犬の睡眠時間は?寝る時の格好は意味があるの?

ろいろな寝姿で寝ているかわいいワンちゃん♪

犬の睡眠時間はどれくらい?いつも熟睡しているの?

どうしてそんな格好で寝ているの?うちの子は寝すぎ?など‥

犬の睡眠時間と特徴についてご紹介します。

nerutoki
こ、これは・・・・姿勢よすぎwww

犬の睡眠について!十分な睡眠時間が必要な理由

私たち人間は睡眠中に何が起きているかご存知でしょうか?

「体を休めているんでしょ?」

はい!その通りです。(笑)

しかし、睡眠中は体を休めるとともに
脳をめちゃめちゃ動かしているんです。

起きている時は、感情や動作など
起きて生活をするために脳が働いています。

そして睡眠時間の間は
それらのことに脳を使う必要が無いので
脳は記憶の整理とクリーニングと脳細胞の修復を行っています。

必要な記憶と削除して良い記憶に分け
新しいことを覚えやすくするために
脳の中の整理整頓を行っています。

あとクリーニングというのは、
脳にも老廃物などの毒素がたまります。

睡眠時間中に脳はたまった毒素を
脳脊髄液で洗い流しているんだそうです。

実は犬も睡眠時間中に
人間と同じように
脳を動かしているということです。

非常にざっくりした犬の睡眠時間中の脳の動きになりますが…

犬の場合の記憶の整理というのは

覚えておきたい記憶=嬉しかったこと

忘れてしまいたい記憶=嫌だったこと

という感じに分類されて
犬にとってプラスになる記憶を
優先して強化しているんだとか。

また私たちも睡眠時間中に
いろいろなホルモンが分泌されて
体の調子を整えたり、成長したり
体の毒素を排出していますが
犬も睡眠時間中に同じことが行われています。

人も犬も睡眠時間中には
起きていたときにはできない体や脳の
調整を行っているので十分な睡眠時間が必要なんですね(^^)

犬の睡眠時間はどれくらい?

「昼間は見るたび寝ている」

そう思えるくらい寝ているかもしれませんが
いったい犬はどれくらいの睡眠時間が必要なんでしょうか?

犬の睡眠時間は、年齢とともに違ってきます。

子犬・・・・18~19時間

目に入るものの多くが新しいことの発見です。好奇心も旺盛なので脳には色々な情報がどんどん詰め込まれていきます。
また、しつけも徐々に始まっていきます。
嬉しい体験や嫌な体験など、脳で整理するべき記憶が増えていきます。
成長するために活発に細胞分裂も繰り返していますし、活動量も多いことから使うエネルギーも多いです。
心身の健やかさを維持するためにも、子犬は多くの睡眠時間が必要になります。

成犬・・・・12~15時間

日々の生活の中で新しいものに触れることも少なくなり、覚えることも安定してくるのが成犬です。
成犬の睡眠時間は、活動量の多いエネルギッシュな子になるほど多くなる傾向にあります。だから多くの運動量を必要とする大型犬の方が睡眠時間が長くなるとも言われているんですね。
ただこれは熟睡している時間であって、何もすることがなかったり、ほかのことにあまり興味を示さないタイプの子だと、うとうとする時間が長くなりがちにはなります。

老犬・・・・18~19時間

シニアの年齢になった犬は体力の低下とともに、うとうとする時間が長くなります。
好奇心も薄れてきますし、運動量は減るんですが、体力の回復に時間がかかるため、老犬の睡眠時間は子犬くらい長くなります。
運動能力が衰えてくるため、散歩にも行きたがらなくなることもありますが、できるだけ外の空気に触れることで脳が刺激されますから、様子を見てお散歩に行くようにしましょう。
そして良質の睡眠をとれるよう配慮してあげてください。

上記が一般的な犬の睡眠時間になります。

1日の半分か、半分以上眠っているんですね(゜o゜;!!

