺りの場合
足の付け根辺りが丸く硬いしこりになります。

腫瘍のタイプにもよるんですが
脱毛が見られたり、乳腺が大きくなる場合もあります。

治療は、大きく腫れた精巣を
摘出する手術を行います。

 

ご紹介した他に、オスですと前立腺、
メスだと卵巣に腫瘍ができることがあります。

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最後に

オスの去勢手術では、肛門近くの
陰嚢に入っている2つの精巣を
両方とも摘出します。

メスの避妊手術では
卵巣と子宮を療法摘出することが多いです。

たしかに、去勢・避妊手術を受けたから
と言って腫瘍に絶対ならないか?
と言われればそうではありません。

でも、メスの場合は癌だけでなく
子宮が細菌に感染して炎症を起こす
子宮蓄膿症の予防もできますし、
オスでしたら停留精巣から
高い確率でできてしまう腫瘍(精巣腫瘍)を
予防することができます。

 

かといって、実際に去勢・避妊手術を行う
という段階になると、迷いが生じても
決しておかしいことではありません。

そんな時は、やはり獣医さんと
よく話し合って決めるのが一番でしょう(^^)

何度も話し合って、あなたの愛犬にとって
一番いい方法を選択してあげてください。

そして、もし手術をすると決めた時は
あまりに安すぎる価格で手術をする
動物病院は避けて、信頼できる獣医さんに
お願いしてくださいね(^^)

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