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ラブラドールを飼うのが大変と言われる理由!
警察犬や盲導犬などで、人間社会にとって貢献してくれているラブラドール・レトリーバー。
人なつこくて学習能力が高いそんなラブラドールについて徹底解説していきたいと思います。
飼い始めてから後悔しないためにも、飼う前に「飼うのは大変」と言われる理由までしっかりとご紹介しましょう。
あなたはラブラドールレトリーバーについてどのような印象をお持ちでしょうか?
アメリカやイギリスのように大型犬もよく飼われているペット先進国では常に人気ナンバーワンでい続けているラブラドールですが、小型犬が主流の日本でも大型犬の中では1,2位の高い人気を誇るのがラブラドールです。
盲導犬の約9割以上にラブラドールが選ばれていることでもお分かりいただけるように、状況判断に優れていて攻撃性も低く、社会性や協調性があって訓練されることも好んでくれるため、我慢強く人間の役に立ってくれる優しくて優秀な犬というイメージがあると思います。
そんな優秀なラブラドールなら飼うのが大変と思う人はいないんじゃないか?と思いますよね?
しかし、実は何も知らないで飼い始めてしまうと…確かに「こんなに大変なの!?」「こんなはずじゃなかった」と後悔するような大惨事になりかねないといえます。
もちろんこれはラブラドールが悪いわけでも性格がひねくれている訳でもなく、無知で飼い始めてしまう人間側に責任があります。
後でさらにラブラドールに関して注意してほしい点は詳しくご紹介しますが、ラブラドールを飼うのが大変と言われる理由として大きなポイントは
- 子犬期に感じるイメージとのギャップ
まず最初にここで大きな衝撃を受ける飼い主さんが多いことがあげられます。
ラブラドールは先ほど挙げたイメージを持つ方が多いですし、実際に本当に優秀な犬に成長することができますが、子犬の時はかなりやんちゃです!やんちゃ大魔王です!
「破壊王」の異名を持ち、スイッチが入ってしまうと手に負えなくなる様はまるで「猛獣」と表現しても過言ではありません。
破壊王としての力を思い知るのが、歯の生え変わりが起こり始める生後3ヶ月以降です。ということは子犬として迎えてすぐですね。
生後3ヶ月から7ヶ月くらいにかけて順番に乳歯が抜けて永久歯に生え変わりますが、この時期は口の中に違和感がありまくりな時期です。
歯が生え変わる時期は「口の中がムズムズする」という表現がよくつかわれますが、口の中の違和感が気になるためとにかく何かを「噛みたい」と思います。
子犬には噛んでもよいものと悪いものの区別がまだついていませんから、手あたり次第に噛めるものを噛むんですね。
テーブルやいす・ソファーの足、家具などは目に入りやすく噛みやすいものとしてよく狙われます。
そして子犬と言えどラブラドールは大型犬ですので、その力は想像以上でして…
体格的にもたった生後5カ月のほんの子犬であっても体重は15㎏前後ありますし、パピーとは思えないくらいの力の強さになっていますから、あごの力も相当なものです。
平気だろうと思っていたものでも?み砕きます!まさに破壊王の異名は伊達ではないことを思い知ります。
さらに賢さも手伝って、「悪知恵が働く」と表現したほうが適切ないたずらをしますし、予想外の被害にあうこともありますし、驚くような悲劇に見舞われたりすることもあります。
ラブラドールにしては元気に飼い主さんに飛びついているだけですが、思いのほか力強くて飼い主さんのほうがノックダウンされてしまうこともあったり…
テンションが上がって大喜びで走り回っているラブラドールの子犬を正気に戻すことは至難の業であると思っていただいて間違いありません。
このようなやんちゃの限りが大体2歳くらいまで毎日繰り返され、一日も休まずに続くのですからまさに猛獣との闘いだと感じてしまうのも無理はありません。