しかし、この睡眠時間の8割は
「ノンレム睡眠」なので寝ている
といってもうとうとしている状態です。

完全に眠っているというよりも
目を閉じて頭と体を休ませている
といった感じの寝方をしています。

むかし、狩猟犬や牧羊犬として
役目をこなしていたころは
飼い主の合図によってすぐに
働く必要があったため、できるときに
少しでも体を休めておく必要がありました。

今でもその習性が残っていて
何もすることがない時には
体を休めておいて、飼い主との行動に
準備しているということです。

犬は睡眠中に夢を見るの?

犬の睡眠時間のうち
8割はうとうとしているノンレム睡眠で
すぐに起きれる状態で眠っていますが
あとの2割はちゃんと熟睡しています。

安心して熟睡しているときは
本当に色々な寝方で眠っています。

最初の姿勢が良すぎるワンちゃんも超熟睡中なんでしょう( *´艸`)

仰向けで寝ていたり、体を伸ばしていたり
手足を伸ばしていたり…

安心しきった寝姿で眠ります。

こんな時はなるべく睡眠の邪魔を
しないようにしっかり寝かせてあげてください。

そして、犬の睡眠時間の中の
2割のレム睡眠の時は、脳が活発に動いています。

私達が夢を見るのもこのレム睡眠の時ですが
犬もレム睡眠の時に記憶の整理をしているので
夢を見ていると言われています。

どんな夢を見ているのかは犬にしかわかりませんが…

でも、たくさんほめられたリ、
一杯飼い主さんと遊べたりと
嬉しい記憶が多ければ多いほど
楽しい夢を見るんでしょうね(^^)♪

 

 

 

 

・・・寝、寝てるんだよね(^_^;)(笑)

犬の寝方には理由があるの?

熟睡中の犬はリラックスした様子で
だらーんと色々な寝方で寝ていました。

しかし、犬の睡眠時間の8割を占める
ノンレム睡眠の時は、たいてい
あごを床や地面につけて寝ています。

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この寝方は狩りをしていた野生時代に
身につけた最高の寝方なんだそうです。

それはなぜかというと
この姿で寝ていると、敵や獲物が
近づいてきたことをあごを通してキャッチできるから!

あごの骨は硬い骨でできているので
地面に伝わるかすかな振動をキャッチし
すぐに脳に伝えることができます。

こうしていれば犬は睡眠時間中も
聴覚を休めることができますし
基本的に脳を休ませることができます。

骨伝導を利用するなんて驚きですね(゜o゜;!!

睡眠時間が足りていないと
イライラしたり、怒りっぽくなって
精神的に安定できない状態になってしまいます(´・ω・`)


犬の睡眠時間はどうして長いの?

動物の中で一番睡眠時間が長いのは
コアラで睡眠時間が22時間だそうです。
※2位がナマケモノ(20時間)だそうです(^^)

これは主食のユーカリなどの
栄養価が非常に低いため
起きて体力を消耗するよりも
寝て体力を温存することを選んだからだそうです。

一般的に草食動物よりも
肉食動物の方が睡眠時間は長いです。

例えばライオンは睡眠時間が15時間あるそうです。

ライオンは狩りの体力を温存するため
狩り以外の時間は眠っているのだとか。

犬も群れで生活していたころは
仲間で狩りを行っていましたし
群れには強いリーダーがいたので
安心して眠ることができていました。

その後、人間と生活をするようになって
先ほども触れましたが役目をするようになりました。

主人の号令にはすぐに反応して
役目を果たすまで休めなかったため
休める時に休むというスタイルが必要でした。

犬はもともと夜行性だったので
昼間に睡眠をしていましたが
適応能力の高い犬は人間との生活で
夜に寝ることに順応しました。

これらのことから、

主食の栄養価が高かったため

狩りの体力を温存する必要があったため

強いリーダーがいたので安心できたため

主人の号令ですぐに動く必要があったため

昼でも夜でも寝れるスキルを身につけたため

これらの栄養事情や昔からの習性から
犬の睡眠時間は長いといえます。

犬の睡眠時間と気になる病気

犬の睡眠時間が長い理由はわかりました。

また犬の脳や体が睡眠時間中に
どんなことをしているのかもわかりましたね(^^)

