ビーグルの飼いやすさは?子犬のしつけが大変・難しいって本当?

ビーグルは飼いやすいの?

世界中で愛されているビーグル。

超有名人気漫画のキャラクターのモデルですが、なんのキャラクターかわかりますか?

アメリカの漫画「スヌーピー」のキャラクターとして登場してから、ビーグルという犬の認知度が世界中で高まり一躍人気の家庭犬になりました。

実際のビーグルもスヌーピーとして表現されているキャラクターのように、表情も豊かで子供が大好き、小さい尻尾をピロピロ振りながら遊ぼうと誘ってくるその愛らしい行動で、楽しい家族の一員になる素質いっぱいの犬です。

こどもともいい友だちになれますし、特に病気になりやすいほどでもありません。

注意するべき病気はありますが、比較的健康管理もしやすく、先天的にかかる病気も少ない犬種です。

社会性・協調性に優れ、友好的であるため「初心者でも飼いやすい犬」と言われることもあります。

ただビーグルは、手放しに初心者が飼いやすい犬種と言えるわけではなく、ビーグルだから特に気を付けないと飼いやすいと言えなくなる危険も持っています。

ビーグルは飼いやすいのか?と言われれば飼いやすいと言えるけど、気を付けなければいけないポイントはあるということですね。

ビーグルは飼いやすい犬と言い切れない部分ですが、ビーグルの飼い方のポイントとして

  • 起こりやすい問題行動を把握する
  • ストレスをためさせないよう気を付ける

という2点があります。

後ほどビーグルの歴史や作出目的を詳しくご紹介するところでさらに理解を深めていただけると思いますが、ビーグルは「吠えの問題」「甘噛み」「拾い食いや誤飲」が起こりやすいです。

そしてビーグルは十分な運動と十分な愛情が必要で、これが不十分だとストレスになりやすく、ストレスが溜まってしまうと心身に悪影響がでます。

ストレスが原因で病気になったり、色々な問題行動が現れるようになってしまうんですね。

ビーグルが飼いやすい犬になるかどうかは、飼い主さんの犬に対する理解やしつけに対する考え方や正しい方法を知って実践していくなどがとても重要で、ビーグルに問題があるのではなく飼い主さんの育て方次第だと言えます。

飼いやすさの目安

体高 33~41cm
体重 18~27kg
価格 10~20万円
原産国 イギリス
運動量 30~60分×2回

状況判断が良い⇒☆☆

社会性・協調性がある⇒☆☆☆☆☆

健康管理がしやすい⇒☆☆☆☆☆

訓練されるのが好き⇒☆☆☆

友好的⇒☆☆☆☆

ビーグルはこんな人が飼いやすい!

ビーグルは時間的にも体力的にも「たっぷり犬と一緒に遊べる余裕のある人」に向いている犬種です。

そして多少吠えてしまっても大丈夫な環境である・またはその環境を作れる人であり、しつけ方法など犬への理解を深めようと努力ができる人であれば飼いやすいでしょう。

逆に仕事が忙しい人や一人で飼うなど、家を留守しがちであったり時間的な余裕が取れない人は飼わないほうが良い犬種です。

ビーグルのお散歩は毎日のことですから、毎日少なくない時間をビーグルの運動に費やす必要があります。

さらにおうちの中でも一緒に遊ぶ時間、トレーニングの時間、お手入れや健康チェックの時間を通して、愛情を伝え信頼関係を築いていきます。

「時間がある時とない時がある」というような人が一人でビーグルを飼うのはあまりお勧めできません。

またいくらしつけをしても全く吠えなくすることはできませんし、吠えさせないというのは犬の本能を捻じ曲げることでもあります。

もちろん必要以上に吠える「無駄吠え」はさせないしつけはしますが、吠えた時に神経質にならなくてもよい環境で飼う必要はあります。

「可愛いから」「飼いたかったから」という理由でビーグルを飼うのは良いことだと思います!

