ジャックラッセルテリア~後悔しないお利口な性格になるしつけの秘訣

ジャックラッセルテリアを飼って後悔する理由

映画「マスク」をきっかけに、アメリカでも人気の高い犬種になったといわれているジャックラッセルテリア。

いきなり「ジャックラッセルテリアを飼って後悔する理由」なんて書いてしまうと、ジャックラッセルテリアを飼って後悔する人が多いんだ!と誤解されてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。

犬には作出された目的などの歴史があり、犬種としての特性というものがあります。

そういう犬の背景の部分を知らずに飼い始めてしまった方や、初めて犬を飼うという初心者の方が何も知らずに飼い始めてしまうと、驚くことが多く後悔につながってしまう恐れがあります。

もちろん、犬には個体差がありますから中にはご紹介する性格が当てはまらなかったよというケースもありますし、しつけの仕方が上手にできれば困ることもないでしょう。

ただ、一応犬種としての特徴や「知らないで飼ってしまうと後悔する可能性がありますよ」という部分をあらかじめ知っておいていただきたいというのがこの記事の趣旨ですので、決して犬種批判ではないことをご了承いただければと思います。

最初にジャックラッセルテリアを飼うと後悔する理由よりも、後悔してしまいやすい人をご紹介します。

ジャックラッセルテリアを飼うと後悔する人
  • まったりとした時間を犬と過ごして癒されたい方
  • インドア派で運動があまり好きではない方

こちらに当てはまる方は、ジャックラッセルテリアを飼うと後悔してしまう可能性が高いかもしれません。

それに一人暮らしの方もあまり向いているとは言えないでしょう。

ジャックラッセルテリアを飼って後悔することがあるといっても、決してジャックラッセルテリアが凶暴な犬ということではありません。

犬種としての特徴でいうと、ジャックラッセルテリアは小型犬に分類されるくらいの体の小ささですが、「小型犬と思って飼ってはいけない犬」と言われているんですね。

ジャックラッセルテリアを小型犬だと思ってはいけない理由が、飼って後悔する理由とも重なってきますが

  • 底なしの体力
  • 超パワーの持ち主
  • 小型犬っぽくない性格

この3つがあげられます。

ひとつづつジャックラッセルテリアの性格の特徴を見ていきたいと思います。

底なしの体力

小さな体のどこにそれだけのスタミナとパワーがあるのか計り知れないのがジャック・ラッセル・テリアの魅力の1つです。

見た目は小型犬ですが、本当に驚くほどタフなので、飼い始めてからついていけなくて、まいってしまったという話も聞かれます。

ジャック・ラッセル・テリアを飼う時は「とにかくタフ!!」ということは覚えておいてください

超パワーの持ち主

大型犬や中型犬でしたら最初からある程度力が強いことは覚悟して飼い始められると思います。

その点、小型犬の力は所詮飼い主さんが制御できる程度で、女性でも力で勝てると思われるかもしれませんが、ジャックラッセルテリアは大型犬並みのパワーを持っていると考えてください。

それに伴って、破壊力の方も大型犬並みのダイナミックさがあります。

小型犬っぽくない性格

小型犬に対するイメージは人それぞれですが、小型犬はよく飼い主さんに抱っこされているイメージを持っている人も多いでしょうし、飼い主さんに叱られたら「しゅん」と悲しんでしまう弱いイメージもあると思います。

しかしジャックラッセルテリアは抱っこがあまり好きではない子が多い犬種です。

抱っこされた時のように体を拘束され動けない状態を好まず、自分で歩きたい!走りたい!と考える傾向が強いんですね。

そして多少叱られても、へこたれずにしっぽを振っているポジティブさを持っています。

いかがでしたでしょうか?

