トイレのしつけを成功させるために必要なポイントをご紹介します。
犬がトイレのしつけを失敗して部屋に粗相をしてしまった時の対策や、粗相の掃除で注意するところ、トイレの失敗を叱ってはいけない科学的な理由や、しつけができないのはほめ方と叱り方が原因かもなどなど…
犬のトイレのしつけがうまくいかない飼い主さんに、盲点ともいえる注意事項やトイレのしつけを成功させるポイントを徹底解説させていただきます。
犬のトイレのしつけと粗相の掃除に要注意!
「あれ?僕どうしてここにいないといけないんだろう?」
愛犬のトイレのしつけをしているとき、気を長く持って、おおらかにしつけをしないといけません。
しかも、トイレの失敗を見つけても決して怒ってはいけないんですが…
これに関しては後ほど詳しく理由をご紹介します。
いろいろと気をつけてトイレのしつけを頑張っているのになかなか覚えてくれない場合もあります。
何度も繰り返される粗相に黙って掃除をしながら涙目になっている飼い主さんも多いでしょう(^^;)
「うちの犬はバカ犬なのかしら」
そう思ってしまうことも仕方ありませんが実はあなたのある行動を見せているから愛犬のトイレのしつけができない可能性があります。
ある行動とは?・・・・
あなたのお掃除をしている姿です!
おしっこなどの失敗を見つけたら、愛犬を無視して無言でお掃除をしてくださいと、当サイトでも申し上げてきました。
この行動は間違えていませんのでやはり粗相をしたところを見つけたら無言でお掃除してほしいんですが、その掃除している姿を愛犬が見ているとトイレのしつけが進まないことがあるんです。
これはなぜかというと、あなたが粗相を見つけたあと、すぐに雑巾をとりに行き、せっせと床を拭いたり、じゅうたんをトントン叩いて水分を吸い取ったり、消臭剤でシュッシュッと消臭している姿を見ると…
実は「ママがかまってくれている♪」と勘違いしてしまうかもしれないから
なんですね(゜o゜;!!
あなたの愛犬の目には自分がしたおしっこで、ママが一生懸命何かをしていると映ってしまう可能性があります。
わたしたちとしては臭いもつけたくないしシミになるのも嫌だということもあり少しでも早くきれいにしようと一心不乱に掃除をしてしまうことが多いです。
この姿を見ると、愛犬の方ではママが自分にかまってくれてる
と思ってしまうことがあります。
それでは、どうしたらいいのか対策を見ていきたいと思いますΣb( `・ω・´)グッ
愛犬のおしっこの失敗を発見した時の対策は?
もちろんこちらは、かまってるつもりもないしうんざりしながらお掃除をしているのに「かまってくれてる」と思うなんて、困ってしまいますよね(^^;)
これは、普段忙しくて一緒に遊んでくれる時間が少ない犬が勘違いしがちなことです。
毎日、必ず愛犬としっかり遊びスキンシップをとったり、心を通わせる時間を作るようにしてください。
そして、おしっこの掃除ですがおしっこの失敗を発見したら、まずほかの部屋に犬を移動させます。
もしくは、サークル内に入れて上から大きなバスタオルなどでおおってサークルの外が見えない状況にします。
要するに、なるべく早く愛犬を掃除の姿が見えない場所に連れていきそのあとでお掃除をするようにしてください。
こうすることで、愛犬に掃除の姿を見せないことができる上、犬としては急に一人ぼっちにさせられるので楽しくなくなります。
おしっこを失敗する=楽しくなくなる
ということも教えることができるので一石二鳥なんですね(^^)
今まで、なかなかトイレのしつけができず、そういえば掃除の姿を見せていたわ!という場合は、まず愛犬をほかの部屋に連れて行ってから掃除をするようにしてみてください。
愛犬のおしっこ掃除のやりがちな間違いとは
おしっこを同じ場所で失敗する場合、そこをトイレだと勘違いしてしまっている可能性があります。
それは、おしっこのニオイがそこに残ってしまっているからなんですね。
消臭については、カーペットの掃除方法など、後ほど詳しくご紹介します。
家の緊急臭い消しなどでもご紹介しているので参考にしてください。
わたしたちが、やってしまいがちな間違いとはトイレ掃除用の雑巾を作ってしまうことなんです。
おしっこの粗相をするたびにその雑巾を使って掃除するとなると雑巾自体におしっこのニオイがバッチリついているので、臭いをなすり付けているという状態になってしまいます。
おしっこを掃除するときの手軽な方法としてはトイレシーツなどをつかって、まずおしっこの水分をしっかり吸収して消臭スプレーで消臭するという方法があります。
万全ではありませんが、トイレ用の雑巾で掃除するよりは全然臭いが落とせます。
もし、もうすでにどうしても臭いがついて匂いが落とせない床があるという場合にはそこにブロックタイプのマットをひいてしまうのも1つの方法です。
↑↑こういうやつです。
汚れた場所を隠してしまうので手っ取り早くおしっこのにおいがする場所をなくすことができます。
良かったら参考にしてみてください(^^)
これからカーペットのお掃除について超簡単に抜け毛などを取る方法をご紹介しますが、もしお掃除に関しては必要がない場合はここをクリックして次の「犬のトイレのしつけで失敗を怒ってはいけない科学的な理由」にジャンプしてください。
愛犬の抜け毛やおしっこ。。カーペットのお掃除方法は?
