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愛犬がアトピー性皮膚炎と診断された際の薬についてご紹介します。
主に慢性期に入ると、長く薬を使用するようになりますよね?
どんな薬を使っていくのか?副作用はあるのか?
など、薬物療法に使う薬の理解を深めていきたいと思います。
「え~~・・またお薬飲むんですか~・・・」このいやそうな顔(笑)
犬のアトピーに新薬!アポキル錠とは?
アトピー性皮膚炎という診断になり
1年以上経過すると慢性期に入ります。
アトピー性皮膚炎の治療薬というと
ステロイド剤を使うというのは
よく聞く話なんですが、そのステロイド剤も
愛犬の症状や、状況によって
色々な薬を使い分けて治療していくんですね。
また強いステロイド剤を避けて、
非ステロイドのシクロスポリン成分の
薬を使われることもあります。
長期にわたって薬を使っていくわけですから
やはり副作用についても心配だと思います。
※これらのお薬の副作用については
後ほどご紹介していきます!
そんな愛犬のアトピー治療のお薬ですが…
犬のアトピー性皮膚炎に
非常に効果が高いという新薬が
2016年7月から販売され始めました!!
それが『アポキル錠』です!!
アポキル錠は簡単に言うと
犬のアトピーによる「かゆみ」を抑えて
症状を緩和させてくれるお薬です。
アポキル錠は獣医師の処方が必要なお薬です。
獣医師の診察を受け、用法容量を守って
正しくお使いください。
また、他のお薬を併用する場合は
併用禁忌薬があることがありますので
獣医師にご相談の上ご使用ください。
犬のアトピー性皮膚炎は長期で
治療をしていくことが多いため
お薬にかかる費用が高額になることもあります。
アポキル錠を安価に購入する方法も
あとでご紹介しておきますので
ご参考にしてください。
それではアポキル錠について詳しく見ていきましょう。
犬のアトピーの新薬アポキル錠の特徴と効果
犬のアトピーの症状として「かゆみ」があります。
アトピー性皮膚炎のかゆみというのは
他の皮膚炎のかゆみより強いそうです。
私たちもそうですが、強いかゆみがあると
その部分を掻き続けて掻き壊したりしてしまいます。
犬も同じで、アトピーによって
強いかゆみを感じると掻き続けたり
噛んだりして皮膚に傷をつけてしまい
その傷が炎症を起こしてさらに痒くなる…
こうしてかゆみが悪循環となって
犬の皮膚を赤くボロボロにしてしまうんですね。
飼い主として、見ているだけでツライこの状況。
アトピー性皮膚炎のかゆみの原因は
- 免疫異常で炎症が起きやすい
- 乾燥することによって外部刺激に弱い
- その他(ストレスや体温の上昇)
この3つが大きな原因となっていますが
中でも「免疫異常で炎症が起きやすい」
というのが大きなかゆみの原因の一つです。
アトピーは免疫が異常を起こし
体の中の炎症性細胞からかゆみや
炎症を起こすとサイトカインという
炎症性物質が発生しやすい状態になっています。
このサイトカインが神経を通って
脳に伝わることでかゆみを感じる
という仕組みなんですが、
アポキル錠の有効成分である
オクラシチニブマレイン酸塩は
サイトカインのシグナルの伝達を
阻害することでかゆみの症状を緩和します。
「かゆい」と思うことをブロックし
伝達させなければかゆみも起きませんし
書くことで炎症を広げることがないので
「かゆみサイクル」に陥らないということになります。
新薬アポキル錠についてのQ&A
アポキル錠はまだ新しい薬です。
アメリカのゾエティス社が製造販売し
2015年からアメリカの動物病院で
アトピー性皮膚炎に伴う掻痒の緩和を目的に
使用されるようになりました。
日本より先に海外で使用されていたわけですが
それでもまだ2年といった使用期間しかありません。
※2017年現在
しかしアポキル錠はその効果が認められ
2年のうちに急速に広まった新薬になっています。
犬のつらいアトピーによるかゆみを抑える
アポキル錠についてさらに具体的に見てみましょう。
アポキル錠の使い方は?