ただご紹介した「飼いやすい人」の条件に当てはまらない場合は、飼われたビーグルも飼い主さんもお互いストレスになる可能性が高まりますからしっかりとご検討ください。

それでは、子犬からのしつけが大変・難しいと言われることもあるビーグルですが、しつけに関してご紹介する前に、ビーグルとはどういう犬なのかを理解してもらうために歴史や性格についてご紹介します。

ビーグルを飼いやすい犬にするための知識(歴史や性格)

犬の性格というのは育て方・しつけ方・接し方・飼育環境・飼い主さんの知識によって、全く変わります。

しかし、いつ・どこで生まれどんな役割を望まれて作出されたのか?など、ビーグルの歴史を知ること、そして犬種的に持っている性格を知ることでビーグルに対する理解を深めていきたいと思います。

ビーグルの歴史

ビーグルは1475年の記録にも残されているほど歴史が古い犬種です。

中世のイギリスで、群れで野うさぎ狩りなどをする猟犬として活躍してきました。

16世紀ころにはイギリスで小型銃猟犬として、エリザベス女王のウサギ狩りのパートナーとしても活躍していたそうです。

ビーグルの特徴としてはとても嗅覚が優れていて、「嗅覚ハウンド」と呼ばれる猟犬種の中で最も小さい犬種となっています。

現代では、空港内の荷物から密輸品や麻薬を見つける仕事である「検疫探知犬」としても活躍してくれています。

このように鋭い嗅覚で獲物を探す犬種として昔も今も人間の仕事を手伝ってくれている訳ですが…

お散歩中などに、鋭い嗅覚で気になる匂いを探知してしまうとその場から動かなくなったり、気になる匂いの方へ行きたがるという行動が見られます。

また、猟犬なので獲物を吠えて知らせる役目があったため、小さい体のわりに吠える声は大きく、吠えることが重要だったことから「吠えやすい」という一面も持っています。

ビーグルの性格

群れで狩りを行っていた歴史から見てもわかる通り、集団で生活してきた犬種なので人間に対しても、ほかの犬に対してもとても社交的な性格をしています。

お散歩中に他の犬に会った時も仲良く出来ますし、知らないこどもが寄ってきてもフレンドリーに接することが多いです。

集団生活が得意なので多頭飼いにも向いています。

またビーグルは陽気で友好的な性格ですが、一人で探検をしたり探求ができるなど、状況判断をする力にも優れています。

飼い主のことをこよなく愛する非常に愛情深い性格で、集団生活をしていた名残もありますので、いつも飼い主さんと一緒にいたがる寂しがり屋さんな一面があります。

ですから一人でお留守番をさせられるのはとても苦手なんですね。

猟犬と言っても、猛獣と戦う必要がある猟犬と違うので、攻撃性も低く穏やかな気質です。

気になることがあると興奮して夢中になってしまう一面もあります。

ビーグルの歴史や背景、犬種としての性格がわかったところで、次はしつけが大変・難しいと言われる理由について見ていきたいと思います。

子犬からのしつけが大変・難しいと言われる理由

子犬からのしつけが大変・難しいと言われることもあるビーグルですが、歴史や背景、犬種としての性格からビーグルに出やすい問題行動はあります。

しかし、特にビーグルはしつけが大変というわけではありませんし、むしろ訓練されることを好む傾向にあり、賢く穏やかなのでしつけが難しい犬種ではありません。

子犬の頃から適切に正しいしつけを行い、信頼関係が築けていけば子犬のしつけが大変なことも難しいこともありません。

ただ、子犬の頃から調べながらしつけを行っていたり、何か問題が出てから対処しようとするしつけ方法だと、しつけが一気に難しくなります。

これはどの犬種にも当てはまりますが、飼い主さんはしつけをしているつもりですが、問題となる行動(してほしくない行動)が身についてしまっているので、実際は「しつけ直し」をしているという状態なんですね。

最初から正しい行動を教えられれば短時間で済むしつけが、しつけ直しになるととたんに難易度が上がりますし、正しい行動を定着させるまでの時間がかかるのは仕方のないことです。

そして、ビーグルが「しつけが難しい」と言われる理由として考えられるのが、早期に解決したい行動だったり、起こりやすい問題行動が複数いっぺんに起こる可能性が高いところでしょう。