カーペットについた抜け毛が取れない!じゅうたんにおしっこをした( ;∀;)
など、愛犬と生活しているとカーペットやじゅうたんは汚れるもの。。。
でも、「犬がいるから」とあきらめる必要はありません。
こんな方法でカーペットがスッキリ!というお掃除方法をご紹介します(^^)
カーペットは足の裏の汚れやほこりが一番つきやすいところです。
また、犬を飼っていれば必ず抜け毛が落ちてしまい、それがカーベットに絡んでしまって、掃除機で頑張って吸い取ってもなかなか取れないというお悩みがあると思います。
これは仕方ないですよね(´・ω・`)
そこで、粘着ローラーを手元に置いてコロコロとこまめに掃除するというご家庭もあるんじゃないでしょうか?
でも粘着ローラーでもとれなかったり、ローラーの粘着力がすぐなくなってしまって綺麗に抜け毛が取れないということもありますよね。
「犬を飼っているんだから抜け毛や汚れは仕方ない」
あまり神経質になるんだったら仕方ないと割り切るのも一つの方法ですが、簡単な方法で驚くほどきれいに抜け毛が取れるとしたら・・・
綺麗な空間で気持ちよく過ごせるんじゃないでしょうか(^^)
ということで、○○を使ってカーペットに絡みついてしまった愛犬の抜け毛をあっという間にきれいにしていきたいと思います!
この○○とは・・・
滑り止めつきの軍手です!
ホームセンターなどで売っているいぼいぼのゴムがついている滑り止めつきの軍手ですね♪
これこれ!
こういう滑り止めのゴムがついている軍手です♪
これを使うと、掃除機でとりにくかった抜け毛が気持ちよいほど簡単に取れてしまいます。
掃除の仕方は、滑り止めつきの軍手をはめた手でカーペットの毛足に沿って表面をこすり抜け毛を集めます。
これで集まった抜け毛をまず取り除いてください。
次に、毛足の向きの反対から毛足を立たせるようにしてこすります。
毛足を逆なでるようにこすることでカーペットの根元に入り込んでしまった抜け毛も取れていきます。
これだけでとても簡単にカーペットについてしまった抜け毛がごっそりと取ることができます♪
仕上げに、以前ご紹介した「食塩」を使って掃除機をかけるとダニ予防にもなるし細かいゴミまで綺麗に取れてさらにバッチリですΣb( `・ω・´)グッ
じゅうたんにおしっこをされたときは?
トイレのしつけができている子でもじゅうたんやカーペットに粗相をしてしまうことがあります。
ましてや、まだトイレトレーニング中であれば、じゅうたんやカーペットにおしっこをしてしまうことがあるでしょう。
おしっこされたくないじゅうたんやカーペットこそよく粗相をされてしまうものです(^^;)
そしておしっこのにおいが残っていると、そこをトイレと勘違いして何度もおしっこをする場合があります。
じゅうたんやカーペットにおしっこをされたとき注意したいのは
- 一刻も早く対応する
- 騒がないで淡々と処理をする
この2点が重要です!
