愛犬がご飯を食べない理由は？食の好みの３代要素

愛犬がご飯を食べない時の対処法をご紹介します。

偏食の傾向にあるワンちゃんが食の好みを決める３大要素があります。

この３つの要素の特徴を理解して食事内容を見なおしてみましょう。

愛犬が元気にご飯を食べるためにはどう対処すればいいでしょう？

「ねぇ！寝てないでご飯食べなよぉ・・(´・ω・｀)」

どうしてご飯を食べないの？

ごはんを食べることが大好きなワンちゃんは
肥満にならないように気を使いますが
「ご飯を食べない」とか「食に対して気まぐれ」
という場合も気になりますよね(T_T)

特に小型犬のチワワやヨークシャテリアなど
偏食傾向にあるかもしれません。

ご飯を食べてくれない場合
あなたは心配のあまり「とにかく食べるもの」
を用意してしまっていませんか？

気持ちは分かるんですが・・・

その行動もご飯を食べない理由の１つかもしれません。

というのも、あなたの愛犬は
「気に食わないご飯」を食べなければ
もっと美味しいものがもらえる♪
と学習してしまっている可能性もあります。

すると、ご飯を愛犬側がコントロールし
あなたはそれにのっとって
美味しいご飯を用意するという形になり
愛犬の偏食や気まぐれを増長させてしまうんです。

本来、健康な犬であれば
本当にお腹が空けば、食が細くても
偏食する子でもちゃんとご飯を食べるものです。

食事を与えっぱなしにするなど
愛犬の食事の与え方に注意をして
あなたの行動も一度見なおしてみたほうがいいかもしれません。

犬が食事の好みを決める３大要素は？

犬の味覚でご紹介しましたが
犬はわたしたちに比べて味覚細胞が少ないです。

ですから、基本的に味を味わって食べる
という食べ方ではありません。

でも、キャットフードを喜んで食べるなど
やはり犬にも好みはあるんですね。

そこで今回は、愛犬の食の好みを決めている
３大要素をご紹介します。

犬が食の好みを決めているのは

匂い

味

口当たり

になります。

食事の匂い

犬の嗅覚はわたしたちの数千倍ある
とされていますから、もちろんそのことは
食事の食いつきに大きな影響を与えています。

愛犬のご飯も、ドライよりウェットタイプの方が
食べが良くなるということはありませんか？

これはドライのご飯よりもウェットのほうが
匂いがするためなんです。

また、開封直後のフードは
匂いが良くするので食べがいいですが
しばらくすると見向きもしなくなる
ということがありますよね？

これは匂いが飛ぶということもありますが
フード内の脂肪分が多少酸化してしまうのも理由になります。

わたしたちは気づきませんが
ワンちゃん達はその酸化した匂いも
わかってしまっているんです。

「フードに飽きたのかな？」
と考えがちですが、そうではなく
美味しそうな匂いが少なくなり、
脂肪分が酸化した匂いがしているから
ご飯を食べなくなっている可能性があります。

食事の味

「あれ？味はあまりしないんじゃないの？」

と思われるかもしれませんが・・・

じつは犬は肉の味に関しては
識別する能力が高いそうなんです。
犬は雑食ではありますが、大昔は
狩りをして獲物を食べていましたからね。

肉に関しては質が高いか低いか
とういことに敏感なんです。

たとえば、安売りのお肉と
高級牛肉では、高級牛肉のほうが
喜んで食べるということです。

ある意味、肉に関しては
ものすごくグルメといえるでしょう(^_^;)

もし、一度このような高級牛肉を食べ
その味を知ってしまうと、高級牛肉しか
口にしないということがあります。

「いただきものだから、たまには・・」
「ご飯を食べないから今回は・・・」

など、一度高級牛肉を与えると
余計普段のご飯を食べなくなる可能性もあります。

食事の口当たり

犬にとって、食べた時の歯ざわりや
舌ざわりというのが、ご飯の喜びを得る
重要なポイントになります。

ドライにしても、ウェットにしても
ご飯の粒や形が、ワンちゃんの嗜好性を
大きく左右するものです。

犬の歯は、わたしたちのように
咀嚼する（食べ物をすりつぶす）ことには
あまり向いていません。

どちらかと言うと食べ物を
噛みちぎったり、噛み砕いたり
と言うワイルドな歯のつくりなんですね。

でも、そんなワイルドな歯なんですが
意外と歯ざわりや舌ざわりが重要なんです。

ご飯を食べない理由がわかったところで！

このように見てみると、ワンちゃんは
ちゃんと美味しいものがわかり、
自分の好みもあるということなんですね(゜o゜;

フードは密閉性の高い容器で保管して
匂いが飛んだり酸化していないかを
チェックしてみましょう。

そして、食べないからといって
高級なお肉を食べらせたり
色々と美味しそうなものを用意する
というのではなく、匂いをプラスしてあげたり
ふやかしたり温めたりして
香りを立ててあげるといいですね(^^)

匂いをプラスするのに便利なのがふりかけです。

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ふりかけやトッピング
がありますから、ワンちゃんが喜ぶものを
見つけてあげるのもいいですね♪