犬の性格は飼い主に似る?それとも遺伝?何で決まるの?

の性格は遺伝なの?それとも飼い主次第?育て方?

犬の性格はどうやって作られていくのかをご紹介します。

比較的性格が穏やかだったり、優しいなど「飼いやすい」と思われる犬種を

性格とともに写真付きのランキング形式でご紹介しています。

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「僕たちは訓練されたからこんな立派なんだぜ(+・`ω・´)キリッ」

犬にも色々性格がある!飼いやすい犬ってどういう子?

犬にも私たちと同じように性格があります。

犬を飼い慣れている方なら、
ある程度どんな性格の犬に対しても対応し
しっかりしつけをして家族の一員として暮らしていけるでしょう。

しかし、初めて犬を飼うという方だと
性格によっては犬に振り回されてしまうかもしれません。

もちろん飼いやすさというのは、
性格だけで決められるわけではなく、
住んでいる家の広さや環境、
生活のパターンや飼い主さんの
取れる時間や体力など、色々な要因を考える必要があります。

例えば、
やんちゃで頑固でしつけがしにくい子だと
困惑する機会が増える可能性があります。

それなら、性格的に穏やかで
温厚な性格の犬を選ぶのもアリだと思います。

性格的に穏やかな犬と言うのは

  • 人にも犬にも社交的
  • 人間が好き
  • 忍耐強い
  • 平和主義 など

の特徴があります。

ただ、穏やかな性格ですから、番犬には向いていません。

さらに言えば、
訓練が好きな知的な犬であれば、
しつけがしやすいですし、
自立心のある子ならお留守番ができます。

このように犬の性格を見極めることが大切です。

後ほど詳しくご紹介しますが、
犬の性格はその後の生活で大きく左右されるものです。

ただ、
やはり持って生まれた犬種独特の気質や
個体の気質と言うのがありますので、
元々穏やかな性格の子とか
やんちゃでエネルギッシュな子など、
元からの性格というのも考えておいた方が良いと思います。

犬の性格を見極めるには、
ペットショップで選ぶ方法だと
ちゃんと性格を見極めるのは困難かもしれません。

ブリーダーさんのところから購入すると
ブリーダーさんはその子の
両親の性格も知っていますし、
兄弟犬と戯れている時や
1人で遊んでいるときに性格がわかりますから
その犬の性格がわかりやすいです。

飼いやすい犬種ランキング

体の大きさに分けて、
飼いやすいと思われる犬種の
ベスト5をランキングでご紹介します。

今回ご紹介するのは
犬種から見れる性格で順位をつけています。

比較的初心者でも飼いやすい
と思われる犬種を優遇して上位にさせています。

日本の住宅事情や犬種の運動量などを考えると
やはり小型犬は買いやすいと思われる犬種が多いです。

なので、小型犬はベスト5のほかにも
人気犬種をいくつかご紹介しています。

飼いやすいかどうかは、
住宅の事情や飼い主さんの性格や
生活スタイルにもよりますので、
あくまで参考程度でご覧ください。

飼いやすい理由として、
簡単に性格もご紹介していますが、
当サイトでは犬種別のもっと詳細な性格
などの情報をご紹介しているので、
検索窓に犬種名を入れて探してみてください。

犬は全般的にそうですが、
特に中型犬や大型犬など、
運動量が必要な犬は、
運動不足になるとストレスがたまり
精神的に不安定になりやすいのでご注意ください。

※注釈がない写真は全てウィキペディアより引用させていただいています。

【大型】

 ゴールデン・レトリーバー


<犬種の性格>
おとなしくて楽天的
人間が大好き
温厚な平和主義者
運動量:60分を2回

 

 ラブラドール・レトリーバー


<犬種の性格>
温厚従順
優しい平和主義者
とても賢い
運動量:60分を2回

 

 オーストラリアン・シェパード 


<犬種の性格>
陽気で優しい
主人に忠実
勇敢で知的
運動量:60分を2回
写真引用:http://www.1zoom.me/ja/wallpaper/309979/z2415.6/

 

 ラフ・コリー


<犬種の性格>

知性が高い
優しくて温和
家族に愛情深い
運動量:60分を2回

 