おしっこのニオイをとらないといけないから洗剤を使って・・・
これでもいいんでしょうが、今回は多少なら愛犬がなめてしまっても大丈夫なもので安全安心にニオイの元まで取りたいと思います♪
使うものは重曹(じゅうそう)!
パンやケーキを膨らませるのに使われているものです。
食用のものでもいいですし、お掃除用のものでもいいですね♪
愛犬が粗相をした場所を発見したら、時間がたつほど落ちにくくなります。
まずティッシュペーパーなどで叩くようにして水分を拭き取りましょう。(ゴシゴシこすらないほうがいいです)
次におしっこをしたところ全体に重曹を振りまいてください。重曹がにおいや汚れを吸着します。
少し時間をおいてから、掃除機で重曹を吸い取ります。(完全にニオイをとりたい場合は丸一日くらい置きます)
しっかり重曹を掃除機で吸ってしまえばこれでバッチリニオイと汚れが落とせます。
ただ、ここで注意なのが、たいていのカーペットは大丈夫ですが中には重曹で色落ちをしてしまうじゅうたんやカーペットがあるので、目立たないところで重曹をまいて色落ちするか確認したほうがいいかもしれません。
これで、カーペットやじゅうたんは綺麗です( ´∀`)bグッ!
きれいで気持ちよいカーペットに愛犬と一緒に横になって安心してたわむれられますね♪
抜け毛や粗相したときのお掃除の参考にしてもらえると幸いです。
犬のトイレのしつけで失敗を怒ってはいけない科学的な理由とは?
愛犬にトイレのしつけをしていると何度もされてしまうのがトイレの失敗です。
失敗は仕方ないと思いつつも、何度も何度も失敗されるとイライラしちゃうでしょう。
「いったいいつになったらトイレを覚えられるの!?」と怒りの感情が起きてしまうかもしれません。
トイレではない、間違えた場所におしっこをしてしまったら「ちゃんと叱りましょう」と書いてある本も見受けられます。
ただ、犬を叱るタイミングは現行犯の時以外は意味がないので、叱るとしても後から叱るのはやめてください。
犬は大変頭がいい動物ですが過去のことを今に結び付けることは困難です。
だいたい言葉が通じませんからね(^^;)
わたしたち人間だって、全く言葉がわからない外国に行ったとき、知らずに何かをしでかしていて、後から現地の人に怒られても怒っていることがわかるだけで何がいけなかったのかわかりませんよね?
しかも、自分より体が大きくていかつい風貌の人から激しく怒られてしまったら・・・
「う・・なんかめっちゃ怒られてる・・orz」
こうなると、何をしても怒られるような気になり、委縮してしまうんじゃないでしょうか。
あなたが怒ると、あなたの愛犬はこれと同じ気持ちになります。
犬を叱るときは現行犯だけ!
トイレの失敗の場合、おしっこを発見してから「ダメでしょ!」「いけない」と叱ったとします。
すると、「おしっこ」=「いけない」と理解してしまう可能性が高くなります。
それでは現行犯で叱れた場合はどうでしょう。
「ここでおしっこ」=「いけない」⇒トイレでおしっこしよう
こう思えるでしょうか?
実際は、前の場合と一緒で「おしっこ」=「いけない」と思ってしまう可能性の方が高いんですね(´・ω・`)
「ボクがおしっこをするとママに叱られるんだ」
こう愛犬が受け取ってしまったらあなたの前でおしっこをしないようにします。
トイレの場所はあなたから見えるところですからトイレでおしっこをしようとは思わないでしょう。
物陰や、ソファーの下、タンスの裏側などあなたから隠れておしっこをできる場所を探すようになります。
これではトイレのしつけどころではありませんよね!
おしっこをしたいという「排泄」は自律神経によってコントロールされています。
自律神経は心理的なストレスに大きく影響を受けやすいものなので、どんどんおしっこのリズムが乱れ
、所構わずおしっこをしてしまうという問題行動に発展することもあります。
問題行動にならないためにも、トイレを失敗してしまったとしても叱らないほうがいいということです。
そして、トイレでおしっこができた場合は、3秒以内にしっかりほめて「トイレでおしっこをするとママが喜ぶ」ということを教えてあげましょう(^^)
トイレのしつけができないのはほめ方と叱り方が原因かも?