盲導犬になれるくらい優しく我慢強く優秀なラブラドールというイメージだけで飼い始めてしまうと、最初の子犬の段階で激しく後悔したり、飼うのが大変だと思ってしまうのはご理解いただけると思います。
ただですね。
そもそもラブラドールは最初からおとなしくて何でも言うことが聞ける犬だと思われているとしたら大きな勘違いです。
それこそ子犬の時から様々な訓練を経験し、良いことや悪いことを教えられ、とるべき正しい行動を何度も何度も練習することで、盲導犬になれるくらいのおとなしいラブラドールになります。
超優秀なラブラドールだって、訓練やお仕事を終えたら家の中を走り回ったりするくらいなので、何もしなくてもおとなしくて人間の言うことに従える犬種だと思われては大間違いなんですね。
ここまでラブラドールに関して悪いことしかお話していないような気がしますので、誤解がないように成長したラブラドールの性格もご紹介しておきたいと思います。
ラブラドールレトリーバーの性格
ラブラドール・レトリーバーの性格は、フレンドリーで、明るく気立てがいい甘えん坊さんです♪
とても賢くて従順で、飼い主さんのことが大好きですし、飼い主さんを喜ばせることも大好き。
ですから飼い主さんはどうしたら喜ぶのか?ということを自分で考えてくれるようになりますし、それを行動に移して飼い主さんの反応を見てまた考えるということもできるようになります。
どんな命令にもいつもまじめに取り組んで、訓練しだいでどんな名犬にもなれる無限の力を秘めているのがラブラドール・レトリーバーという犬です。
とても優しい平和主義者なんですね♪
信頼関係を築けた相手に対しては、認めた相手の足元で何かを指示されることを常に待つようになり、その指示を必要最低限の的確な動きで行える名犬としても有名です。
オスメスの違いはあまりありませんが、体格はひと回りメスの方が小さく、性格も繊細で従順さを感じやすいかもしれません。
破壊王でやんちゃ大魔王で猛獣であった子犬のころからは想像できないような性格かもしれませんが、この性格も本来のラブラドールの良さを引き出せるような育て方や接し方しつけ方をしなければいけないことは忘れてはいけません。
さてラブラドールを飼うのは大変と言われる大きなポイントと本来の犬種としての性格をご紹介したところで、さらに重大な10個の注意点がありますので詳しくご紹介したいと思います。
ラブラドールを飼う前に、後悔しないための注意点
ラブラドールは子犬期が非常にやんちゃなため飼うのが大変と思われてしまうことをご紹介しましたが、一緒に生活を始める上で後悔しないためにも必ず知っておいていただきたいことがあります。
最近では犬は室内で飼うことが一般的に浸透していますので大丈夫かと思いますが、ラブラドールも室外で飼育せずに屋内飼育をするべき犬になります。
その理由ですが性格のところでご紹介したように、ラブラドールはとても人が大好きで、番犬には向かないほど人懐っこいです。
人間に慣れればなれるほど、飼い主さんのことが大好きになればなるほど外に一人でいることを寂しく思ってしまいます。
この寂しいと思うことはラブラドールにとっては大きなストレスになってしまうんですね。
屋外で飼うことによって日々感じる大きなストレスは心の病気となり、問題行動に直結します。
そして夏の暑さにもかなり弱いですので、温度管理が行き届かない屋外で飼うことは熱中症などになる危険を著しく上げてしまいます。
小型犬は室内で飼うことが日本でも定着してきましたが、大型犬のラブラドールも室内で飼うべき犬であることを最初に確認しておきたいと思います。
- 大型犬だからスケールが大きい
- 散歩と運動がハード
- 非常に食欲が旺盛
- しつけは特にしっかり
- トイレの処理に覚悟が必要
- 費用は思った以上にかかる
- 犬のための時間の確保
- 病気や介護が力仕事
- 一人で飼うのは難しい
- 寿命が短い
大型犬だからスケールが大きい
やはり大型犬ですから、小型犬を飼うのとは比べ物にならないスケールの大きさが必要になります。