ジャックラッセルテリアは、もともと凶暴だとか攻撃的で飼うのが難しくて後悔するわけではなく、特性を知らずに飼い始めてしまうと後悔するかもしれない犬種なんですね。

体力も力も性格もタフでパワフルですから、そんなジャックラッセルテリアのパワーに驚き、飼い主さんの「しつけをしなきゃいけない」という気持ちも体力もついていかなくなるケースも存じております。

それともう一つ。

ジャックラッセルテリアが作出された背景や歴史にも、飼い始めてから後悔しないための注意点があるのでご紹介しましょう。

ジャックラッセルテリアの歴史と後悔しないための注意点

ジャックラッセルテリアは、19世紀に、イギリスのジョン・ラッセル牧師がキツネ狩りのために作られたテリア種の猟犬です。

ここでの大きなポイントが「キツネ狩りの猟犬である」ということです。

キツネを追う必要があったので存分なスタミナが必要とされましたし、追い始めたら飼い主さんから離れるので、自分で考えて追い詰めるための賢さと気の強さも必要でした。

動く物に敏感に反応し、あきらめずに追い続ける執着心、そして猟犬ですから…噛むことも必要ですし、大きな声で吠えることも必要でした。

こう見ていただくとお分かりいただける通り、キツネ狩りの猟犬として必要なことって、現代の室内犬として飼う上では「ちょっと抑えてもらいたいなぁ」と思われることなんですね。

ただ、ジャックラッセルテリアを飼うのでしたら、もちろん歴史や作出された目的をまず知って理解していただいてしつけをしていくことが重要になります。

後でお利口な性格になるしつけの秘策については詳しく解説しますのでご安心いただきたいのですが、まずどんな歴史や背景があるのかを理解しておいていただくと、注意するポイントがつかみやすいと思います。

もう一つご紹介し忘れていましたが、先ほどの「動く物に敏感に反応し、あきらめずに追い続ける執着心」があるということで、実は「呼び戻す」ことと「屋外でコマンドに従うこと」が苦手な傾向にあります。

名前を呼んで近くに来させる「呼び戻し」も屋外でのコマンドも、犬の周りに動く物が多くて飼い主さんの言葉よりも本能的に動く物に反応してしまうので聞き逃しやすいんですね。

飼い主さんの指示を無視しているのではなく、そもそも犬の耳に飼い主さんの声が入ってきていない可能性が考えられます。

ここら辺を知らないと、「家の中では従えるのに外に行くとおバカになるの」とか「何回教えても言うことが聞けないの」と飼い主さんが誤解してしまうことも出てきます。

もしかしたら、こういった誤解も後悔する理由になってしまっているかもしれません。

今までジャックラッセルテリアを飼うと後悔する理由として考えられる点についてご紹介してきましたが、それではジャックラッセルテリアの性格というのはどのようなものなのかを見ていきましょう。

ジャックラッセルテリアの性格は?明るくて元気いっぱい!

ジャックラッセルテリアの性格というと「とにかく明るい!」です。

見知らぬ人に対しては警戒心をもちますが、飼い主さんのことは大好きなので飼い主さんが外出から帰ってくると玄関まで勢い良く走ってきて飛びつくように迎えてくれます。
※大歓迎してくれて、嬉しくなっちゃいますけど、飛びつきは直したいと言えば直したいところです…

ジャックラッセルテリアがいるだけで回りが明るくなる気がするほど明るい性格といえます。

そして元気で好奇心が旺盛です。

寝てるとき以外はずっと元気といわれるほど元気で、飼い主とともに何かをやるのが大好きなので飼い主さんにも元気が必要になります。

だから犬とまったり過ごしたいなぁと思うような人にはあまり向いていないんですね。

できるだけたっぷりと一緒に遊んであげたい犬です。

そして身体能力の高さに加えて、とても聡明でもあります。

とにかく物覚えがよくて、知能指数が高い!

でも、その分悪知恵が働いちゃったりもします(^_^;)

少しでも目を離して1人にしておくとあれやこれやと、暇つぶしを見つけては楽しく一人遊びをするんですね♪

ただ・・・これがイタズラとなるとチョットやっかいで一度夢中になると周りが見えなくなるほど夢中になることもあります。

頭がいい分、トレーニングの飲み込みもとても早いので、しっかりと教えてあげると物分かりが良くなるのも特徴です。

ジャックラッセルテリアのオスとメスの性格の違い

犬はオスとメスで性ホルモンの違いから、少し性格が違うというケースが多くなっています。

多いのが、オスの性ホルモンによって縄張り意識が強くなったり警戒心が強くなるので、メスよりも攻撃的になりやすいというパターンです。

ジャックラッセルテリアに関していうと、オスとメスで全く性格が違うほどではないようですが、オスのほうがやんちゃ度が激しめな子が多く、飼い主さんに対する愛情が深いといわれます。

