犬を多頭飼いするときの相性の良い選び方は?性別や犬種など気をつけること

犬を多頭飼いするときの大事な相性とは?

すでに犬を1頭かっているけどもう一頭増やしたいと思うことがあります。

前から飼っている犬(先住犬)がいる家庭でもう一匹犬を増やす時、2匹が仲良く出来るか?と相性を心配すると思います。

  • 先に飼っていた先住犬と喧嘩ってするの?
  • 喧嘩させないためにはどうしたらいいの?
  • 相性が良い犬の選び方は?
  • 喧嘩したら怪我する前に仲裁した方がいい?

多頭飼いを考えている飼い主さんに、多頭飼いの相性を考える時の注意点や喧嘩をした時の対処法などなど、多頭飼いをする上での注意点をご紹介していきたいと思います。

犬の多頭飼いをするとき相性を見るポイント

犬の多頭飼いを考える時に最初に気になるのが、迎えた犬と先住権の相性についてだと思います。

せっかく楽しい多頭飼いライフを送ろうと思っていても、先住犬と迎えた犬の相性が悪くて喧嘩が多いと、飼い主さんも気が休まりません。

ということでまずは多頭飼いをするための相性について

  1. 性格
  2. 性別
  3. 年齢
  4. 体格
  5. 運動

大切なポイントとなる上記の5つに分けてご紹介していきます。

犬の多頭飼いは喧嘩をする?原因や止め方など仲良くさせるための注意点

多頭飼い相性のポイント1、性格

犬の中には「他の犬が嫌いな子」もいます。

嫌うまでいかなくても、“ワン・オーナー・ドッグ”として飼い主さんとの絆だけで満足するタイプの犬も少なくないと言われています。

これは犬の社会化期に社会性を養えたか?によっても違いはありますが、先住犬が今まで買われてきた環境にも左右されます。

多頭飼いに向いている犬の性格としては

  • 犬も人も大好きな友好的な性格
  • こだわりが少なくおっとりして穏やかな性格

逆に向いていない犬の性格としては

  • 色々なものを怖がってしまう性格
  • 興奮しやすく攻撃性が高い性格

これらが考えられますので、まずは今買っている犬の性格を飼い主さんがしっかりと見極めてあげてください。

あなたの愛犬が犬が好きな子か嫌いな子かをチェックするポイントとしては、散歩中に会うほかの犬に対して愛犬がどう行動しているかよく観察してみましょう。

  • ほかの犬に対してフレンドリーですか?
  • 極度に怖がったりしていませんか?
  • 自ら進んで遊んでいますか?
  • 愛犬は十分に社会化ができましたか?

上記をチェックしてみて、愛犬が犬好きかを確かめてください。

もし、先住犬が犬嫌いだった場合には、新しい犬を受け入れにくいと思われます。

多頭飼い相性のポイント2、性別

犬を多頭飼いするときの相性については、犬同士の性別も参考になります。

相性が良いと言われる性別の組み合わせは

1,オスとメス
2,メス同士

と言われていて、オス同士の組み合わせは元々オスが持っている縄張りに対する意識の高さや攻撃性などから喧嘩が激しくなると言われています。

ただ、多頭飼いとして相性が良いと言われている組み合わせでも注意が必要です。

オスとメスの組み合わせですと「交配」に気を付けなければいけません。

子犬を迎えた場合、生後半年から1年で性成熟を迎えるので、人間側からするとまだしつけも出来上がっていない子犬の時点で繁殖が可能な体になってしまっているんですね。

また、メス同士なら比較的相性は良い方ですすが、メスは発情中はとにかく神経質になります。

母性として攻撃性が増すこともあることは注意しておいてください。

愛犬の避妊や去勢の手術については飼い主さんのお考え次第ですが、多頭飼いの相性で見ると組み合わせ関係なく避妊や去勢の手術をしておいた方が良いと言えます。

去勢をしておけば、オス同士の組み合わせでもオス特有の攻撃性が少なくなるので相性が悪い関係ではなくなります。

性別に関しては科学的根拠はありませんので、この組み合わせは避けてくださいというものはありませんし、避妊や去勢をしていれば余計に重要視する項目ではないかもしれません。