さて、愛犬が元気にお散歩に行って
十分運動して、ご飯もしっかり食べて
たくさん睡眠時間をとっている。
というのでしたら、健康的な生活です。

「うちの子睡眠時間が長いんだけど大丈夫?」

と心配になる気持ちもわかりますが
起きている時に元気で食欲もあるなら
あまり心配はしなくても大丈夫です。

でも!

何らかの体調不良によって犬の睡眠時間が長くなることはあります。

ホルモンの病気

体温調節ができていない

発熱を伴う病気

貧血症や低血糖

ケガや関節の痛み

心の病気

ナルコプレシー(過眠症)

犬の睡眠時間が長過ぎる場合
これらの病気が疑えます。

【ホルモンの病気】

糖尿病はインスリンというホルモンの働きが低下して血液中の血糖値が上がり、大量の水を飲み食欲も増えるのに痩せていきます。病気が悪化すると全身症状があらわれるため、元気がなくなりぐったりすることが増えてくるため睡眠時間が増加します。
また薬で投与するインスリンが効きすぎて低血糖を起こし動けなくなることもあります。

甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの分泌が少なくなり、元気がなく食欲もありませんが体重が増えます。左右対称の脱毛も見られます。
体内の代謝を調整する甲状腺ホルモンが少なくなるため、眠気に襲われることが多くなり睡眠時間が増えます。

上皮小体機能亢進症は上皮小体ホルモンの分泌が過剰になり、水を大量に飲み大量に排泄をします。
体がだるくなり、うとうとすることが多くなります。

副腎皮質機能低下症はアジソン病とも呼ばれ、副腎からのホルモン分泌が不足します。元気がなくなりふらついたり、震えなどの症状があらわれることもあります。
体に力が入らずにうとうとすることが多くなります。

【体温調節ができていない】

低体温症熱中症など、体温の調節ができていないとき、ぐったりして元気がなくなったり、意識を失うことがあります。
寝ていると思ったら意識を失っていたということも考えられます。

【発熱を伴う病気】

感染症などの発熱を伴う病気は、体力を奪われて体がだるくなるなどの症状があります。
そのためうとうとする時間が増えたり、寝ていると間違える可能性があります。
元気がないと感じたときは、すぐに犬の体温を測って熱の状態を確認してください。

>> 犬の体温の測り方はこちら

【貧血症や低血糖】

貧血低血糖などでだるさなどから体を動かさないため、うとうとする時間が増えたり、寝ていると勘違いする恐れがあります。

貧血になるとぐったりして元気がなくなり食欲も低下します。
血が足りないため体に十分な酸素が運ばれませんので、体を動かさないようにしていることが多くなります。

低血糖は血液中の血糖値が下がってしまうため、エネルギーがなくなり体を思うように動かせなくなります。
そのため一か所で動かずにぐったりしています。

【ケガや関節の病気】

骨折打撲などのけがや、関節痛などの痛みがある場合、犬は痛みをおさえるため動かさないようにしたり、痛む場合はじっと動かずに耐えることがあります。
じーっとしているため、寝ているのかと思うかもしれません。
体を触られるのを嫌がったり、「キャン!」という鳴き声を上げたらどこかが痛いということなので、急いで病院に連れて行きましょう。

関節痛や老化は細胞の劣化老化や減退が原因になっています。
獣医師と大学教授が遺伝子レベルの特許をもとに、愛犬の健康や活力を取り戻すため、主細胞のミトコンドリアの能力をよみがえらせ、大幅に増殖し、関節痛などの痛みが出にくく老化予防にもなるサプリが開発されました。