慣れれば室内フリーで飼うことはできますが、ハウスとしてのクレートは用意しなければいけませんし、サークルやケージを使用するのでしたらそれなりの大きさのものが必要となります。
柵などで仕切る場合は1メートルくらいの高さであれば乗り越えてしまう可能性もあるので、十分な高さの柵が必要になるなど、用意するものすべて大きなものになります。
ですから住環境の時点で、広いスペースをとれることがある程度必要になります。
散歩と運動がハード
豊富な運動量を必要とするラブラドールは、毎日朝晩の2回それぞれ1時間程度のお散歩が必要になります。
まず大前提としてラブラドールのお散歩量に耐えられる体力があることが必須で、なおかつ体重30㎏前後の犬を制御できる力が必要です。
力が強いラブラドールに引っ張られながらお散歩をするのは吹っ飛ばされる恐れもあるのでリーダーウォークを教えて一緒に歩くようにすると思いますが、それでも急に驚いてしまった時やパニックになってしまったときに制御することも考えておかないといけません。
しかも毎日これだけの量のお散歩をしていたとしても、思いっきり走らせてあげる運動もたまに必要です。
かかりやすい病気で詳しく説明しますが、ラブラドールは小回りの利く運動ではなく、できるだけ直線的に走らせてあげたいので、休日にドッグランに連れて行ける体力も飼い主さんは持っておいていただきたいところです。
非常に食欲が旺盛
これもかかりやすい病気と大いに関係してきますが、ラブラドールも肥満にはさせないでほしい犬種です。
しかし、体が大きく運動もしますし、食欲が旺盛なのでいつでもお腹を空かせている表情と仕草をするんですね。
ついかわいそうになってご飯を増やしてあげたくなりますし、大喜びをするのでおやつもたくさんあげたくなってしまいます。
拾い食いをしようとすることも多いのでお散歩でも常に注意が必要ですし、「ご飯がもっと欲しいなぁ…」と訴えるラブラドールの視線に対して心を強く持っていなければいけないという葛藤との戦いも大変かもしれません。
しつけは特にしっかり
大型犬ですから飼い主さんがコントロールできる状態でいないと常に危険が付きまといます。
噛む・飛びつき・引っ張り癖などは特に飼い主さんや家族を始め、周りにいる人も巻き込んで大きなけがの原因になります。
ちょっと威嚇で唸っただけでも、大型犬だと迫力があるのでお分かりいただけると思いますが、大型犬にはしっかりとしたしつけが絶対的に必要です。
賢く訓練能力の高いラブラドールの本来の良さを生かすためにも、しつけというのは非常に重要であることはご存じだと思います。
特に賢い犬種に対しては、調べながらのしつけや対処法をやってみるようなしつけの方法では、全く効果は期待できません。
本やネットで調べながらのしつけではなく、犬を理解ししつけにおいて大切な考え方を知り、基本的な知識と接し方や、子犬のしつけにおいて重要なことや段階的にやるしつけ、実際の訓練方法やうまくいかない時のやり方など、犬のしつけについて一貫した方法を学んで行うことがしつけをするコツになります。
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トイレの処理に覚悟が必要
まず、大型犬はおしっこの量もうんちの量も多いです。
トイレシートの大きさによってはまかないきれないこともありますし、うまくトイレシートの上でできずに失敗してしまうとちょっとふき取るくらいでは掃除ができない量である覚悟が必要になります。
うんちも人間以上に大きなうんちになりますので、それを片付けるのに抵抗を感じてしまう人は相当厳しいと思います。
最初は抵抗があっても慣れてしまえば気にならなくなると思いますが、おしっことうんちの量が多いということは最初から覚悟をしておいていただいたほうが良いでしょう。
費用は思った以上にかかる
犬にかかる費用というとエサ代とかおやつ代を想像されると思いますが、食費的には成犬で毎月1万円くらいです。