アポキル錠の使用方法ですが
薬の量は犬の体重1kgあたりで計算します。
下の画像はゾエティス・ジャパン株式会社の
アポキル錠に関する説明から引用したものです。
こちらにかかれているように、投与期間は
1年を超えないこととなっています。
症状の度合いによっては
長く飲み続けることがあるわけですので
動物病院で提示されるお薬のお値段によっては
費用がかさんでしまうことが考えられます。
ネットによる購入があります。
ペット用医薬品の海外個人輸入サイトですが
商品の発送状況などの連絡もあり
ペット用医薬品の輸入サイトとしては大手で
信頼できるお店ですから国内の通販と
同じように考えてもらえば大丈夫です。
アポキル錠/アポクエル(Apoquel)3.6mg |
アポキル錠/アポクエル(Apoquel)5.4mg |
アポキル錠/アポクエル(Apoquel)16mg |
効果が出るまでの時間は?
下の画像はアポキル錠の
製品パンフレットから引用した
痒みの即効性を示す図になっています。
アポキル錠を飲み始めて40分から
効果が出始め、投与後4時間以内に
効果が発現する即効性と有効性が示されました。
しかも投与後14日以内に86%の症例で
犬のアトピー性皮膚炎による
痒みの半減が認められたそうです。
アポキル錠の使用制限は?
アポキル錠を投与してはいけない
使用制限があります。
- 12か月未満の犬
- 体重が3.0kg未満の犬
- 交配予定がある犬
- 妊娠・授乳中の犬
- 副腎皮質機能亢進症等の免疫抑制又は進行性悪性腫瘍の疑いのある犬
- 重篤な感染症がある犬
動物病院では、上記に該当する犬に対しては
アポキル錠を処方できないことになっています。
アポキル錠の副作用は?
効果が高い薬ほど
副作用が心配になってきますが
アポキル錠は安全性が高いのも特徴の1つです。
まず国内の臨床試験において
死亡例や重篤な副作用が認められる事象は観察されませんでした。
そしてアポキル錠を飲んだ犬に
下痢などの副作用が発現した頭数は
シクロスポリンを与えた犬よりも
大幅に少ない頭数であったという結果が出ています。
また日本より早く取り入れている海外でも
アポキル錠と全身性ステロイド製剤を比較し
副作用は低頻度であることが確認されているそうです。
アポキル錠の安全性の高さも
新薬に関わらず急速に広まった原因になっています。
アポキル錠のデメリットは?
アポキル錠のメリットとデメリットをまとめると
メリット : 早く良く効き安全性が高く長期間投与することができる。
デメリット : まれに軽い嘔吐、下痢が副作用として起こす可能性がある。
アポキル錠は現在、
犬アトピー性皮膚炎の治療ガイドライン
でも推奨されている薬になっており
犬のアトピーのほかにも
ノミアレルギー性皮膚炎や食物アレルギー
などにも幅広く効果があるお薬になっています。
従来のアトピー性皮膚炎の治療薬は?
新薬であるアポキル錠について
ずいぶん理解が深まったところで
従来の犬のアトピー性皮膚炎で
使われている治療薬についても見ていきます。
アトピー性皮膚炎の症状の出方によって
軟膏と内服薬・注射を使い分けていきます。
それではそれぞれを見てみましょう。
軟膏による治療
局所的であったり、多数の部分ではあるけど
軟膏で対処できる状態の場合は
軟膏で治療をしていきます。
薬はというと、副腎皮質ステロイド剤か
タクロリムスを含有した軟膏になります。
副腎皮質ステロイド剤の場合は、
1日に1~2回塗ってあげるようになりますが
長くても2か月間をめどに使用していきます。
後ほど副腎皮質ステロイド剤による副作用については
ご紹介しますね。
免疫抑制剤であるタクロリムスの外用は
限局性のアトピー性皮膚炎の皮膚を治すことに
有効と報告されていますが
効果が比較的ゆっくりのため
急性期のアトピー性皮膚炎には適さないと考えられています。
ただ、軟膏はベタベタするので敬遠されがちです。
そこで、近年では軟膏ではなく
スプレータイプのステロイド剤が使えるようになりました。
内服薬・注射による治療
アトピー性皮膚炎の症状が全身に出ているなど
広範囲にわたる場合は軟膏を付けられませんから
内服や、組み換え犬インターフェロンガンマを
注射するという治療を行います。
内服の場合は、副腎皮質ステロイド剤か
シクロスポリンになります。
副腎皮質ステロイド剤を使う場合には
はじめに多めに与えて、炎症を抑え
徐々に減量していく方法がとられます。
これは耐性が働くためと、副作用があるからなんですね。
でも、ステロイド剤は安価で有効性の高い薬です。
副腎皮質ステロイド剤を使う場合は
皮膚や泌尿器、血液の検査を定期的に
行うようにしてください。
シクロスポリンは臓器移植患者の
拒絶反応や自己免疫疾患の治療に使われる
免疫抑制剤です。
この薬は副腎皮質ステロイド剤と同じくらい
犬のアトピー性皮膚炎における効果は高いです。
ですが、値段も高いです。
しかも薬が効くまでにちょっと時間がかかる
という難点もあります。
犬インターフェロンガンマは日本において
利用することができる注射薬になります。
細かい説明は割愛しますが
アトピー性皮膚炎における有効性が
日本での臨床試験によって
確かめられている薬なんですね。
お値段は高価になるんですが、
これには副作用がありません。
これから更なる検討が望まれている治療薬です。
副腎皮質ステロイド剤の副作用は?