 バーニーズ・マウンテンドッグ


<犬種の性格>
物怖じしない
優しくて知的
どっしりとかまえる
運動量:60分を2回

 

【中型】

 ボーダー・コリー


<犬種の性格>
知性が高い
無邪気で人懐っこい
優しくて我慢強い
運動量:30分を2回

 

 アメリカン・コッカー・スパニエル

<犬種の性格>
楽天家で陽気
人なつっこい
しつけしやすい
運動量:20分を2回

 

 ビアデッド・コリー


<犬種の性格>
家族思いで甘えんぼう
留守番ができる
活動的
運動量:60分を2回

 

 ウィペッド


<犬種の性格>
飼い主に従順
忠実で愛情深い
知的でトレーニング好き
運動量:30分を2回
写真引用:https://bowwowinsurance.com.au/dogs/dogs-breeds/whippet/

 

 日本スピッツ


<犬種の性格>
陽気で遊び好き
飼い主には甘えん坊
人見知りが激しい
運動量:30分を2回

 

【小型】

 マルチーズ


<犬種の性格>
優しくて甘えん坊
抱かれることが大好き
けっこう活発
運動量:10分を2回

 

 ミニチュア・ダックスフンド

<犬種の性格>
飼い主が大好き
甘えんぼう
やや神経質
運動量:30分を2回

 

 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

<犬種の性格>
優しくて社交的
穏やかで友好的
好奇心旺盛
運動量:20分を2回

 

 シェットランド・シープドッグ

<犬種の性格>
優しくて辛抱強い
飼い主に従順
好奇心旺盛
運動量:30分を2回

 

 トイ・プードル

 

<犬種の性格>
とても賢い
飼い主家族に従順
遊び好き
運動量:20分を2回

 

ウェルシュ・コーギー
<犬種の性格>
温厚従順
人間が大好き
留守番ができる
運動量:30分を2回

 

ミニチュア・シュナウザー
<犬種の性格>
好奇心旺盛
愛情深く知的
厳格
運動量:20分を2回

 

チワワ


<犬種の性格>
マイペース
比較的留守番ができる
無邪気で遊び付き
運動量:10分くらい

 

ヨークシャー・テリア
<犬種の性格>
エネルギッシュ
飼い主といると強気
甘えんぼう(寂しがり屋)
運動量:10分を2回

 

シー・ズー
<犬種の性格>
喜怒哀楽の表情が豊か
頑固
ナイーブ
運動量:10分を2回

 

柴犬
<犬種の性格>
主人に忠実
献身的
警戒心が強い
運動量:30分を2回




犬の性格診断とは?

愛犬の性格をいくつかの質問に答えて
チェックする性格診断があります。

当サイトでは

おとなしさがわかるタイプがわかる性格診断

わがまま度がわかる10項目でわかる性格診断

甘えん坊度がわかる依存心をチェックする性格診断

をご紹介してきました。

簡単にできるテストなので、
良かったら性格診断テストをしてみてください。

 

そして、子犬に対して行う
大まかな性格をつかむためのテストとしては
ヴォルハードの子犬性格テスト
(Volhard’s Puppy Aptitude Testing)
というものがあります。

どんなテストかを簡単にご紹介すると、

  1. 犬の名前を呼び自分の方に呼び込むテスト
  2. 歩き回って子犬がついてくるかどうかのテスト
  3. 子犬を30秒間ホールドしてどう行動するかのテスト
  4. 子犬をゆっくり撫で甘え具合を見るテスト
  5. 子犬を後ろから抱き上げてホールドしてみるテスト
  6. 物を投げて、子犬が取ってくるかのテスト
  7. 子犬の指の間にある皮膚をつまみ反応するまでの時間を見るテスト
  8. 急な物音にどう反応するかを見るテスト
  9. タオルなどを子犬の前で動かしてみるテスト
  10. 傘を開き置いた傘にどう反応するかを見るテスト

これらのテストを6段階に分けて採点して
どのようなタイプの性格かを判断します。

どのようにテストしていくかがわかる動画はコチラです。

テストの診断結果から得られる性格としては

  1. リーダーになるための地位を上げたいと強く思う性格
  2. リーダー願望があり従順性がない性格
  3. 活動的で運動を必要とする性格
  4. しつけがしやすく初心者にオススメな性格
  5. 怖がりで人見知りが激しい性格
  6. 独立心が強く人の存在を必要としない性格

などを判断していきます。

ご紹介したテストの中で
1~5までの省略型を
「キャンベルテスト」と言われています。

犬の性格は何で決まるの?犬の性格基礎知識

ヤンチャな性格や臆病な性格、
お調子者にクールな子・・・

わたしたちと同じように犬にもそれぞれ
いろいろな性格があります。

この性格ですが、一体何によって
決まっていくんでしょうか?