定期的に連れて行くドッグランなどの施設を利用する料金も小型犬に比べて高いですし、ショップでシャンプーをお願いする場合はかかる料金も小型犬の約3倍かかるところが多いです。
その他旅行でペット可のホテルに泊まる時も、ペットホテルに預ける時も、小型犬の3倍の料金がかかります。
これくらいなら大型犬を飼う覚悟として、想定内の金額かもしれませんが、想定外の費用が結構掛かります。
力強いためおもちゃが壊れるのは日常茶飯事でおもちゃの購入費もありますが、それ以外にもリモコンだったり眼鏡だったりお財布だったりと予想外のものをいろいろ壊されるのでその購入費や修理費が意外と多くかかったりします。
暑さにも弱いため、夏はラブラドールが行動する範囲内はしっかりと冷房をかける必要があるので冷房用の電気代もしっかりかかります。
そして意外にもデリケートなのでちょっとしたことで下痢をしたり、体調を崩したりするため病院代がかかります。
これが一番大きい出費になると思いますが、ご存じのように動物病院は一度行くだけで、原因を調べるための検査や見つかった病気の治療として数万円かかったりします。
そして大型犬は薬代にしても入院にしても小型犬の3倍の費用がかかります。※薬は体重に比例して量が増えるため
経済的に余裕がないと、ラブラドールのような大型犬を飼うのは大変だと思います。
犬のための時間の確保
正直に言うと、忙しい人はラブラドールを飼うことに向いていません。
毎日ラブラドールのためにかかる時間が結構必要になってくるんですね。
まず散歩にも時間がかかりますし、散歩以外にも犬と遊んであげる時間が必要です。ラブラドールの運動だけで毎日3時間程度の時間を確保する必要があります。
体が大きいのでシャンプーをするにしても時間がかかりますし、毎日のケアとしてブラッシングや歯磨きなどにも時間を使います。
そして被毛は短いのですが抜け毛がなかなか多いため、お部屋の掃除などにも時間がかかります。
忙しい人にとってはこの毎日のルーティーンでかかる時間を確保するのが大変ですので、多くの時間を犬に使える人でないと難しいでしょう。
さらにパピー期はしつけのための時間も必要ですし、社会化などいろいろと大切な時期ですのでより多くの時間が必要となることを覚悟しておいてください。
病気や介護が力仕事
ラブラドールの成犬の体重は30㎏前後です。
女の人が一人で持ち上げるにはかなり困難な重さですし、病気をしているとなったらそっと動かす必要もあると考えると一人ではとても無理と言えます。
具合が悪そうだから病院に連れて行こうとしても、ちょっと抱き上げて連れて行くこともできませんし、小型犬のようにひょいっとバッグに入れて持っていくこともできません。
ぐったりしていたり、歩けない状態のラブラドールを病院に連れて行くのは簡単なことではないのです。
それに、大型犬は小型犬よりも早く歳を取ってしまいます。
シニアになれば介護が必要になってきますし、ちょっと持ち上げるとか、ちょっと体を動かすことがかなりの力仕事になるということは覚えておいてください。
一人で飼うのは難しい
ここまで見ていただいたように、ラブラドールが必要とする運動をさせてあげて、ケアや食事などのお世話をし、遊び相手にもなりながらしつけや訓練もし、部屋も清潔に保ちながらかつ自分の生活のための時間も取らなければいけませんから、ラブラドールを一人で飼うことはスーパーハードであり、無理ゲーともいえることはご理解いただけると思います。
普段の元気な時ならこれだけのことをこなせたとしても、飼い主さんだって病気になることもありますし、どうしてもの用事ができてしまうこともあります。
無理をしていると飼い主さんにストレスがかかる恐れもありますし、心に余裕がなくなってしまう危険だってあります。
ラブラドールは我慢強いので、お留守番の訓練をすればお留守番ができるようにはなりますが、決してお留守番が得意な犬ではありません。