ビーグルに起こりやすい問題行動
  • 大きな声で吠える
  • 甘えん坊からくる甘噛みや甘え吠え
  • 拾い食いをしやすい
  • イタズラと言われる行動が多い

大きな声で吠えるという点は先ほどご紹介しましたが、吠えることが当たり前の犬種ですから何かあると吠えて知らせようとするなど「吠えることで表現」します。

吠える必要がないことをしつけで教えてあげないと、インターホンが鳴るたびに吠えたり、外の気配に反応して吠えたり、お客さんに対して吠えるということが起きます。

甘えん坊なのは飼い主として可愛いと思うポイントでもありますが、甘噛みや甘え吠えを放っておくと、噛みの問題や要求吠えにエスカレートするなど問題が深刻化してしまいます。

そして嗅覚が鋭いということは拾い食いもしやすいということです。

中毒の心配もありますし、誤飲の恐れもありますし、人間の食べ物を口にしてしまう危険も高いということです。

イタズラと思うのは人間側だけで、当のビーグルは気になる匂いを探求するために、匂いがすればごみ箱をひっくり返しますし、齧り(かじり)倒して家具をぼろぼろにしてしまう行動もみられます。

またこれは問題行動ではありませんが、運動させるのも大変なところがありますし、ストレスを感じやすい点も要注意です。

まず運動についてですが、猟犬として走り回っていたビーグルはとにかくタフ!です。

元気すぎて飼い主さんからは「思っていたよりも元気すぎ~!」という悲鳴も聞かれるほど。

毎日1時間くらいのお散歩を2回行っていただくくらいの運動量が必要ですが…一筋縄でいかないのが、匂いに気を取られて立ち止まったり嗅ぎまわったりしてしまうところです。

運動させたいのに運動になっているのか不安と思う飼い主さんもいらっしゃり、散歩のペースをつかむのに慣れが必要な部分もあります。

そしてもう一つのストレスをためやすい所についてですが、運動不足もストレスに直結するんですね。

これをご理解いただいている飼い主さんも多いため、お散歩で運動不足を解消したいのに匂いを嗅ぐ時間が多くてやきもきしてしまうこともあるようです。

寂しがり屋さんなビーグルは、愛情に関しても不足しないような心掛けが大切です。

トレーニングの時は褒めるように意識をされると思いますが、その他でも吠えなかったときや名前を呼んで来れた時など、日常でも当たり前に思わないでしっかり褒めるようにしてください。

初心者飼い主さんにとっては、「これを全部気をつけなきゃいけないの?これ以外にしつけもあるし!」と思うので大変だと感じてしまうのかもしれません。

ただ、文字に書くとやることがたくさんあって大変だと思われるでしょうが、日々の生活として定着していくとどれも難しいことではありません。

ビーグルのしつけを楽にする方法

確かにビーグルのしつけが難しいと言われる理由はありますが、しつけに関しては全犬共通の問題でもあります。

大型犬だろうと小型犬だろうと、教えるしつけは一緒です。

先ほど述べましたが、しつけはしつけ直しになると難しくなるし、できるようになるまでに時間がかかってくるので飼い主さんの心が削られてしまうんですね。

ご紹介してきたようにビーグルは出やすい問題行動もあるため、しつけがとても重要になりますが、できるだけ子犬の早い段階で飼い主さんがしつけについて学ばれるとかなり楽になります。

子犬の段階で、何をすればよいか?どこまでできるようにするのか?子犬とどう接すればよいか?どうやって遊ぶのか?具体的に手順も含めてしつけのやり方をわかっていれば、しつけのハードルがびっくりするほど下がります。