犬の性格が決まるには、いくつかの要素が
からみ合って決まっていくと考えられます。

その要素とは

犬種の特性

親からの遺伝

もともとあった気質

赤ちゃんの時の環境

育てられ方

年齢

家族構成や環境

性別(男の子か女の子)

これらの要素が犬の性格を作っていくと考えられます。

【犬種の特性】

犬はもともとわたしたちの生活の
手伝いをするなどの目的があって
作り出されてきました。

愛玩犬は人間に可愛がれることが役割です。

ですから友好的で穏やかな子が多いです。

小型犬でも、ダックスフンドやビーグル
のように、小型の猟犬として作られた犬種は
勇敢で機敏、粘り強く活発ですが
吠えるのも大切な仕事だったことを
忘れてはいけません。

牧羊犬となると、家畜の誘導や保護
が役割ですから、スタミナがあり
聡明で活動的です。

鳥猟犬は人間が銃で射止めた鳥を
湖だろうが山の中だろうが、探して
回収してくるのが役割ですから
活動的で従順、優しく攻撃性が少ない
という性格が特徴です。

【親からの遺伝】

親からの遺伝は、わたしたちと同じ感じ
に考えてもらえばいいと思います。

親のDNAを受け継いでいるので
良心のどちらかが持つ性格も受け継ぎ
性格的に似ることが考えられます。

性格のほか、
遺伝からは体型や被毛の質
ルックスや病気も遺伝します。

【もともとあった気質】

同じ親から生まれた兄弟であっても
生後まもなくから性格の違いは
あらわれてきます。

これは親から遺伝する段階で
性格を決めるDNAの違いによるもので
もともとあった気質と言われるものです。

アメリカで大評判になった
「犬が教えてくれる新しい気づき」の著者である
モンクス・オブ・ニュースキートによると、

1腹の中には必ず一匹狼、攻撃的な子、引っ込み思案の子がいる

といっていますので、
それぞれが気質を持って
生まれてきていると考えられます。

【赤ちゃんの時の環境】

犬の性格は子犬の時期の環境が
その後の性格にかなりの影響を与えます。

というのも、赤ちゃんの時期に
犬社会のルールを知るからです。。

ある一定の時期(社会化期)までを
親や兄弟犬と過ごせるかで、
親からしてはいけないことについてや
兄弟犬から噛む力を教わります。

また犬同士の挨拶の仕方や
コミュニケーションをとる方法
も学んでいけるため、この時期に
親や兄弟と過ごした犬は
友好的で社交的な性格になることができます。

しかも、
犬はもともと群れで生活していたので
子犬の時期にすぐ独りぼっちにされると
不安になってしまいます。

親犬や兄弟犬に囲まれて育つと
精神的に安定しやすいため
性格にも良い影響があると考えられます。

【育てられ方】

性格を見るときに遺伝や気質など
もともとあった先天的な要素もありますが
飼い主の育て方によっても
大きく違いが出てきます。

  • 叱られることが多い
  • しょっちゅう怒鳴られている

このような犬は、おびえることが多く
臆病で、神経質で反抗的な性格になりやすいです。

また、甘やかして育てると

  • 飼い主の言うことを聞かない
  • 飼い主以外になつかない
  • わがままで攻撃的になる

このような性格になりやすくなります。

これは犬が悪いわけではなく、
甘やかしていたがゆえに、
犬が飼い主よりも自分の方が上位だ
と思ってしまっています。

いけないことをしたら
ちゃんとその場で叱って、
よくできたらしっかりと褒める。

しつけは、犬が人間社会で
快適に生きていけるための
ルールを教えることですので、
犬のためを思ったらちゃんと教えてあげないといけません。

犬がのびのびと陽気で
人間好きな性格になるためにも育て方は大切です。

【年齢】

2歳

これが犬にとって、子供と大人の境目
と思ってもらって良いです。

これは特に大型犬にはっきりみられますが