ほめるというと、どんなほめ言葉がいいか?と悩んでしまうことがありますが、統一することが大切です。
ほめるときはいつも決まったほめ言葉を使う
まずこれを徹底してください。
サークル内ではトイレをトイレの場所でできるようになったけど、サークルから外に出して遊んでいるときはトイレじゃないところで粗相をしてしまうということがあります。
トイレがしたくなるタイミングでご紹介したように、遊んだあとや興奮したあとというのはトイレをしやすいタイミングなんですね。
だから、サークルから出して遊んであげた後はおしっこをしたくなる場合が多いので、粗相をする可能性も上がります。
「サークル内ではちゃんとできるのにサークルから出したら床やカーペットにおしっこをしちゃうんだから(`・д・´)」
こうなってくると・・・
だんだんあなたのストレスも溜まってついイライラしたり、怒鳴ってしまうこともあるかもしれません(´・ω・`)
でも、ここで一度あなたの愛犬をよく観察してみてください。
- あなたの愛犬は、ほめてもらった時嬉しそうですか?
またあなたの行動も見直してみてください。
- サークル内でおしっこができたときにあなたはほめていますか?
- 叱るタイミングは間違っていませんか?
もし、愛犬がほめられてもうれしそうじゃないという場合は、あなたのほめ方と叱り方で
愛犬に伝わっていない可能性があります。
トイレのしつけはほめるタイミングが大切!
愛犬があなたにほめられても嬉しそうじゃないのは、あなたのほめるタイミングがずれているからかもしれません。
犬は、あなたにほめられたことがわかるとそれをいいことと経験しますから、同じことをやって褒められようと思います。
トイレも同じです。
「なんかこの場所でおしっこをするとママにほめてもらえるみたい・・・ほめてもらうにはここでおしっこをすればいいんだ」
このように、犬は「トイレで用を足すもの」とおぼえていくのではなく「ほめてもらうことをする」=トイレでおしっこをするという考え方をしています。
ですから、わたしたちがほめるタイミングがずれてしまうと愛犬に伝わらないんです。
ほめるタイミングはすぐ!
3秒以内にほめることが重要です。
大きな声を出す必要はありませんが、いつもよりワントーン高い声でわかりやすい短い単語でほめてください。
最初のうちはおやつなどをあげてわかりやすくしてあげるのもいいでしょう(^^)
もちろん、サークルの中にいるときもトイレシーツの上でトイレができたらほめてあげてください。
そして、ちょっと難しいのは叱るタイミングです。
叱るタイミングも間違えてしまうとなぜ叱られているのかが分からないです。
してはいけないところでおしっこをしたら0.5秒以内に叱ってください。
0.5秒ですから、粗相をし終わった後に叱るのでは完全にタイミングが遅いんですね。
叱るときは粗相をしている間に叱らないと意味がないので、そのタイミングを逃してしまった時は叱らないでください。
この叱るときも声のトーンに注意します。
いつもより低い声で短い言葉で叱りましょう。
犬が「叱られた!」と認識したときは
- 動きが止まる
- 耳が下がる
- 鼻を舐める
- あくびをする
- お腹を出す
- 姿勢を低くする
このようなしぐさや行動が見られます。
もしこのようなしぐさが見られたら理解したんだなと思ってください。
叱る場合は0.5秒以内でないと叱る意味がないんですが、トイレの失敗は、基本的に叱らないほうがいいです。
愛犬のトイレのしつけはおおらかに
犬はトイレのしつけが完璧な子でも興奮した時とか、甘えたい時、服従の態度を示す時などにトイレ以外でおしっこをします。
ですから、「トイレのしつけをちゃんとしないと」と神経質に考えすぎたり、粗相をすることに対してイライラしないようおおらかな気持ちで接していくようにしましょう。
人間もそうですが、犬も叱られるのは嫌いです。
あまり叱り過ぎると、委縮してしまうのでその後の性格が臆病になったり神経質になったり、逆に凶暴になったりと素直な性格じゃなくなることもあります。
また、もし家族で飼っている場合は人によって対応を変えてしまうと犬も混乱してしまいます。
パパは許してくれるしママは無言で片づけるしお姉ちゃんは怒るし弟は騒いでいるし・・・
このように家族みんながばらばらだと、いいことといけないことの区別をつけられないので混乱するんです。
- 叱っていいのは粗相をしているときだけ
- 粗相のあとを見つけたら怒らないで片づける
- ちゃんとトイレでしているのを見たらすぐほめる
- ほめるとき叱るときの声のトーンに気をつける
- ほめる時と叱るときの言葉を決めておく
これらのことを家族で話し合っておくといいでしょう(^^)
トイレのしつけがうまくいくには愛犬だけでなくあなたの努力も大切です。
ほめ上手、叱り上手になって頑張ってみてくださいΣb( `・ω・´)グッ
もしも、一生懸命頑張っているのにトイレを全く覚えない場合は、もしかしたら病気の可能性も疑ってみましょう。
犬のトイレのしつけ~もう一つのポイント
愛犬のトイレのしつけが失敗したのかしら・・色々なところでお漏らししてしまうのはなぜ?