ビーグルの子犬との生活が大変だとか、子犬のしつけが難しいと思われてしまうのは、ビーグルが悪いわけではありません。

正しいしつけ方法を事前に知る・急いで知るという飼い主の努力は怠ってはいけないのです。

しっかりとしつけをおこなえば、穏やかでまっすぐな性格をしているので、ビーグルは飼いやすい犬になります。

知っていただきたいしつけの方法については下の記事がお役に立てると思います。

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ビーグルの問題を解消する重要ポイント

それでは、全犬種共通のしつけについては置いておいて、ビーグルの問題を解消する重要ポイントについてさらに深く解説していきたいと思います。

ビーグルの吠え問題

昔はうさぎなどを集団で追う猟犬だったわけなので・・・吠えながら獲物を追い詰めていたため、小型犬という小さな体ながら驚くほど大きな声で吠えることはご紹介しました。

家庭犬となった今日でも、猟犬としてのDNAはしっかり受け継がれているため、マンションなどの集合住宅で飼う場合はちょっと厳しい部分もあるかもしれません。

無駄吠えをしないように、コントロールがしっかりできればいいんですが、意外と自立心が強くがんこな一面も持ち合わせています。

ビーグルを飼う時は、大きな声で吠えるという性質も理解して、多少吠えても大丈夫な環境で飼ってあげるという考慮も必要だと言えるでしょう。

ちなみに、大きな声で勢い良く吠える姿は「森の音楽家」と呼ばれたこともあるそうです。

ビーグルの甘噛み

ビーグルは攻撃性が低いので、相手を威嚇するために噛むという攻撃行動はあまりしません。

しかし、甘えん坊さんからくる甘噛みに手を焼くことはあるようです。

ビーグルはほかの犬に比べ体の大きさの割に口が大きいです。

甘噛みは早めにやめさせないと、甘噛みのまま成犬になり、歯も生えそろった状態で甘噛みをされると、力が強く事故につながる恐れが高いです。

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生後5~7ヶ月くらいの成長過程で歯がかゆい子犬には、噛んで遊べるおもちゃをいつでも使えるように与えておきましょう。

ビーグルと食欲

ビーグルは大変食欲が旺盛です!

いつも食べ物を探しているように見えます(笑)

その犬の個体の性格にもよりますが、とくに食いしん坊の子だと大けがをしているのに食事をしていて獣医師がびっくりしたなんて話もあるんですよ。

これも猟犬時代の影響だと想われますが、一度猟にでたらご飯の時間などはなく、食べられるときに食べられるだけ食べておいて、働き出したら終わるまで働くという生活を送っていました。

現代日本ではこのような仕事もありませんので「食いだめ」をさせずに、飼い主さんが食事量をコントロールする必要があります。

できれば、運動量や肥満具合を定期的に獣医さんに診てもらって、食事量を相談することが理想です。

肥満にしてしまうと食欲旺盛なビーグルにダイエットをさせないといけなくなります。

肥満予防には運動と、普段与えているフードにも気を使いたいところです。

できれば良質のたんぱく質がたくさん摂取でき、低脂肪のフードを選ぶことがおすすめです。

この食欲旺盛なところが、余計に拾い食いや盗み食いに繋がりやすいという問題があります。

まずビーグルを室内フリーにする場合は、その部屋に食べ物は一切置かないで、できるだけごみ箱や観葉植物も置かないでください。

キッチンやダイニングにも立ち入れないようにした方が良いと思います。

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外でのお散歩はリーダーウォークをしっかりできるようにして、道端の拾い食いを防ぎましょう。

しつけがきちんとできるまでは、明るい時間帯に散歩に行くようにして、ビーグルよりも先に拾い食いをしてしまいそうなものを飼い主さんが発見して避けてください。

ビーグルと運動

運動に関しては今までもちょいちょいご紹介をしてきましたが、具体的に参考にしていただける情報をご紹介していきます。

中には運動嫌いなビーグルもいるんですが、基本的にタフで疲れ知らずというのがビーグルの特徴です。

サッカーなどのボール遊びでもいいですし、投げたボールを取りに行かせてる「もってこい」などの遊びでもいいですし…できるだけビーグルが走れるように遊んであげましょう。

