愛犬のアレルギー治療で注目される減感作療法とは?方法や効果は?

犬のアレルギーを治療する「減感作療法」についてご紹介します。

日本ではまだ一般的ではありませんが、その効果が期待されています。

減感作療法の方法や期待できる効果はどのようなものなんでしょう?

愛犬のアレルギーによるアトピー性皮膚炎を緩和させてあげたい飼い主さんは押さえておきましょう。

genkansaryouhou
「わあぁぁぁ!かゆいのどうにかしてくれぇぇ・・」

愛犬のアレルギーを治療する新しい方法

減感作療法という言葉自体、私たちに
なじみのある言葉ではないと思います。

減感作療法とはどういうものかというと
簡単に言うと、愛犬の体にアレルギー反応を
起こさなくさせる治療法になります。

これじゃザックリご紹介しすぎですよね(^^;)

これから詳しくご紹介していきますが
減感作療法の方法のほかにも
メリットやデメリットもお伝えしますので
あなたの愛犬に受けさせられるものかどうか
しっかり検討をしてみてください。

減感作療法の治療方法

減感作療法の治療方法は
愛犬のアレルギーの原因となっている
アレルゲンの抽出物を、愛犬の体に
直接注射して入れていきます。

もちろん最初は少量から始め
少しずつ体がアレルゲンに慣れていくのに従って
徐々に量を増やしていきます(免疫寛容)。

愛犬の体がアレルゲンに対して慣れて
アレルギーの過敏反応が生じなくさせる
というのが、減感作療法の方法です。

愛犬にとってアレルゲンである物質を
直接注射で体内に入れるなんて
ずいぶん荒療治だなと思われるかもしれませんが
愛犬の体調を見ながら獣医師と連携をとって
少量ずつ行われていくので、
心配するような荒療治ではありません。

アレルギーの反応というのはもともと
体の免疫反応が過敏に起きてしまう
ということなので、過敏に起きないよう
体にアレルゲンを慣れさせて過敏に反応させない
というのが減感作療法の目的です。

 

じつは、この方法は人間でも行われ始めているんですね。

私たちが悩まされている花粉症も
アレルギーが過敏に反応した状態です。

花粉症の治療でも、減感作療法は今とても注目されている治療法になっています。

減感作療法に適している場合とは?

減感作療法を考えるうえで
効果が期待できると思われる
適している場合というのがあります。

それは、まず犬アトピー性皮膚炎と診断されていて
原因のアレルゲンが特定されている場合です。

特に生活環境の中で、アレルゲンとの接触が
どうしても回避できない犬に推奨されています。

回避できない状態とは、

  • 花粉症など季節のアトピー性皮膚炎
  • 症状の維持に過度の薬が必要な場合
  • 副作用に危険性が高いと判断される場合

このような状態の時に、減感作療法を行うことを考慮します。

また、「体に慣れさせる」という治療方法なので
年齢も若いうちに治療を開始するほうが
高齢になってから行うよりも有効性が高いです。

なんと、年齢が6~12か月に実施した犬の
50~80%も有効性が認められているんですって!

やはり若い体は何事にも順応性があるんですね♪

減感作療法のメリットとデメリットは?

愛犬のつらいアレルギー症状を抑えられるんなら・・

飼い主としては少しでも健やかに
過ごさせてあげたいと思うので
効果があるんなら受けさせてあげたい
という気持ちになると思いますが、
この治療法にもメリットとデメリットがあります。

メリット

アトピー性皮膚炎の症状がほとんどなくなる可能性がある

弱冷気で治療すると高い効果が見られる

デメリット

治療の期間が1年と長い

飼い主自身が注射を行う必要がある

アレルゲンを体内に入れるため、過敏に反応するリスクはある

日本で実施されている動物病院が少ない

 

これらのデメリットを考えて、
減感作療法の注意点を見ていきましょう。

減感作療法の注意点は?

減感作療法を行うには、愛犬の体が
徐々に慣れていかなくてはいけないため
治療に約1年というたいへん長期的
治療になるという点を考慮に入れないといけません。

また、この注射は飼い主が行うことが
条件になっています。

それに、本来ならアレルギー反応を起こす
アレルゲンを直接体内に入れるんですから
過敏反応のリスクがあることをしっかり理解し
過敏な反応が出たときに冷静に対処できること
もこの治療を行う上での条件になります。

ということは、あなたのほうにも
この治療を行うことができる
時間的余裕が必要になるということです。

 

注射した後は様子を見ていられない
という状況だと、愛犬がアレルゲンに対し
過敏反応を起こしてしまったとき
命にかかわる重大な状況になることも考えられます。

減感作療法は、うまくいけば
アレルギーの夜アトピー性皮膚炎の症状が
ほとんどなくなるという大きなメリットがあるんですが
治療を受けるに当たってはあなたの時間など
条件があるんですね。

重いアトピー性皮膚炎だったり、
治療をしても再発しやすいなど
愛犬の治療に悩んでいる場合は
このような方法もあると覚えておいていただいて
獣医師と相談してみてもらえるといいと思います。

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