お留守番をする機会が増えるとストレスを感じて、今まではとても良い子だったのに急に何もできなくなったというお話も聞きますし、それどころか吠えるようになったり唸るようになったというご相談をいただくこともありました。
このようなことから総合的に考えて、大型犬であり人間大好きなラブラドールを一人で飼うことは難しいと言わざるを得ません。
寿命が短い
これは飼い始める時から注意点として考えることかどうか迷いましたが…やはり大型犬は小型犬に比べて寿命が短いです。
体が大きく、手間も時間もかかるので存在感がありますし、優しい性格で飼い主に対して大きな癒しを与えてくれるラブラドールは飼い主さんの心に占める愛情の割合も必然的に大きなものになります。
多くの人が、ラブラドールは一度飼ったらラブラドールなしの生活は考えられないと思うほどはまってしまう犬種です。
確かに15歳を超えるラブラドールもたくさんいますが、どうしても小型犬に比べたら寿命が短い傾向にあるのは事実なので、飼う前から考えることではありませんが、覚悟という意味ではあえてご紹介しておいたほうが良いかなと思いました。
ラブラドールを飼う前に知っておきたい基礎知識
ラブラドールの歴史
ラブラドール・レトリーバーは、カナダのラブラドル半島原産のイメージがあります。
でも、原産国はカナダじゃなくてニューファンドランド島のニューファンドランド・ラブラドル州が原産。
ラブラドール・レトリーバーは、ニューファンドランドのセント・ジョン川で漁師の手伝いをしていたので泳ぎが大好きなんだそうです。
レトリーバーというのは「回収する犬」という意味で、その後はカナダで活躍していました。
獲物の水鳥を回収したり自分で鳥を捕ったりと多彩な仕事をこなしていたそうです。
ラブラドールの毛色と特徴
ラブラドールの毛色は3種類になり、イエロー、ブラック、チョコレートがあります。
ラブラドールの平均寿命は、10歳から13歳になりますが、15歳以上のご長寿犬もたくさんいますが、チョコレートの毛色だけ黒や黄色のラブラドールに比べて寿命が2年ほど短いことがわかっています。
それにチョコレートの毛色のラブラドールは皮膚疾患や関節の病気、耳の感染症にもなりやすいといわれていますので毎日の健康チェックは念入りにし早期発見を心がけるようにしてください。
ラブラドールがかかりやすい病気
まずざっとラブラドールがかかりやすい病気とどんな症状があるのかをご紹介します。
<股関節形成不全>
肥満や先天的な要因などで股関節やひざ関節を形成する骨が十分に発達しない病気です。
成長に従って症状が徐々に表れ、体重を調節したり、痛みがあれば薬を用いるなどをしますが、症状が重い場合は手術が必要になることもあります。
<皮膚の腫瘍>
悪性も良性もあるけど見ただけでは区別するのは難しいものです。
腫瘍化する細胞の種類によってさまざまなタイプがあり、できる場所や悪性度は少しずつ違います。基本的には腫瘍を切除します。
<膝の前十字靭帯断裂>
加齢で靭帯が弱くなったり肥満で膝に負担がかかるなどで膝関節の靭帯が切れてしまいます。
放置すると関節炎をおこすのでできるだけ早く病院で診てもらい手術を受けるなど処置が必要です。
<白内障>
眼が白く濁り視力に影響が出る病気です。
老化や外傷・糖尿病などが原因で、進行すると視力の低下で行動の不自由さを飼い主がカバーする必要が出てきます。
<糖尿病>
肥満や感染症、ストレスなども発症の原因に考えられています。
多飲多尿になり食べても痩せていきます。治療としては家庭で医師の指導の下飼い主が毎日インスリン注射をする必要があります。
<健康面の注意点>
健康面ですが、成長期に股関節形成不全というのが比較的よく起こるそうです。
股関節形成不全になると股関節が滑らかに動かなくなってしまうんですね。
ラブラドール・レトリーバーを股関節形成不全にしないためには・・・「決して太らせないこと」これが何より大切なんです!