運動不足によるストレスは、無駄吠えの原因の1つになってしまいます。

お散歩をためらうような大雨の中でも、犬用レインコートを着て楽しく歩いてくれることが多いので、レインコートは用意しておくとよいでしょう。

色々なにおいに刺激を受けるビーグルですので、山や海に出かけるレジャーなど、自然のなかで匂いをいっぱい嗅ぎながら運動する機会を作ってあげるのもおすすめです。

※ビーグルには、不意に方向転換をしたり立ち止まる時がありますので、首が締まらないように首輪ではなく胴輪(ハーネス)を使用したほうが良いと思います。

匂いに関してですが、気になるニオイを追わずにはいられない習性をもつビーグルには、探索欲求を満たすような遊びも取り入れるようにしてください。

一番手軽なものだと「コング」や「知育玩具」を使うものがありますし、ノーズワークマットというものも売っています。

犬のノーズワークマット一覧

もう少し大規模にできるなら、部屋の中におやつを隠して見つけ出すまで探索をさせるのもよい遊びです。

遊びだしたら止まらなくなるほど遊ぶのが大好きですから、いっぱい遊ぶ工夫をしながら一緒に楽しんでいただきたいと思います。

ビーグルの愛情欲求

集団で猟をしていたビーグルは一人で過ごすのが苦手です。

頭は良いので練習をすれば多少のお留守番はできるようになりますが、根本的な部分でお留守番が嫌いなんですね。

無理にお留守番をさせると、お留守番中に吠えたりお部屋を荒らしてしまうなどの問題が起きやすい犬種です。

嫌いなお留守番が多いと、飼い主さんに対する愛情も薄れますし、飼い主さんの愛情も感じにくくなってしまうので、お留守番はできるだけさせないほうが良いでしょう。

また、お散歩以外に「しっかり遊ぶ時間」をとりましょう。

この時飼い主さんはテレビも消し、スマホも持たず、愛犬との遊びに集中してもらいたいと思います。

遊びが大好きなビーグルにとって、飼い主さんと遊べることはとても楽しく嬉しい時間です。

言葉で愛を伝えられない犬との愛情は、楽しさや嬉しさを与え、その気持ちを共有することではぐくみやすくなります。

ビーグルの寿命やかかりやすい病気

まずビーグルの寿命ですが、およそ15年で結構長生きしやすい犬種だと言われています。

寿命を延ばしてあげるためにも必要なのが病気にかからないこと。

ビーグルがかかりやすい病気
  • クッシング症候群
  • 椎間板ヘルニア
  • 膝蓋骨脱臼
  • 関節痛
  • 耳の病気
  • 目の病気

病名だけ箇条書きにしましたが、病気の予防には毎日スキンシップを兼ねて飼い主さんが健康チェックをすることが第一歩です。

そしていつも愛犬の様子に気を付けて、少しでも違和感を感じたらすぐに動物病院を受診して早め早めの対策をとっていきましょう。

若いうちでも年に一回、シニアになってきたら半年に一回くらいの頻度で、病院による健康診断をしていただくと病気の早期発見・早期治療に繋がります。

ビーグルの被毛について

ビーグルはオーバーコートとアンダーコートを持つダブルコートですので、抜け毛はあります。

細かい毛が落ちて服や床に散らばるのを防ぐには、毎日のブラッシングが欠かせません。
ブラッシングをしている時は健康チェックもしやすいので、脱毛がないか?しこりがないか?痛そうなところはないか?などに気を付けてください。

ビーグルは匂いのきつい犬種でもあるので、すぐシャンプーをしたくなるかもしれませんが、2~3週間に一度くらいにしてください。※シャンプーのし過ぎは被毛を痛めるだけじゃなく、犬にとってもストレスになるので注意です。

最後に

ビーグルの飼いやすさについてご紹介してきましたが、ビーグルは愛嬌いっぱいでフレンドリーなとてもかわいい犬です。

しつけが大変と言われてしまうこともありますが、それは人間がその特徴をビーグルに求めた結果でもあるので、受け入れる必要があると思います。

しつけは難しいと思う方が多いですが、やり方さえ知ってしまえば難しいことはありませんし、飼い主として自信を持って行動することができるようになります。

ちゃんとしつけができれば、とても元気でやさしい犬種ですので、飼い主さんの癒しになること間違いなしです!

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