2歳まではものすごくやんちゃさんだったのに
2歳を過ぎたらぐっと落ち着いた
ということがよくあります。

おとなになって落ち着いたということです。

そして今度は年を重ねて
シニア犬になっていくと…

人間の高齢者と同じような性格があらわれます。

基本的に穏やかだけど、
急にわがままになって怒りだしたり
頑固になって言うことを聞かなくなったりします。

体力的には衰えるので
以前のように動き回ることが少なくなり
ゆったりとした動きになるので
性格的に穏やかになる反面
ホルモンのバランスが崩れやすくなり
情緒が不安定になることがあります。

もともと穏やかな性格の犬ですと
さらに飼い主になつくようになったりします。

【家族構成や環境】

育てられている環境によっても
犬の性格にかなりの変化が出てきます。

一人暮らしの人に飼われている子は
留守番が多いため、
陽気で明るい性格だったのに
ストレスで破壊神になってしまうこともあります。

犬種の気質で、お留守番ができる
自立心が強い犬種などがあるので
全てに犬の性格に影響がある
という訳ではありません。

でもお留守番が苦手な子に
多くお留守番をさせてしまうと
それが大きなストレスになって
犬の性格に影響があります。
※これに関しては後で詳しくご紹介します。

落ち着いた熟年夫婦に飼われていたので
陽気で明るい子が、落ち着いて
穏やかな性格になったなど
家族構成で環境も変わりますから
それによって性格も変わってきます。

【性別(男の子か女の子)】

男の子と女の子によって、性格は変わります。

もちろん個体差が大きくありますが
一般的には

男の子はやんちゃで行動的

女の子はおとなしい子が多い

と言われています。

しかし、これは通常の時期で
年に2回ある発情期のときは違います。

ヒート(発情)中は、情緒が不安定になり
普段はおとなしい性格の子でも
イライラして唸ったり噛みつく子もいます。

そして、ヒート中は特有の匂いである
性フェロモンを発しています。

この匂いを嗅いでしまうと
普段おとなしい性格の男の子だったとしても
繁殖行動のことしか考えられなくなり
食欲を失ってなにも食べなるとか
数メートルのフェンスをよじ登るとか
普段からは考えられない行動をします。

これは犬の性格が
変わったわけではありませんが、
ヒートの匂いは私達にはわかりませんから
「急にどうしたの?」と
びっくりしてしまうかもしれません。

やんちゃで行動的な男の子
だったとしても、去勢をすると
攻撃性が弱まるので、
散歩中にトラブルが多いタイプの子は
去勢をすることで
おとなしい性格の犬に変わったと
感じるかもしれません。

 

そしてこれらに加えて、
犬の抱き方によっても
性格が形成されるという説があるんですね。

【犬の抱き方について】

犬を抱くとき、
人間の赤ちゃんをだっこするような抱きかた
(後ろ足をしっかりホールドしている)
をしている方を見かけますが、
それだと犬は足先に力をかけられるので
突然飛び跳ねられることがあります。

犬にとっても危険ですし、
あまり適切な抱き方とは言えません。

基本的に、犬を抱くときは
犬の足の先が4本ともだらりと
下がっている状態が適切な抱き方です。

犬の大きさにもよりますので、
細かい腕の回し方などの決まりはありませんが、

  • 犬の体がふだんと同じように水平に近い状態になっている
  • 4本の足がいずれもだらりと下がっている

この状態になるように抱っこします。

片方の腕で胴体の下に回して、
もう片方の腕で腰から
お尻のあたりを支える。という格好です。

イメージがわからないという方は
「https://youtu.be/ivKpR-pEcls」
こちらの動画のちょうど3分(3.00)
のところを見ていただくと良いと思います。

