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小型犬は特に骨折しやすいです。
愛犬が骨折してしまった時の症状や治療法、
また、骨の病気である骨肉腫について詳しくご紹介します。
愛犬の骨の仕組みを知っていざというときにお役立てください。
犬の骨のしくみは?
愛犬の骨の病気を見て見る前に
ざっと骨の仕組みについてご紹介します。
犬の骨格は321個の骨で構成されています。
骨は体を支える組織ですが、
その他にも、カルシウムやリン、
マグネシウムなどのミネラルを蓄えておく
貯蔵庫としての役割もあるんですね(^^)
また、骨の中にある骨髄では
血も作っているんですよ♪
そして、脳からつながる脊髄(せきずい)という
神経の束が通っているのも骨です。
(首の骨から背骨の部分)
ですから、骨が損傷されると
体の色々な働きに支障が出てしまいます。
骨の病気は事故や遺伝的な要因で
起こることが多いです。
そして骨の病気で特に気をつけたいのは
骨折や脱臼などの衝撃による骨の損傷と
骨肉腫などの骨のがん(腫瘍)です。
骨折の症状と治療法は?
犬は足などの骨折がとても多いです。
骨折をすると、骨の損傷だけでなく
折れた骨によって、内臓や皮膚が傷つき
重症化してしまうところに注意が必要です。
症状と治療
骨には神経が通っているので
わたしたち同様、骨折をすると
激しい痛みがあります。
もし、足を骨折した場合は
地面に付けないように行動します。
また、普通は内出血により腫れるんですが、
折れた骨が皮膚を突き破っている場合は
腫れがあまりなく、出血が多くなります。
骨折の原因は事故などの
体に強い衝撃がかかることが多いですが
栄養状態やホルモンの異常で
骨が弱くなることもあります。
競技で訓練している犬の場合は
疲労骨折もあるので気をつけてください。
治療は、折れた部分を元の形にし
ギプスなどで固定をしたり、
プレートで固定をするなど、症状に応じて
手術などを行います。
プレートをいれる手術をした場合、
数カ月後にもう一度プレートを取り出す手術があり、
入院するとなると医療費が高額になる
という難点がありますので、獣医と相談し
自宅で安静にし、通院するなど
方法は話し合ってみるといいでしょう。
骨のがんの症状と治療法は?
骨にできる腫瘍は、犬の場合
足にできることが多く、悪性(がん)である可能性が高いです。
骨折は小型犬に多い傾向ですが
腫瘍は大型犬ほどかかりやすいので要注意です。
症状と治療法
骨の腫瘍で多いのは
骨肉腫と軟骨肉腫で、どちらも悪性になります。
(中には骨腫という良性の場合もあります)
骨肉腫は、主に足の長い骨に起こる腫瘍で
臓器に転移しやすい危険ながんです。
軟骨肉腫は、関節の軟骨にできる腫瘍で
鼻や肋骨、股関節にも起こります。
症状としては、ケガをしていないのに
足を引きずったり歩行がおかしくなります。
これは、痛みがあるために
歩行の異常が見られるんですね(T_T)
治療法なんですが・・・
肺などに転移して命を落とす危険が高いですし
痛みもかなり激しいんです。
ですから、今のところ残念ながら
足を切断するという治療法しかありません。
切断後も、転移を防ぐために
薬物や放射線による治療が
行われることがあります。
最後に
骨の病気を見てきましたが、
骨折などのケガについては
小型犬が特に気をつける必要があります。
チワワやポメラニアンなど、
骨が細いですからね・・・
ソファーから飛び降りただけでも骨折しますし
滑りやすいフローリングだと、
転んだだけで骨折することはほんとうによくあります。
まずは、床にコルクマットを敷いたり
ソファーには飛び降りないよう
スロープや階段をつけるなど
対策をしてあげてください。
小型犬にはこのような階段を設置することで
骨折の可能性がぐんと減ります。
また大型犬は腫瘍に注意してあげたいですね。
普段から、健康チェックを行うなかで
足の骨をまんべんなく触ることも大切です。
骨折にしろ腫瘍にしろ発症してからだと
保険ではカバーしてくれません。
しかし手術となると、高額な医療費に
なってしまいますので、
早めにペット保険の加入は考えておいたほうがいいでしょう。