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愛犬がアレルギー疾患だと診断された後の治療法をご紹介します。
アレルギーを治してあげるために抑えておきたいポイントは?
アレルギーの治療ってどんなことをするんでしょう?
アレルゲンによって治療方法が異なりますのでしっかり見ていきたいと思います。
アレルギー疾患だと診断されたら?
皮膚に異常が現れて、動物病院に行き
状況を報告したり症状を見たり
検査を行ったりした結果、
「アレルギー疾患ですね」と診断されたとします。
そうなると、アレルギーの症状を軽くするために
治療をしていくわけですが・・・
アレルギー疾患の治療の際、
押さえておきたいポイントが2つあります。
押さえておきたい1つ目のポイント
アレルギーの治療をするにあたって
押さえておきたい1つ目のポイントは
「何よりも根気が必要」ということです。
じつは、
一度発症したアレルギーは、完治することがほとんどありません。
最初から絶望的なことをいうようですが
アレルギーの治療というのは
皮膚の状態をなるべく元に戻し
症状を軽くして、再度発症しないよう
予防していくという病気になります。
実際、治療が進んで皮膚の症状が改善した後でも
またアレルゲンに触れてしまったり
体調が悪化することで、再び発症してしまうんですね(´・ω・`)
犬のアレルギー疾患は、愛犬の生涯にわたって
上手に付き合っていかないといけない病気
といえるんです。
ですから、まず最初のポイントとして
何よりも根気が必要である
ということを覚えておいてもらいたいと思います。
押さえておきたい2つ目のポイント
あともう一つ!
これもとても大事なポイントなんですが
「獣医師と信頼関係を築くこと」
これもアレルギー治療に取り組むうえで
重要なポイントになります。
アレルギーにかかわらず、愛犬の病気を
治療するときに、獣医師と信頼関係を
築いておくことは必要なんですが
アレルギー治療に関してはさらに
獣医師との意思疎通をしっかりしてもらいたいんです。
というのも、前回アレルギーの診察を受けるとき
私たち飼い主からの適切な情報を伝えることの
大切さをご紹介しました。
アレルギーだと診断するのに、
欠かせない情報を提供することで
原因の特定や治療方針を決めるのに
とても有効であるという話でしたよね?
そして、私たちは愛犬がつらそうだと
一刻も早くかゆみをとってあげたいと思うものです。
かゆみを止めて、炎症が消えることを
望みますし、獣医師にもそれを期待します。
治療を始めて、3週間くらいすると
なかなか症状がよくならないとか
回復しないということに焦りを感じ始め
獣医師への信頼が薄れ、不信感を抱くことに
つながってくる場合があります。
でも、アレルギーの治療というのは
根気がいる治療なんですね。
中には、動物病院を転々として
それぞれ違う治療を受けて
愛犬の症状を悪化させてしまう
ということが実際にあります。
セカンドオピニオンという考え方も
悪くはないんですよ!
ただ、できれば信頼できる獣医師と
信頼関係を築きながら、じっくり治療をしていく
というほうが治療がスムーズに進んでいきます。
アレルギーの治療を行うときは
まず最初に、ぜひこの2点
何より根気よく取り組むこと
獣医師と信頼関係を築くこと
をポイントとして覚えておいてもらいたいと思います。
アレルギー疾患の治療法は?
アレルゲンによって、治療は変わってきます。
たとえば、食べ物がアレルゲンである
と考えられるケースでは
「除去食試験」を実施して、要因となる食べ物を探します。
また、ハウスダストや花粉などの
環境中のアレルゲンが疑えるケースでは
「アレルゲンの回避」「減感作療法」
「薬物療法」があります。
(皮膚そのもののケアも重要視されています。)
獣医師は飼い主の負担を考えながら
これらの治療法の中から、愛犬にあった
治療を組み合わせて治療を進めていくんですね(^^)
それでは、それぞれの治療法を
ざっとご説明していきたいと思います。
除去食試験
アレルゲンを含まない除去食を与えて
症状が改善してきた場合、
アレルゲンが含まれると考えられる食べ物を与え
アレルゲンを特定していくなどの試験です。
順序的には
①市販フードを一定期間与え、副腎皮質ステロイド剤で症状を抑えてかゆみを低下させる。
②食べたことのない蛋白源と炭水化物源である除去食を与えて、ステロイドなしでもかゆみがないかを見る。
③除去食を与え続け、その最中にアレルゲンとなる食べ物を1種類ずつ与えて症状を見る。
このように、除去食を使って
アレルゲンの症状を観察していく試験です。
アレルゲンの回避
環境中のホコリをできるだけ排除するということです。
部屋を清潔に保つなどですが
環境中のアレルゲンを完全に除去する
のは無理ですから、できる限り実践する
という感じてとらえてください。
減感作療法
原因となるアレルゲンを少しずつ体内に入れ
アレルゲンに対する反応を軽減していく治療法です。
これは新しい治療法なので、導入している
動物病院はまだ多くありませんし
期間も1年以上を要する治療法になります。
薬物療法
主に、以下のような薬が使われます。
- 副腎皮質ステロイド剤
- 抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤
- シクロスポリン
- インターフェロンガンマ
- 必須脂肪酸、漢方薬
さて、何度かにわたってアレルギーについて
ご紹介してきましたが、アレルギーの
基本についてお分かりいただけたと思います。
次回からはさらに詳しく見ていきますので
一緒に愛犬のアレルギー治療に関する
理解を深めていきましょう(*^-^*)