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愛犬の薬浴の方法や頻度についてご紹介します。
アレルギー性の皮膚炎（皮膚病）の場合少しでも症状を和らげる一つに薬浴があります。
薬浴とはどうやるの？皮膚と被毛はどうケアをすればいいの？
など、愛犬のアレルギー性皮膚炎のケアについてみていきましょう。
「これは・・セレブリティｗｗｗこんな薬浴はありません（笑）」
アレルギー性皮膚炎の治療「薬浴」とは？
アレルギー性皮膚炎の治療の一つに
症状を起こしている皮膚や被毛を
直接ケアしてあげる薬浴という方法があります、
薬浴をすることで、皮膚の状態よくして
症状を緩和させることができるんですね（*＾-＾*）
薬浴というと、イメージ的に
薬の入ったお湯に浸からせる
と思うかもしれませんが、
アレルギー性皮膚炎の治療の薬浴というのは
皮膚と被毛の衛生状態を維持するためですから
シャンプーを使って行っていきます。
※薬剤の入ったお湯に浸からせる方法もあります
シャンプーの仕方については
後ほど詳しくご紹介しますね（＾＾）
アレルギー性皮膚炎で症状を起こしている
皮膚や被毛に対して、刺激の少ないシャンプーで
薬浴を行うことは、かゆみを抑え、
皮膚表面のアレルゲンと微生物の量を減らし
皮膚の保湿を高めるために有効な方法です。
また、この薬浴後に保湿剤を使用することで
皮膚の過度の乾燥を防ぐこともできます。
少しでも、愛犬の皮膚を保湿して
皮膚のバリア機能を高めることで
皮膚を良い状態に近づけていけるので
薬浴をしてあげたいところです。
ただし、ここで注意なんですが、
薬浴は皮膚にいいからといっても
愛犬の症状に合わないシャンプーを使ったり
頻度が間違えてしまっては
症状がよくなるどころか、
悪化させる恐れもあります。
シャンプーをする際に注意したいことを見ていきたいと思います。
シャンプーの頻度や種類は？
皮膚炎や皮膚病の治療に用いられるシャンプーは
いくつかの種類があります。
- 抗菌シャンプー（クロルヘキシジン配合）
- 抗真菌シャンプー（ミコナゾール配合）
- 脂漏および角質溶解シャンプー（二硫化セレンや硫黄など配合）
- 保湿系シャンプー（セラミドなど配合）
このほかにも、抗菌と外部寄生虫を避ける
植物由来抽出成分（ティートゥリー・ユーカリエキスなど）
を配合したシャンプーもあります。
これらのシャンプーを愛犬の皮膚の様子を
考慮して使い分けていきます。
たとえば、乾燥がなくべたつきのある
皮膚の状態なら、角質溶解シャンプー。
乾燥しているなら保湿系シャンプー。
また、感染があれば抗菌や抗真菌の
シャンプーを使っていかないと効果は得られません。
ですから、シャンプーを選ぶときには
必ずかかりつけの獣医さんに診てもらい
相談してからシャンプーを選んでください。
シャンプーの頻度は？
シャンプーをする頻度も、適切でないと
症状の悪化を招く原因になります。
回数としては
感染がひどい時でも週に２回まで！
皮膚炎の症状が軽度な時は月に２回くらい。
これぐらいの頻度で、シャンプーをしてください。
シャンプーの後に、皮膚バリア機能を
保つ目的で、リンスやスプレーなどを
使用したほうがいい場合もあります。
リンスやスプレーの種類についても
獣医師に相談して選びましょう。
シャンプーは時間をかけてつけおき洗いをすることで
シャンプーに含まれる成分が表皮に浸透することが
確認されつつあります。
しかし！
あまり長い時間つけおきにしておくと
愛犬の体調が崩れてしまう危険があるので
指定されている時間は守ってくださいね（＾＾）
薬浴シャンプーの方法
薬用シャンプーの皮膚をケアする効果を
十分に得られるシャンプーの方法をご紹介します。
薬用シャンプー選びやその使用の際には
かかりつけの獣医師に相談をしてからお使いください。
薬用シャンプー使用の方法
１、シャンプーの前に被毛をよく濡らしてすすぎます。水温は３０℃くらいが目安です。
２、薬用シャンプーを５～１０倍に水で薄めて全身に使用します。
３、希釈したシャンプーを手で泡立てて全身によく付着させます。四肢の付け根やわきの下などもよく洗いましょう。
４、皮膚まで丁寧にシャンプーをしたら１０～１５分つけおき洗いをします。
５、シャンプーの成分を皮膚に浸透させた後はお湯でよくすすぎます。
６、タオルで拭いた後、被毛の短い犬種は自然乾燥、長い犬種はドライヤーで乾かします。
シャンプーの際の注意
すすぎですが、シャンプーの洗い残しがあると
皮膚トラブルの原因になりますから、
よくすすぐようにしてください。
温風でのドライヤーですが、近づけすぎると
皮膚を乾燥させてしまうので
ドライヤーは３０ｃｍは離して
風を当てるようにしてください。
シャンプー前に汚れがひどいときは
市販のシャンプーで汚れを落としておくといいでしょう。
最後に
アレルギー性皮膚炎や皮膚病の際は
愛犬の症状にあったシャンプーを使うことが大切です。
また、あなたの生活状況によっては
そんなにこまめに薬浴させられない場合
もあるかもしれません。
ですから、獣医師にはしっかり相談して
適切なものを見極めてもらう必要があります。
アレルギーの治療には根気がいる
あなたの生活状況に合わせつつ
愛犬のつらい症状を緩和させて
全体的に改善させてあげるには
期間が必要です。
くれぐれも焦らないで治療を行っていってくださいね（＾＾）