性別や犬種、体格、年齢に関係なく飲めるサプリになっています。

愛犬が関節痛で苦しまないよう、また老化を少しでも遅らせて老犬になっても元気でいられるように、サプリをあげるというのは非常に有効な方法です。

>> 関節痛や老化予防になるサプリを見てみる

【心の病気】

主にストレスによる心の病気が原因で、元気がなくなり一か所で丸まって過ごすことがあります。
引越しをしたり家族が増えたりなど、犬にとって過剰なストレスが継続してかかっている可能性があります。重症化すると鬱状態になったり、問題行動を起こすようになるおそれがあります。

【ナルコプレシー(過眠症)】

ナルコプレシーとは人間にもある睡眠障害の一つで、急激に強い睡魔に襲われて眠ってしまいます。ストレスによるうつ状態でも倦怠感とともに眠気を感じることもあります。
犬もナルコプレシーになるそうです。

犬が快適な睡眠時間を過ごせるようしてあげることは?

大切な犬の睡眠時間を充実させてあげるには
快適な寝床を用意してあげる必要があります。

たまに犬が寝る場所は
犬の好きなところに決めさせてあげる
という方もいらっしゃいますが、
犬がいつでも安心して寝られるところを
確保してあげたほうが良いです。

というのも、もし病気になったとき
安心していられる場所があれば
そこで安静にしていられます。

犬が喜んで寝る安心できる場所に
気持ちの良い寝床を作ってあげてください。

子犬の頃は寂しがりやさんなため
夜間に一人ぼっちになってしまう
リビングなどを寝床にすると
不安になって夜泣きをするかもしれません。

一緒の寝室に寝床を作り
飼い主の匂いのついたタオルを
寝床においてあげるなどしましょう。

老犬は今までねどこにしていた場所を
変えたりすると混乱するので
何も問題がなければそのままで。

ただ、老犬になると体温調節が
うまくできなくなりますから
夜間も温度や湿度を快適に保てる
場所にしてあげてください。

犬の睡眠時間中の注意点

犬種や大型か小型、体格によって
睡眠時間はあまり変わらない
とも言われていますが
やはり活動量に見合った
睡眠時間が必要なため
犬の睡眠時間は個体差があります。

あなたの愛犬に見合った

  • 運動量をしっかりさせてあげること
  • お散歩から帰ったら爆睡させてあげること

この二つに気をつけていれば、
心身共に健やかに生活できるでしょう。

逆に、例えうとうと中でも熟睡中でも
犬の睡眠時間中にやってはいけないことがあります。

それは「おとなしく眠っているから」と
寝ている時に目や耳に薬をつけようとしたり
爪を切ろうとしたり、被毛の手入れをすることです。

これは睡眠妨害です!!

眠りを妨げると犬のストレスになりますし
脳や体の機能修復が妨げられ
病気になりやすい体になることもあります。

また、睡眠時間中に犬はあなたとの訓練や
教えられたことを整理しています。

覚えが悪くなったり、忘れてしまったり
プラスの記憶として強化できない可能性もあります。

犬の睡眠時間は十分にとることが
大切なのでゆっくり寝かせてあげてくださいね(^^)

途中で一度ご紹介しましたが、
年齢とともに失ってしまう成分を
サプリメントで補うというのは獣医師も推奨しています。

人間の間でも話題になっている
ミトコンドリアを元気にして
その能力をよみがえらせるサプリメントは
大切な愛犬の老化予防や関節痛予防に
ぜひあげたいサプリといえます。

今までにあるサプリとは考え方が違うので

愛犬の元気がない気がする

最近散歩に行きたがらない

老犬になっても元気でいてほしい

いろいろサプリを飲ませたけど効果が感じられない

という愛犬家の方はお試ししてみると良いかもしれません。
 
愛犬が元気になる遺伝子レベルのサプリを見てみる
 

2 COMMENTS

yabuki1

はじめまして。

管理人の神楽と申します。

ご指摘ありがとうございます。
訂正させていただきました。

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