多頭飼い相性のポイント3、年齢

多頭飼いする犬同士の年齢差は4~5歳がおすすめの年齢差になっています。

2頭目を迎えるタイミングは、先住犬が3~8歳くらいが良いでしょう。

これは年齢が近すぎると、飼い主さんにかかる負担が増えてしまう恐れがあるからです。

例えば子犬すぎるとしつけの面がありますし、2頭同時にシニアになってしまうと老犬になった時の介護やお世話の負担が倍増することが考えられます。

確かにシニアの先住犬が「若い犬と一緒に暮らすようになってから元気になった」というお話も聞きますが、逆に「若い子のテンションで疲れ果ててストレスになっているようだ」というお話を聞くこともあります。

こればかりはどちらが良いのか前もっていえることではありませんが、飼い主さんや先住犬の負担になる可能性を考えたら、適切な年齢差があった方が良いといえます。

多頭飼い相性のポイント4、体格

体格差についてはできるだけ同じ体格の犬同士のほうが好ましいと考えられています。

というのも、あまり体格差があるとどうしても小さい犬の方が思わぬ怪我をしてしまう危険があるからです。

先住犬が小型犬で、新しい犬が大型犬の場合のほうが性格的にうまくいくと言われることもありますが、体格差で考えると大型犬は子犬と言っても小型犬よりも大きかったりするので、子犬の勢いでじゃれ付いたらケガをしたということにもなりかねません。

体格差は多頭飼いの相性で考えるとそれほど重要なポイントではないかもしれませんが、ケガの注意が必要であることは覚えておいてもらったほうが良いと思います。

多頭飼い相性のポイント5、運動(体力)

犬を飼っていれば毎日お散歩に連れて行きます。

その時、身体能力に差がありすぎる、体力に差がありすぎるといったことがあると、一度にお散歩をすることが難しくなることが考えられます。

ただでさえ多頭飼い中のお散歩は大変です。

それぞれ歩くペースや興味の対象や歩く意欲などに違いがありますので、リーダーウォークができていても「どうしよう」ということが出てくることはあります。

その子に必要な運動量は毎日しっかり運動させないと運動不足によるストレスがありますから、運動量や体力はできるだけ同じくらいの方が良いと思います。

注意

多頭飼いする前に、実際に合わせてお互いの犬が良い相性かどうかを確かめていただくことが理想です。

しかし1度合わせただけだと、お互いに警戒しておとなしくしている場合もありますので、できれば何度も機会を作って合わせてみたほうが、本当の相性を確認できる可能性が高まります。

犬同士を会わせる時は、飼い主さんの緊張は犬に移りますから緊張しないように頑張ってください。

また、リードがぴんと張っている状態は犬同士の心に余裕がなくなって喧嘩になりやすいので、空間と気持ちに余裕がある状態で会わせるようにしましょう。

犬同士が仲良くなる方法は?あいさつのしかたで性格がわかる?!

犬の多頭飼いの相性を見る時の注意点

多頭飼いをする犬同士の相性を見るポイントについてご紹介しましたが、その他にもいくつか注意していただきたい点や気にしておいていただきたい点があります。

まず、体格差のお話を除けば、「間違いなく相性が良い組み合わせ」というのはありません。

人間同士のことを考えていただけば理解しやすいと思いますが、犬同士も相性の見極めはかなり難しく、先住犬の性格によってかなり変わります。

性格というのは育てられ方やしつけ(社会化)、環境などによって変わるものなので、犬種としての性格だと友好的で多頭飼い向きだったとしても実際は違うというケースは多々あります。

  • 同じ犬種同士の組み合わせのほうが相性が良い
  • テリア種は群れを好まないから多頭飼いは避けたほうが良い
  • 日本犬は自立心が高いから多頭飼いには向いていない

ということを言われますが、それもこれも先住犬の「現在の性格次第」です。

犬種としての性格で考えると、多頭飼いに向いている性格を持つ犬種としてはビーグルやラブラドールになります。

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ラブラドールを飼うのは大変?飼う前に後悔しないための注意点