メスのほうがオスよりも落ち着きがあるので、飼い主さんの話を聞ける子が多い傾向にあるようです。

もちろん性格は個体差もありますし、しつけのされ方や育てられている環境で性格はとっても変わるのであくまで参考になります。

ジャックラッセルテリアをお利口にするしつけの秘訣

最初にズバリジャックラッセルテリアをお利口にするしつけの秘策を言うと

最初からしつけについて正しい方法や考え方、具体的なトレーニング方法や接し方をすべて学んでから飼うと、お利口になる!

というとてもシンプルなことです。

ちょっとがっかりしたかもしれませんがもう少し読んでいただきたいです!

ジャックラッセルテリアのしつけを語るサイトなどを見るとよく言われているのが

  • 愛情と根性をもってしつけをする
  • 教えたことができたら超褒める

確かにこれは間違いではありませんし、そうする必要があるんですが…これは失敗というかなかなかうまくしつけができないということにも繋がりやすくなっています。

この「うまくしつけができない」というのは、ジャックラッセルテリアを飼った後悔に繋がったり、性格的にしつけが難しいといわれてしまう原因にもなっています。

もちろんしつけがうまくできないということは、どの犬種でも愛犬に関するお悩みになりますし、ジャックラッセルテリアだけに言えることではありません。

ただ、やはりジャックラッセルテリアのように優秀な猟犬であり、なおかつ非常に賢い犬種のしつけをする場合、「根性」とか「超褒める」をしつけのポイントだと言っているとすれば若干のんびりしすぎでは?と感じてしまうんですね。

頭の回転が早く賢い犬は、悪いことを覚えてしまうのも早いです。

もちろん犬は悪いことを覚えようとしている訳ではありませんよ!

こちらの「教えたいこと」だけではなく、犬が経験して楽しかったことや嬉しかったことを、それが人間側はしてほしくなかったことだとしても覚えてしまうということです。

飼い主さん側が「さぁしつけをしよう!」と思った時には、実はそれが「しつけ直し」をしないといけないパターンになっていることも少なくありません。

そして先ほどご紹介したように、猟犬だから頭の切り替えが早く、よくも悪くもへこたれないので、飼い主さん側の「ダメ」がうまく伝わらないということが起こりやすいです。

叱っているつもりなんだけど、ジャックラッセルテリアはあまりしゅんとしていないし、なぜかしっぽを振っているよね…なんてこともあります。

「いけないことをしたらすぐに叱る」とか「出来たら褒める」というタイミングや伝え方が非常に難しいと言えるんですね。

ですから、何か気になることや気になる行動があってから解決策や対処法を調べるのでは遅い!です。

お利口にするしつけの秘策の「最初からしつけについて正しい方法や考え方、具体的なトレーニング方法や接し方をすべて学んでから飼う」というのが大切だということがお分かりいただけると思います。

しつけと一言で言っても、飼い主さんが知る必要のある情報というのはたくさんあります。

子犬との接し方とか遊び方を始め、しつけに対する考え方もそうですし、犬という動物の行動を理解することも必要ですし、具体的なトレーニングの方法も知らないといけません。

子犬のしつけで絶対的に必要である「社会化」についても詳しく知ってから行動してあげるのと、後から知るのとでは雲泥の違いが出てきます。

最初からすべてをわかってしつけを始めていただくと、飼い主さんの考え方がぶれないので、一貫した態度をとることができ、犬に伝わりやすく信頼されやすいという大きなメリットもあります。