アトピー性皮膚炎に対しては効果が認められますが
心配なのは副作用だと思います。
副腎皮質ステロイド剤を使った場合
どんな副作用が出るのか、
症状などをご紹介しておきます。
主な副作用
- 水をよく飲み、おしっこの量が増える(多飲多尿)
- ご飯やおやつをほしがる(多食)
- おしっこを何度もする(頻尿)
- 尿路感染症にかかるリスクが上がる
- 被毛が乾燥して艶がなくなる
- 皮膚が非薄化する
- 筋量が減少する
- お腹がポッコリ出っ張る
- 皮膚にカルシウムが蓄積する
- 肝臓への負担が増加する
- 膵炎、消化器症状、糖尿病にかかるリスクが増加
- 皮膚の細菌感染や外部寄生虫に感染しやすくなる
このような副作用が現れる可能性があります。
アトピー性皮膚炎を治す薬ですが
皮膚の細菌感染にかかりやすくなる
という副作用は、私たち飼い主が
アトピー性皮膚炎が悪化したんじゃないか?
と勘違いしてしまうことが多い症状です。
誤解しないためにも、副腎皮質ステロイド剤の
副作用について理解しておいて、
獣医師の診察を受けるようにしたいところです。
また、内服のシクロスポリンにも
副作用がありますので見ておきましょう。
シクロスポリンの副作用
- 嘔吐
- 元気がなくなる
- 下痢を起こす
- 多毛
- 肝臓や腎臓の障害
- 歯肉過形成
- 感染症のリスク増加
このような副作用が出る場合がありますが
副腎皮質ステロイド剤よりも
副作用が現れるリスクは低いと考えられています。
犬のアトピー治療薬のメリットとデメリットまとめ
従来の犬のアトピー治療薬の種類として
ステロイド剤
シクロスポリン剤
犬インターフェロン
がありますが、それぞれの
メリットとデメリットをまとめておきます。
【ステロイド剤のメリット】
効果が早くて、値段が安価
【ステロイド剤のデメリット】
副作用が起こりやすい
【シクロスポリン剤のメリット】
安全性が高くアトピーに有効
【シクロスポリン剤のデメリット】
犬アトピー性皮膚炎のみにしか効果がなく
効き始めるまでに1か月と時間がかかる。
またカプセルなので投与しにくい。
【犬インターフェロンのメリット】
副作用が少なく安全でアトピーに有効
【犬インターフェロンのデメリット】
効果が犬アトピー性皮膚炎に限定され
効き始めるまでに時間がかかる。
また投与が煩雑である。
スキンケアやシャンプーによる療法について
犬のアトピー性皮膚炎では
薬による治療もありますが
皮膚を清潔に保ち皮膚を保湿するための
スキンケアが推奨されています。
ただ、気をつけたいのは
あくまで治療としてシャンプーをするので
シャンプー剤には十分な注意が必要です。
- 皮膚のバリア機能を回復させる
- アレルゲンの除去
- 皮膚を保湿する
普段使っているシャンプーではなく
下記のようなアトピー性皮膚炎に
有効なシャンプーを使ってください。
|
犬のアトピー性皮膚炎の原因と特徴
私たち飼い主から見てもかわいそうな
愛犬のアトピー性皮膚炎ですが、
最近では人間同様にポピュラーな病気になっています。
犬の皮膚はただでさえ薄くてデリケートです。
犬のアトピーについての理解を深め
少しでも症状を軽くする方法を
考えて行きたいと思います。
犬がアトピー性皮膚炎になる原因
そもそもアトピーとは何か?