など、トイレトレーニングでお悩みの方も多いと思います。
ワンちゃんがおもらしをしてしまう原因とその対策についてご紹介してきましたが、最後にポイントをまとめたいと思います。
愛犬にトイレを早く覚えてもらいたい
飼い主としたら部屋のいろいろなところでお漏らしをされてしまうのは避けたいですよね(^_^;)
一生懸命教えているのになかなか覚えない。
そんなトイレのしつけを失敗してしまうワンちゃんの原因をまず考えてみましょう。
トイレトレーニングをしているのにもかかわらず、トイレで排泄ができない理由は大きく分けて2つ考えられます。
1.トイレで排泄することを理解できていない。
2.しつけはできているけど精神的なものでお漏らしをする。
今回は、1のトイレで排泄することを理解できないに注目し、トイレのしつけをする上で押さえておきたいポイントをご紹介していきます。
「トイレで排泄」を理解できていない
飼い主さんは一生懸命トイレトレーニングをしていると思います。
それなのになかなか覚えてくれず、部屋のいろいろなところで排泄してしまうのはワンちゃんが「トイレで排泄する」ということを理解できていないのかもしれません。
まじめにしつけようとする飼い主さんに特に多いんですが・・
いい方法をネットなどで色々探して次はこの方法でやってみよう!とチャレンジを繰り返す。
この場合、一つの方法でワンちゃんに教えている期間が短いのが原因になっている可能性があります。
すると、ワンちゃんが覚えられていない(理解できていない)前に、次の方法を試す形になってしまうんですね。
ですから、「この方法!」と1つに決めたら最低でも2~3ヶ月は続けてください。
トイレを覚えるまでの期間は個体差がとても大きいです。
2週間で覚える子もいれば2ヶ月たっても覚えられない子もいます。
飼い主さんにとって大切なのは気長に教えていくということ!
飼い主さんがあせってしまうとどうしてもワンちゃんが粗相した時にイラッとして叱ってしまうことになりかねません(T_T)
まずは、気長に何回も教えていくというところが大きなポイントになります(^^)
人によっては「叱らないと覚えられないから叱る」という人もいます。
でも、さきほどお伝えしたように、犬は怒られていることはわかりますがどうして怒られているかはわからないんですね。
すると、粗相をしているという感覚がワンちゃんにはありませんから、おしっこすることを怒られていると勘違いして隠れてトイレをするようになることがあるんです。
これではトイレトレーニングどころか逆効果になってしまいます。
トレーニング中に粗相をしてしまった時は
何も声をかけずに目も合わせずに淡々と黙々と片付けをしてください。
そして、叱るよりもほめるほうが成功率が高くなるので、ちゃんとできた時にほめる方法で教えていきましょう(^^)
犬のトイレの仕方の効果的な方法
ネットで調べるといろいろな方法が出ていると思います。
どの方法がいいのかは、あなたや愛犬の生活パターンで無理なくできるものがいいと思います。
ただ、難しい方法を行なわなくても
トイレでできたら褒めまくる
粗相をしたら黙々と片付ける
この2つを徹底することが基本になります。
そしてここでのポイントですがトイレトレーニングができるまでいろいろな部屋に行かせないという点にも注意してください。
範囲が広くなればなるほど、トイレという限られたところで必ずおしっこをすることが難しくなるんですね(^_^;)
トイレトレーニングができるまでは1つのお部屋から出さないように訓練しましょう。
トイレトレーニングは飼い主さんの気持ちの持ち方も大切です。
くれぐれも、気長に前向きに粘り強く愛犬に教えてあげてくださいね♪
こんにちわ。チワワ 9歳 ♂を飼っています。
10月末に引越し、11月中旬に隣が改築工事開始、年末から車で帰省約4時間といった状況でした。
