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愛犬を医療ミスされた!?獣医の責任は?

【この記事の所要時間:約 5 分】

犬を診療してもらった所、医療ミスをされて悪化した!

こんな時は、獣医の責任を問えるのでしょうか?

また、医療そのものを拒否した獣医に対しては?

愛犬の医療にまつわる獣医とのトラブルを見ていきましょう。

iryouhihenkan
「いや・・もう治ったんで!もう元気なので病院は・・(´;ω;`)」

こんな医療ミスをされました(T_T)

今回は命には関わらなかったケースです。

皮膚病が悪化してしまってようですが
命に関わらなかったとしても
飼い主としては許せないものですよね(`・д・´)

こんな場合がありました

もともと健康なうちの愛犬でしたが、
ある日どこかから皮膚病をうつされてしまいました。

健康だったため、行きつけの病院もなく
近くの動物病院へ連れて行ってみました。

そこの獣医(仮にT獣医)の
診察によると、これは大したことはない
とのことで、「K(仮名)」という薬を
投与しておけば完治しますよ。

というので、T獣医の言うとおり
「K」を投与して治療をしていました。

しかし数日経つと、かえって病気が
悪化してきたので、あわてて
名医と言われるL獣医のところに行き
診てもらった所・・・

T獣医の見立て違いが発覚!

「K」という薬では悪化するというのです。

幸いL獣医の治療で、
完治することができましたが
病気を悪化させたT獣医には
責任を取らせたいです。

 

別の獣医の治療で完治ができて
ひとまずは良かったですねε-(´∀`*)ホッ

さてこれは腹の虫が収まらない
という気持ちはわかります。
責任を取らせることはできるんでしょうか?

ペットに対する治療の法律的な位置づけ

わたしたち人間にも、名医とヤブ医者
と言うのは存在するように、
獣医にも名医とヤブ医者はいるようです。

犬は法律上では「物」として扱われていますが
もちろんペットの場合でも医療過誤(医療ミス)
については、法律上責任が生じます!

 

まず、ペットに対する治療の法律的な
位置づけですが、
飼い主と、獣医との間には
「準委任契約」ということになります。

これは「診療契約」とも呼ばれています。

診療という治療行為について
飼い主が委任して、獣医がそれを受任する
という形になるんですね。

この契約が結ばれると、
受任者は委任者に対して、善良なる管理者の
注意義務を尽くさなければならない
ということになります。

獣医ですから、国家的資格を有する専門家
として、相当な注意を尽くさなければならない
と義務付けられているんです。

 

L獣医の診断のように、T獣医には
明らかに注意を怠ったという義務違反があります。

ですから、L獣医の診断書を証拠として
T獣医に対して損害賠償を請求できる
ということになります。

 

今回のケースは、最初に誤診した獣医に
損害賠償を請求できるようですね(^^)

少なくとも、その時にかかった
医療費の返還はしてもらえるでしょう。

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もしも、診療自体を拒否されたら?

大人の事情により、近所の動物病院の
獣医さんとケンカしていたとします。

でも、近くにはほかの動物病院がなく
急な怪我などで愛犬が傷ついた場合
ケンカをしていたとしても、
その動物病院に連れて行くでしょう。

普通に考えたら、いくらケンカをしている
とはいっても、仕事であるし、
怪我をした動物を見たら
獣医として診療するものと考えますよね?

 

しかし、この時相手の獣医が
診療を拒否したらどうなるでしょう。

 

これに関しては、法律に定められています。

動物病院の医師は獣医であり、
規律する法律は獣医師法です。

獣医師法の1条で

獣医師は、飼育動物に関する診療及び保健衛生の指導その他の獣医事をつかさどることによって、動物に関する保健衛生の向上及び畜産業の発達を図り、合わせて公衆衛生の向上に寄与するものとする。

と、獣医師の任務を定めています。

そして、19条の1項は

診療を業務とする獣医師は、診療を求められた時は、適当な理由がなければ、これを拒んではならない

として、応召義務(おうしょうぎむ)を
規定しています。

ですから、ケンカしているから拒否する
ということは言語道断な行為なわけです。

ケンカは正当な理由になりません。

これによって、診療を拒否した獣医師には
応召義務違反があることになり、
行政上の責任として、免許取り消しや
業務停止命令がされることもあります。

もちろん、民事上の責任として
損害賠償も請求できるということになります。

最後に

もちろん、本当に腕の良い獣医師や
相性の合う獣医師という先生もいらっしゃいます。

けれど、中にはヤブ医者と言いたくなったり
どうも対応が気に食わないという
獣医師がいるのも事実です。

 

愛犬が健康だと、動物病院に行く機会
というのも少ないと思いますが、
ケガや感染など、急に診てもらうこと
も考えておかないといけません。

予防接種や、定期的な検診で
いろいろな獣医師と話をしたり
病院の雰囲気や料金などを
確認しておく必要がありますよね!

日頃から、いざというときお世話になれる
信頼できる獣医師と巡りあっておくよう
気をつけておいてください(^^)
 

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