というところですが、アトピーは
アレルギーによる皮膚の病気の1つです。
アレルギーによる皮膚の病気には
アトピーの他、ノミアレルギーと
食物アレルギーがあります。
動物の体には免疫という
体の防御システムがありますが
アレルギーはこの免疫システムが
ほこりやダニ、花粉などの
通常は異物として認識しないものに
過剰に反応することで起こります。
そのアレルギーの中でもアトピーは
ほこりやダニ、花粉などの
アレルギー症状が出る原因(アレルゲン)を
吸い込むことで皮膚炎を起こす病気になります。
症状としての特徴は
強いかゆみが起こる点です。
多くの場合は生後1~3年の間に発症しますが
5歳ころまでに発症するのが全体の約85%で
5歳を過ぎて発症する可能性もあります。
逆に早い子だと生後6ヵ月で発症する場合もあるそうです。
花粉やダニの多い春から秋にかけてなど
ある特定の季節になると症状が出る場合
もありますが、進行すると
一年中症状が起こるようになってしまいます。
遺伝による場合
アレルゲンを吸い込んで
症状が発症するアトピーですが
実はアトピー体質というか
遺伝的にアトピーになりやすい犬種
というのがあるというのが定説になっています。
アトピー性皮膚炎になりやすい犬種
ブルドッグ
フレンチブルドッグ
シーズー
パグ
ビーグル
ゴールデンレトリバー
ラブラドールレトリバー
ダルメシアン
ミニチュアシュナウザー
スコティッシュテリア
シェーリハムテリア
イングリッシュセター
アイリッシュセター
ボストンテリア
ケアーンテリア
ホワイトテリア
ウェストハイランドホワイトテリア
柴犬
トイプードル
ミニチュアダックスフンド
上記の犬種は、アトピー性皮膚炎に
なりやすいと言わrている犬種になります。
環境による場合
犬のアトピーのアレルゲンは
ほこりやダニ、花粉のほかに
人間のフケ
ダニの糞
タバコの煙
カビの胞子
などがあります。
皮膚のバリア機能による場合
皮膚には、細菌やウイルスなどの異物が
体内に入らないように、
体を守る役割があります。
また体内の水分が蒸発してしまうのを
防ぐ役割もあります。
(汗を出す汗腺もありますが人間のように発達していません)
皮膚には外界の刺激から
内部を守る鎧の役割を果たしているんですね。
本来の健康な状態ならその鎧は
皮脂や水分でバリアされているんですが
皮脂や水分が足りなくなり保湿力が低下すると
バリア機能がちゃんと機能しなくなり
乾燥してさらに痒みの原因になってしまいます。
アトピーの症状が出ている肌は
しっかり保湿をしてあげることが重要です。
皮膚を保湿することで
弱ってしまった皮膚のバリア機能を
正常に近づけていけば
皮膚を修復する効果が得られるようになります。
犬のアトビー性皮膚炎の特徴
アレルギーの発症には即時型と遅延型
という2種類がありますが、
アトピーは体内に入ったアレルゲンが
IgE(免疫抗体)と結合することで
すぐに反応があらわれるので
即時型と言われるタイプになります。
アトピーの特徴は強いかゆみなので
どうしてもかゆみを我慢することができず
噛んだり掻いたりをし続けるので
膿皮症や結膜炎や外耳炎
という2次障害が起きたり
掻いたときにできた傷口から
ブドウ球菌やマラセチアが入り
感染症になってしまう場合もあります。
犬がアトピーかどうかの検査や診断とは?
犬がかゆがっていたら
アレルギーを疑ってしまいますが
その他の皮膚病である場合もありますし
アレルギーの中でもアトピーなのか
ノミアレルギーなのか食物アレルギーなのか
特定する必要があります。
アトピーの場合は、発症年齢なども
判断材料の一つになりますが
アレルゲンに近寄らせないことが大切なので
アレルゲンの特定をするためにも
しっかりとした検査を受けるようになります。
どんな検査があるのかは、
犬のアレルギー検査の記事で
ご紹介していますので参考にしてください。
犬のアトピー性皮膚炎の治療方法
犬のアトピーの治療法ですが
アレルギーによって症状が出ているため
その原因であるアレルゲンに接触させない
ということが一番大きな対処法になります。
とはいえ、今の世の中では
アレルゲンを完全になくすことは
不可能なことです。
それではいったいどういうふうにすれば
愛犬のアトピーは良くなっていくんでしょうか?