この状態で抱くと、
犬は自分の体が宙に浮いた感覚があるので
自然と抱いている人に頼り、
力を抜いて身をゆだねる気持ちになります。

このような抱き方が続けば、
飼い主と犬との信頼感が
自然に増していきますので、
犬が穏やかな精神状態で過ごせるようになり
性格にも影響するということです。

性格はあとから変化する要因が大きい

このように、具体的に犬の性格が
決まる原因についてみてみると
成犬になった時の性格は
先天的なものより後天的な要因
のほうが影響力が大きい
ということがわかりますね(^^)

ですから犬の性格は変化する
というふうに考えてもらっていいと思います。

ただ、性格と勘違いしやすいのが
その子のストレスによる心の変化です。

これは性格というよりも、
与えられたストレスによって生じた
心の問題なんです。

心の問題によって出てきた行動には

  • 強迫性異常症(意味のない行動を繰り返す)
  • 攻撃行動(噛みつく、吠える)
  • 恐怖症(怯える、暴れる)
  • 分離不安(留守番中に吠える、壊す)
  • アルファシンドローム(飼い主の言うことを聞かない)

などがあります。

これは言ったら、その子の性格
というわけではなくて、
育てられ方や環境によって
受け続けたストレスによるものです(´・ω・`)

これは愛犬の性格が悪くなったとは考えないであげてください。

愛犬の性格が変わったとか、
いうことを聞かなくなったという時は
しつけを見直したり、
ストレスを取り除くことで
成犬だったとしても今の性格を変えてあげることは可能です。

犬の性格は飼い主に似るって本当?

私達が犬を選ぶとき、無意識に
自分と似ている犬を選ぶ人が多い
という研究結果があるそうです。

ですから、飼い主に似てくる以前に
なんらかで自分に似ている犬を飼っている可能性は高いです。

また、
食べることが大好きな飼い主の場合は
どうしても犬に多めのフードをあげるので
犬も肥満になりやすいということがあります。

精神状態が不安定な飼い主だと
愛犬に対する態度も安定しないので
犬も精神的に不安定になりやすかったりします。

やはりずっと一緒に生活しているので
生活スタイルや考え方、
持つ雰囲気などが似てくるのは
必然であるといえるでしょう。

穏やかな性格の犬に育てるには?

穏やかな性格の犬と言うのは、
子犬の頃の気質で言えば
先ほどご紹介した ヴォルハードの
子犬性格テストの診断結果の中で
「しつけがしやすく初心者にオススメな性格」の犬です。

しかしそのあとの育て方でも、
穏やかな性格の犬にすることも可能です。

犬を穏やかな性格にするには

飼い主がしっかりしたリーダーになる

無理強いしない範囲で多くの交流を経験させる

穏やかに接する

愛情をちゃんと伝える

この4つが重要になります。

【飼い主がリーダーになる】

犬は強いリーダーの元にいる時が一番安心できる時です。

飼い主であるあなたを
リーダーとして認めていると、
犬は穏やかな気持ちでいれるんですね。

リーダーになるためには、
犬の習性を理解して、
小さなことでも手を抜かずに
接することが大切です。

例えば、犬に先にご飯を食べさせないとか
犬に前足をちょんと置かれたら振り払うとか。

その他にも、
散歩のコースは飼い主が決めるとか、
いけないことをしたときは
しっかりとダメだと伝えるなど、
犬が自分よりもあなたを強いリーダーだ
と認めることが必要です。

ただ、強いリーダーをアピールするために
力任せに接したり、叩くなどの体罰をすることは絶対にいけません。

これはリーダーとして認めないばかりか
おびえて攻撃的な性格にしてしまうおそれがあります。

ご自分がリーダーとして認められていないような気がする

これから子犬を飼うからしつけで絶対に失敗したくない

もう一度しつけをし直したいと思っている

リーダーになるということがどういうことかよくわからない

犬のしつけはむずかしいと思う

という方は、

いっさい体罰をすることなく
正しい主従関係を築くことで
愛犬とのきずなを深くし
問題行動が解決できる

しほ先生流のしつけ術がおすすめです!!

>>しほ先生流のしつけ術とは?