ぜひジャックラッセルテリアをお利口にしつけをしてあげたいと思うなら、今すぐにでも愛犬にしないといけないしつけをトータルで学んでから迎えてもらいたいと思います。

どのしつけをしなきゃいけないのか具体的にわからないという方は、下の記事など参考にしていただけると思います。

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知っておきたいジャックラッセルテリアの基礎知識

<飼いやすさの目安>

体高 25~38cm
体重 4.5~6.8kg
価格 20~35万円
原産国 イギリス
運動量 30分×2回

状況判断が良い⇒☆☆☆☆

社会性・協調性がある⇒☆☆☆

健康管理がしやすい⇒☆☆☆☆

訓練されるのが好き⇒☆☆☆☆

友好的⇒☆☆☆

ジャック・ラッセル・テリアの被毛は3タイプあります。

スムースとブロークン、ラフがあってダブルコートです。

このうち、スムースは毛がかなり抜けます。

やや固めの被毛なので、フワフワ中を舞うという感じではなく、床が毛だらけになっちゃいます。

ちょっと、毎日のブラッシングで抜け毛を除去してもきりがないくらいと感じることもあるそうです。

抱っこした時に、スムースで短いぶん洋服の生地につき刺さって洋服も毛だらけになったりもするとか。

その点、ブロークンやラフのほうが「スムースに比べると」抜け毛はやや少なめのようです。

とはいえ、換毛期はもちろん換毛期以外にも抜け毛が多い犬種ですから、毎日のブラッシングと、コロコロ粘着テープと掃除機でのお掃除が必要となります。

ジャックラッセルテリアがかかりやすい病気

<膝蓋骨脱臼>

膝の皿の部分がずれてしまうタイプの脱臼で、軽い場合は自然と治ることもあります。ただ症状が重い場合は痛みや腫れがあり、手術が必要になることもあるので早めに受診をしてください。

<大腿骨頭壊死(レッグ・ペルテス)>

大腿骨の頭部分への血流が不足し、骨頭が壊死してしまう病気です。急に後ろ足を引きずったり地面に足を付けないように歩いたりし、痛みがあります。

<糖尿病>

人間と同じく体内のインスリンの量が減ったり働きが低下したりして糖を十分に利用できなくなる病気です。多飲多尿になりますが食べても痩せていきます。過程でインスリンを注射するようになるなどの治療が必要になります。

愛犬に適切な運動のさせ方と注意点

最初にご紹介したように、ジャックラッセルテリアは元気でタフで運動好きの犬種です。

ジャックラッセルテリアのお散歩の目安というと、1回30~60分位を1日2回必要になります。飼いやすさの目安の表では30分と書きましたが、それでは満足できない子もけっこういるので一応30~60分の時間としました。

これは小型犬にしたら相当長いお散歩時間になりますし、このお散歩以外にも室内遊びもたくさんしてあげてくださいというのがジャックラッセルテリアの必要運動量になります。

豊富な運動量が必要なのに運動不足にしてしまうとストレスが溜まっていろいろな問題行動がでてくる可能性が高くなります。

神経質になったり、無駄吠えをしたり・・・テリア種の攻撃性も持ち合わせているので攻撃的な一面も出てきてしまう恐れがあります。

逆に十分運動させてあげられていれば満足しているので、吠えに関しても無駄に吠えることも少ないようです。

ジャックラッセルテリアとたくさん運動するのが楽しいとおっしゃる飼い主さんのお話を伺うと、ほとんどの方が「なんかジャックラッセルテリアって無駄吠えするとか言われているけどホント吠えませんよ」とおっしゃいます。

運動量と飼い主さんからの愛情の両方を豊富に与えられている犬は、飼い主さんが困るような行動や無駄吠えはしない。

人間もそうですが、犬もストレスを強く感じて心の病気になる動物ですので、できるだけストレスを感じさせない生活をさせてあげることが大切なんですね。

ジャックラッセルテリアの場合は、ストレスに感じることが多いのが運動不足というケースが多いです。

普段の運動量では足りないんじゃないか?など運動をどのくらいすればよいのかが悩ましいところだと思います。

運動が不足すると、肥満の心配もありますしストレスが溜まって問題行動の原因になってしまうかもしれない・・・

そうかと言って、いつもドッグランなどで存分に走らせることもできないし。。。と悩む場合は多いです。

やはり、運動量が豊富に必要という犬種のあるあるのお悩みなんですね。

その犬種が作られた目的に応じて牧羊犬などのように、とにかく走ることが多かったり、猟犬のように獲物を追い詰める必要があるなど走ることで人間の手伝いをしていた犬種は今でも豊富な運動量が必要ではあります。