現在、急にキャンキャン泣く、散歩は行くが家に帰ってきたら尻尾を下げて部屋の隅っこ。餌も私が居ない時にこっそり食べてる様子。獣医行きましたが原因不明だか首辺りが痛そうな仕草があり少量の痛み止めもらいました。
声をかけて数時間後には普通に戻る感じです。
どんな対応すれば良いのかわかりません。よろしくお願いします。
はじめまして。
管理人の神楽と申します。
コメントをいただきましてありがとうございました。
状況を詳しくお教えいただいたので助かります。
ご質問についてですが・・・
お引越しや、改装工事、帰省など、ワンちゃんの環境が色々と変わったご様子ですね。
キヨシ様も、お気づきになられている感じがしますが、最初はストレスによるものかな?と思いましたが、ストレスによる行動だとしたら、トイレができなくなり、あちこちにおしっこをしてしまうとか、いつもはしなかったいたずらをするようになるという行動が見られます。
そういったご様子はないのでしょうか?
いただいたご質問を見る限りはお書きいただいていませんが、このページをご覧になっているということは、おしっこを失敗するようになった可能性もありますね。。。
ワンちゃんの行動を見ますと、
急にキャンキャン泣く⇒キャンキャン高い声でなくときは痛みやおそれを感じているとき
であり、
尻尾を下げて部屋の隅っこに行く⇒やはり恐れを感じているとき
の行動ですので、環境の変化によって、ストレスよりも不安感が強いのではないかと思います。(おしっこを失敗しているとしたら、ストレスもかかっているでしょう。)
9歳というと完全に大人になっていますので、子犬よりも環境の変化に対応するのが難しかったのかもしれません。
ワンちゃんが不安を感じているときは、あまりこちらからアプローチはせずに、そっとしておいてあげる方がいいです。(放置ではなく、あくまで見守りモードで接するという意味です)
また、不安を感じている間は、怒ったり叱ったりするのは控えるようにしてください。
おしっこを失敗しても、怒るのはダメ(乂・д・`)無言でちゃちゃっと片づけてくださいね(^^)
声をかけて数時間後に普通に戻る感じでしたら、普通に戻ったときに笑顔で優しく接してあげると、不安感やストレスが消えるのが早いです。
また、お食事もキヨシ様がいないときに食べているのなら大丈夫、問題ありません。
不安感が消えて、落ち着きを取り戻せば、以前のように食べるようになると思います。
ただ、10月のお引越しから考えて、3か月くらいの間、落ち着かない状況が続いていたようなので、焦らないで長い目で優しく見守ってあげたほうが良いのではないかと思います。
その子の性格にもよりますので、期間は何とも言えませんが、「戻るまでに数か月かかる」という気持ちでいたほうがいいでしょう。
とにかく、笑顔で接してあげることが大切です。
獣医さんにみていただいていたとのことなので、病気や怪我ではないという判断でお話しさせていただきますが、首のあたりを痛そうな仕草をするという点が気になりますね。。。
最近、首輪を変えたとか、帰省中にいつもとは違う人が散歩をさせたということはありませんでしたか?
チワワなどの小型犬は、高いところから飛び降りただけで足を骨折することがあるくらいですから・・・
とりあえず、痛そうにしている間は首に負担をかけないように考えてあげるといいんじゃないでしょうか。
首輪にリードをつけるのではなく、ハーネスタイプにしてみるというのも一つの方法かもしれません。
私の考えつくことをご提案させていただきましたが、参考にしてもらえることはあったでしょうか。。。
少しでも早く、キヨシ様と、ワンちゃんが以前のように楽しく生活できるようになるといいですね♪
ワンちゃんが早く不安が消えて、元気に復活できるようお祈りしています(*^人^*)