動物病院で行う治療と
家庭で行えるケアについて
見ていきたいと思います。
動物病院での治療
動物病院での治療は
痒みや炎症をおさえて
二次障害を防いだり
症状を軽くすることを目的に行います。
かゆみや炎症を抑える薬で
強いかゆみが抑制されると
負のかゆみサイクルから脱出することもでき
犬にとってのストレスが大きく軽減されます。
副作用の多いステロイドだけじゃなく
アトピーに即効性があり効果が高い
新薬も選択肢の一つに加えて
値段や飲む期間も獣医から説明を受け
納得のいく治療方法を話し合ってください。
【薬による治療】
犬のアトピーを治すためには
薬による治療になりますが
新薬やステロイドの薬による治療のほかに
漢方薬を投与する治療法もあります。
また皮膚の状態で乾燥がひどい場合は
保湿剤を塗布したり、
専用の薬で薬浴をさせたり
アトピー用のシャンプーで
メディカルシャンプーをする場合もあります。
【薬以外の治療】
アトピー用の薬による治療ではなく
元にあった病気を治療することで
アトピーの症状が軽くなる場合もあるそうです。
あと、人間の花粉症の治療として
減感作療法というのもありますよね。
減感作療法というのは
アレルゲンを繰り返し体内に入れ
抗体を作らせることでアレルギーに
反応しにくい体質に変えていく方法です。
犬のアトピー性皮膚炎でも
減感作療法を使うことができるようなので
元の体質そのものを改善してあげたい
という場合は動物病院で相談してみてください。
家庭での治療
家庭での治療で重要なことは
薬をちゃんと飲ませる
清潔に心がける
食事を見直してみる
皮膚を乾燥させずにバリア機能を高める
この4つになります。
薬の分量は、犬の体重によって
摂取していい量が変わるので
1錠だと多い場合があります。
ピルカッターなどを利用してください。
|
【生活環境を清潔に】
生活内のアレルゲンを全くなくす
ということは実際には不可能です。
しかし、カーペットやカーテン
クッションやぬいぐるみ
犬のおもちゃなどを清潔に保つよう
心がけることが大切です。
【食事を見直す】
犬のアトピー性皮膚炎の場合は
食物アレルギーと違い食材に
何らかの制限があることはありませんが
毎日食べているドッグフードを
思い切って変えてみるというのは
1つの大きな方法になります。
食いつき重視のドッグフードには
添加物や発がん性のある防腐剤が
たっぷり使われていることが多く
また、同じドッグフードを上げ続けると
健康な犬だったとしても、
アレルギーになる可能性が高まります。
アレルギーに対して考慮された
食材から製造までこだわって作られた
良質のドッグフードに変えてみるのも
良いかもしれません。
モグワンドッグフード
獣医学雑誌にも掲載された
高品質で安全なプレミアムドッグフードです。
余計な添加物は使わず厳選した食材で
犬の健康と満足の食いつきを目指し、
安心と安全をとことん追求して製造されています。
獣医師も推薦するフードです。
アランズナチュラルドッグフード
こちらも獣医師が推薦する
アレルギー対応がされている
スペシャルなドッグフードです。
もちろん無添加素材で材料にもこだわり
栄養たっぷりの高消化吸収という
お腹にも優しいフードになります。
こちらはオススメできる良質なドッグフードです。
※詳しくはそれぞれの公式サイトでご確認ください。
またアラキドン酸という炎症に関する
物質の生成を抑制するために
リノール酸やリノレン酸の
摂取をすることも症状の軽減に
効果があるそうです。
【バリア機能を回復】
皮膚のバリア機能を回復させるためには
とにかく皮膚を保湿することです。
皮膚が乾燥すると皮膚からアレルゲンが
体内に侵入してしまったり
炎症が起きやすくなってしまうので
バリア機能を回復させるよう
ケアをしていきましょう。
シャンプーはアトピー性皮膚炎用の
刺激が強すぎないものと使用して
モイスチャライザー(保湿剤)も
上手に利用していってください。
薬以外で犬のアトピーを緩和する方法
今ではペットグッズも優れた商品が 犬のアトピーはとにかくかゆくて 犬のアトピーの場合は そんな時はペット専用の化粧水というのがあります。
人間の化粧品を開発しているメーカーから トライアルでお得に購入できるので 本当にかゆいアトピーの症状を |
犬のアトピー性皮膚炎と新薬のまとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
犬のアトピー性皮膚炎について
従来使っていたお薬についてや
とても効果が期待できる新薬について
アトピー性皮膚炎のケアについてなど
かなりじっくりと見てきました。
ここまで読んで下さったあなたは
犬のアトピーについて相当詳しくなられたと思います。
犬のアトピー性皮膚炎の治療には
動物病院の獣医さんとしっかり話し合い
治療方法から投与する薬まで
あなたも納得するような方法を選ぶ必要があります。
今回の情報が、あなたの愛犬の
アトピー治療に少しでもお役に立てれば幸いです(^^)
今回の記事でご紹介した商品は…