あなたの愛犬の運動が、現在足りているかどうか?というのは、愛犬のしぐさを見ればだいたいはわかります。

下の「運動量足りてる?」の記事でその子が現在その運動量で満足なのか?しぐさなどを詳しくご紹介していますので一度チェックをしてみてください。

また、お散歩だけじゃなくて室内での遊びも充実させてあげられると、犬の知的欲求や作業意欲を満たすことができます。

犬も頭を使ったり集中するというのはとても大きなエネルギーを消費しますし、本能も刺激してあげることができるので、うまく室内遊びをしてあげてほしいと思います。

室内遊びについては下のポメラニアンの記事の後半に、「犬との遊びは何してる?雨の日など室内での遊び方」で詳しくご紹介しています。

目次から一気に飛べますので、よかったら一度ご覧になってみてください。

うちの犬は運動不足?犬の運動量の目安とは

ポメラニアンの性格はきつい?凶暴にならないマル秘育て方!

さて、ジャックラッセルテリアには豊富な運動量が大切だと申し上げてきましたが…運動不足は心配ですが運動をさせすぎてもよくありません!

というのも、運動をさせすぎると骨や関節などを酷使するので愛犬の健康に良くないんですね。

「ジャック・ラッセル・テリアはとにかくタフだから運動させろと言ったじゃない!」と思われたとは思います。混乱させるようで本当に申し訳ないです。

ただ、とにかく走らせようとして飼い主さんが自転車に乗り、自転車の脇を搬送させているお散歩のしかたは運動させ過ぎてしまう心配があります。

確かに、人間の歩く速度ではどうしても犬の快適な速度に追いつくのは困難ですし、運動量としてもわたしたちのほうが疲れ果ててしまいます。

愛犬にとってもわたしたちにとってもいい運動の仕方だと思ってしまうかもしれません。

でもここで気をつけてもらいたいことは、

  • 運動のさせすぎ
  • 事故

この2点です。

運動をさせすぎてない?

ジャックラッセルテリアのようなタフでたくさんの運動量が必要な場合、自転車の伴走でお散歩させれば、たくさん運動をさせてあげると考えるのは間違いではありません。

ジャック・ラッセル・テリアは確かに運動が大好きな犬種ではあるんですが・・・ちょっと気をつけて欲しい点があります。

小さい時からの環境で屋外飼育で人間の手伝いをしていたり、ドッグスポーツでつねに体を鍛えているという犬は別なんですが、室内でしっかり空調が管理されて栄養も十分バランスよくとれていて外界から危険にさらされることなくのんびりと暮らしている室内犬だと、わたしたちが思っているほど運動神経が発達していない場合が考えられます。

自転車の伴走をさせると、わたしたちは楽なのでつい運動をさせすぎてしまう危険があります。

いっぱい運動させてあげるから喜んでいると思っていたのに・・・じつは、疲れ果てている可能性もあるんですね(´・ω・`)

ストレスにならないよう運動させることは必要なことですが、運動を「させすぎること」も健康の害になることです。

とくに、アスファルトの道路ですから愛犬の足の裏のパッドがこすれてけがをすることもあります。

自転車の伴走でお散歩をしている場合は本当にその運動量でいいのか?良く愛犬を観察して見極めていただきたいと思います。

あと、もう一つ注意してほしいのが、今まではたくさん運動できていた子でも年齢が6歳になったら体力が衰え始めます。

6歳を過ぎても若いころと同じ運動量では関節や骨に負担が掛かり過ぎます。

愛犬の健康や安全について考えて運動量をコントロールしてあげてくださいね(^^)

事故にも注意が必要

自転車に合わせて走れているんですから、その犬はちゃんとしつけができているのだと思います。

あなたの言うことをよく聞いて号令にも従える子なんでしょう。

そうは思うんですが・・・

やはり、何があるかわからないものです。

急に何かのタイミングで愛犬が飛び出そうとして引っ張ったり何かに飛びつこうとしたり、パニックを起こして逃げようとしたり・・

自転車に乗っていると、とっさに力が入らず自転車ごと転倒してしまうかもしれませんし、愛犬を抑えることができないことも考えられます。

このように、愛犬をコントロールしきれないかもしれないという不安があるので、人通りが多いところや、車が多い場所は特に危険なので十分に注意してください。

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