ですから、成長期には特に太らせないように注意をしてあげましょう。
ドッグフードも目安量の最低限が基準ですし
できるだけ規則正しい運動をさせるよう
心がけてください。
規則正しい運動というのは不規則だったり、突発的な運動のことです。
なるべく真っ直ぐ走るようにするというのがベストと考えてください。
泳ぎが得意なので泳がせるのもいいんですが(ラブラドール自体も水遊びは大好きです)海水だと、海水を飲んでしまって吐いたりお腹を壊したりするので、長い時間海で泳がせるのは避けたほうがいいです。
あと、大型犬にありがちなことですが食後に運動すると胃捻転をおこすおそれがあるので、食後は運動を控えましょう。
飼いやすさの目安
体高 | 54~57cm |
体重 | 25~34kg |
価格 | 10~20万円 |
原産国 | イギリス |
運動量 | 60分×2回 |
状況判断が良い⇒☆☆☆☆☆
社会性・協調性がある⇒☆☆☆☆☆
健康管理がしやすい⇒☆☆☆
訓練されるのが好き⇒☆☆☆☆☆
友好的⇒☆☆☆☆☆
「健康管理がしやすい」の項目以外は、全てMAXの星になっています。
ラブラドールは「しっかり訓練ができること」というのが、飼い主側の最大の条件になります。
ラブラドール・レトリーバーが訓練されるのが好きな犬種ですからね♪
訓練と言っても、ラブラドール側では大好きな飼い主との遊び感覚であり、大好きな飼い主が喜ぶ顔が見れるので訓練をつらいことだと思わない傾向にあります。
最後にラブラドールを飼うメリットをご紹介!
前半はラブラドールを飼うことは大変だということをたくさんご紹介しましたが、ここからはラブラドールを飼って良かった!ラブラドール最高!というラブラドールを飼うメリットをご紹介したいと思います。
さすが賢いラブラドールは言葉の意味を理解しようとします。
犬は言葉を覚えることができます。例えばご飯の前に「ごはん」という単語を聞き続けていると、「ごはん」という言葉を覚えることができます。
できるだけ短い単語で訓練をするとたくさんの言葉を覚えてくれるんですね。
このように単語と物や事柄を結び付けて覚えることはできますが、言葉の意味が分かっているか?というと意味までは分かっていないと考えられています。
しかしラブラドールは単語としての言葉だけでなく、飼い主さんの表情や状況を考えて言葉の意味を理解しようとしてくれます。
それだけに飼い主さんの不機嫌な顔や態度、怒っている様子などを見るととても不安な気持ちになってしまうので気をつけたいところです。
続けてラブラドールを飼っていると飼い主さんの心身がともに健康になります!
ラブラドールはとても賢いくせにひょうきんな表情をしたり間抜けなところもあったりして笑ってしまうことがあります。
ラブラドールとの生活は楽しくて、その存在に癒されるので生?がとても安定するので心を健康にしてくれます。
そしてお散歩や遊びなどでとにかく一緒に運動する機会があります。
ついさぼってしまうということもできませんので否応なく飼い主さんも運動する機会が増え、体力が向上する効果が期待できます。
毎日しっかり運動し、よく眠れて、笑顔で過ごすことで心身が両方とも健康になります。
他にもたくさんラブラドールを飼うことで得られるメリットはありますが、もう一つ具体例としてご紹介しておきたいのが「家族仲が良くなる」ということです。
家族同士で共通の話題も増えますし、愛犬の話で会話も自然にはずみます。
ラブラドールは我慢強さも持っているので小さい子供にも優しく接することができ、いつも家族を意識しているので場が和むんですね。
自家用車で長距離移動もできるので、家族で遠出をしたり旅行に行ったりなど家族の思い出をたくさん作ることもできます。
確かに子犬の時はやんちゃ大魔王ですので大変だと思うこともたくさんありますが、子犬の時からしつけははじめていきます。
正しいしつけの方法で、しつけに対する知識をしっかり学んでから落ち着いてしつけをしていただければ、実は手が付けられなくなるということも無いんですね。
>>東京都動物愛護相談センターの「犬や猫を飼う前に考えてほしいこと」
東京都動物愛護相談センターの「犬や猫を飼う前に考えてほしいこと」のリンクを張りましたが、後で後悔しないために犬を飼う前には冷静にいろいろな点で判断する必要があるということはお分かりいただけたのではないでしょうか。
ラブラドールはもちろん、全ての犬と飼い主さんが幸せな生活を送っていただきたいと切に願っております。