【多くの交流をさせる】

子犬の頃から、多くの人や犬に
会う経験をしている子は社交的で
友好的な性格になりやすいです。

現在では、大型犬だったとしても
室内飼いが奨励されていますが、
室外で飼われている子の方が
外の環境に触れているため、
どっしりとかまえた性格になる子が多い
と言われています。

※室外で飼うとフィラリアなどの
病気のリスクも上がるので
室内飼いができればその方がいいです。

重要なのはできるだけ、
散歩の時間を長くし、多くの人や犬、
動物と触れ合う機会を増やしてあげてください。

ただし、

犬自体がすでに臆病になっていたり、
怖がりな子の場合は、
無理に人や犬に会わせると犬にストレスがたまります。

決して無理強いはせずに、
犬の様子を見ながらゆっくりと
交流できるようにしてあげましょう。

散歩の時は「運動の時間」と「歩く時間」に分け
運動の時間では必要な運動量をこなせるようにし
歩く時間はゆっくりと散歩を楽しむとおだやかな性格になりやすいです。

【穏やかに接する】

犬に対してあなたが穏やかに接していると
犬も相手に穏やかに接することができるようになります。

犬はそもそも群れでみんな
仲良く生活することが必要だったため
平和主義な子が多いんです。

仲良く生活するための行動が
カーミングシグナルと呼ばれる
争いを避けるためのしぐさなんですね。

あなたが穏やかに接するのも大切ですが
家庭内で喧嘩が多かったり、
言い争いが絶えない家庭だと、
犬も穏やかな気持ちになれないので、
家庭内が穏やかに生活していることが
穏やかな性格の犬にする近道です。

【愛情をちゃんと伝える】

これは決して甘やかすことではありません。

甘えんぼうの性格の子は
甘えさせてあげる時間も必要ですが、
いつでもべったりでいるわけではなく、
メリハリのある生活をするよう心がけてください。

そして、やはりスキンシップは重要です。

スキンシップの時も、
穏やかな性格の犬にしたい場合は、
「ワシャワシャ」となでるのではなく、
背中などをゆっくりと大きな動作で
なでおろしてあげたほうが良いです。

そして、良いことができたら
満面の笑みで穏やかにほめてあげるのも良いですね(^^)

人間が大好き!人間は怖くない!
と思えれば、友好的で社交的な犬になっていきます。

犬は人間の愛情にとても敏感ですから、
しっかりと愛情を伝えて
気持ちにゆとりを持たせてあげてください。

こんな方法で簡単に穏やかな性格になるって?

これは番外編ですが、
良いドッグフードに変えると
落ち着きのなかった子が穏やかになる場合があります。

これは穏やかな性格になるというより
心も体も健やかになるといったほうがいいかもしれません(^^)

というのも、
市販で売られているドッグフードには、
穀類が多く含まれています。

今あげているドッグフードの成分表示を確認してみてください。

もしかしたら、一番最初に穀類と書かれていませんか?

成分表示は多い順にかかれていますから
たっぷりと穀類が使われたドッグフード
ということになります。

どうして穀類が良くないか?というと、
犬は雑食ではありますが肉を消化するのに
適した体の構造なので、消化器官があまり長くないんです。

穀類を消化するのに、
内臓に負担がかかっているんですね(´・ω・`)

あとたっぷり使われている添加物も良くありません。

添加物が全く悪いとは言いませんが、
できれば体に優しい添加物を使っている方が
健康に良いことはお分かりになると思います。

ドッグフードによっては、
劇薬に指定されているような
添加物を使っているものが多いのも事実です。

解毒するのにも内臓に負担がかかっていますし
老化も早めます。

ですから、

獣医師が推奨するような良いドッグフードは
穀類不使用(グレインフリー)であり
添加物を使わない無添加のフードになっているんですね。

犬の内臓の負担を無くしてあげることが
健やかな体を作り、
自律神経のバランスも良くなるので
(犬も自律神経があります)犬の精神状態が安定し
落ち着きのなかった子がフードを変えたことで
穏やかな性格の子になったということです。

このように毎日食べているフードを
変えることで、穏やかな性格になることもあります。

穏やかな性格になれる
上質なドッグフードのオススメは
モグワンドッグフードとアランズナチュラルドッグフードです。

モグワンドッグフード

原材料は全てヒューマングレードのものを使用し、厳選した野菜やフルーツをたっぷり使った手作り食のような愛情が詰まったスペシャルドッグフードです。

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