代表的な日本犬である柴犬が何頭も一緒にお散歩している光景も見かけますし、ヨークシャテリアを多頭飼いしている飼い主さんもいらっしゃいますが仲良く暮らしています。

飼い主さんが愛犬の様子を毎日しっかり観察し、どんな性格なのかを見極めておくことが、多頭飼いの相性を考える上でかなり重要なことです。

先住犬にとっては相手が子犬のほうが、今の自分の状態を脅かさないので受け入れやすい傾向にあると言われています。

新しく飼う犬が先住犬より年下の場合、先住犬が先輩として後輩の犬に色々と指導をするパターンは良く見受けられます。

しかしもし、先住犬が犬嫌いだったら、指導をするより攻撃的になってしまうことがあるのは当然の反応です。

もしくは、先住犬の相当なストレスになって、食事もできなくなってしまうということもあります。

まず多頭飼いの相性を考える時には、先住犬の性格を考えて、少なくても犬嫌いではない状態を確認してからにしてください。

犬を多頭飼いするときのコツ

これまでもお伝えしているように、犬を多頭飼いするときは飼い主さんに多頭飼いについての知識が必要になります。

十分すぎるくらいの用意と、ちゃんとケアできる覚悟が必要になるということは肝に銘じておいてほしいと思います。

ただこのような言い方をしていると「多頭飼いは難しい」とか「多頭飼いはおすすめではない」と思われてしまうかもしれませんがそんなことはありません。

ここらへんで犬の多頭飼いをするメリットとデメリットを見ておきましょう。

犬を多頭飼いするメリットとデメリット

多頭飼いのメリット
  • 犬の本能を満たせる
  • 犬が寂しくなくなる
  • ストレス発散ができる
  • 犬がしつけを教えてくれる
  • 犬との生活が何倍も楽しくなる

犬は群れで暮らしてきたので「犬同士で関わりたい」という自然な欲求を持っています。

これは今まで生活してきた環境などからこの欲求が少なくなってしまっている場合もありますが、犬社会のルールがある点から考えても、群れたいという欲求が犬にあることはわかっています。

多頭飼いは一緒にじゃれあったり、犬社会のルールで遊ぶなど、犬にとってはお散歩で犬友達に会わなくても犬同士で触れ合える機会が増えます。

多頭飼いをすることで、安心安全な場所で犬同士で戯れられるので本能を満たしてあげることができます。

特にお留守番の時などは、一人でお留守番をするよりも遊び仲間が一緒にいるほうが遊んで待っていられるので寂しくなくなりますし、コミュニケーションをとれる相手がいることで暇を持て余さなくなります。

多頭飼いを始めようと考える理由の多くが、この犬が寂しくなくなるからというものです。

さらに多頭飼いのメリットとして一緒にじゃれあうことで、運動不足を解消したりストレスを発散することができるというのも大きなことです。

犬同士のじゃれあいは、喧嘩をしているのかと間違えてしまうほど激しく、体全体を使って取っ組み合いをします。

もちろんじゃれあっているのは犬同士の遊びですから心配はいりませんが、これもかなりの運動になるんですね。

例えば雨が続いた時など思うように散歩に行けないと運動不足になってストレスがたまる犬も少なくありませんが、多頭飼いをしていれば犬同士で運動をしてくれるというメリットがあります。

しつけの部分でもメリットがあります。

後輩犬が子犬の場合など、成犬である先住犬が正しい行動をすることで、子犬のしつけがスムーズにいったり、社会化も進めることができます。

子犬にとって社会化というのは非常に重要で、海外では子犬の社会化のためにホームパーティを開いたりしますが、日本ではその習慣はありません。

さらに日本のペットショップで売られている子犬は、早くから母犬や兄弟犬たちと離されているので、社会化期の時期に一人でいる環境が多くなっています。

子犬に犬社会のルールを教えてあげられる機会が少ないんですね。

しかし多頭飼いをしていれば、先住犬と一緒に過ごす中で、先住犬と触れ合い、叱られ、楽しんでいく中で社会化を自然と勧められるというメリットはとても大きいです。

そして犬好きの飼い主さんにとって、かわいい犬たちに囲まれて暮らすことは、あなたの生活を何倍も楽しいものにしてくれます。

犬同士が楽しそうに遊んでいる姿を見るだけで癒されますし、犬たちがあなたの愛情を求めて見つめ、撫でられて喜ぶ姿が見放題ですから…もう最高なのは間違いありません。

そしてペットロスに対する対策にもなります。

失った悲しみは消えることはありませんが、まだいる愛犬のことを考えたら悲しみに暮れてばかりはいられませんし、ケアやお散歩・遊ぶ時間などがあります。

やらなければいけないことがある・愛する存在がまだいるというのは、気持ちの上で支えとなってくれるでしょう。

このように多頭飼いには飼い主さんにも愛犬にもたくさんのメリットがあるのは間違いありません!

しかし…

やはりデメリットと言えることもあるんですね。

多頭飼いのデメリット
  • 責任を持つ命が増える
  • 飼育にかかる金銭的な負担が増える
  • 飼育スペースを広く確保する必要がある
  • 相性が悪いと苦労が数倍になる
  • 犬にかける時間が増える
  • 病気の心配が増える

責任を持つ命が増えるということは考えている以上に大変なことかもしれません。

病気や思わぬ怪我になる可能性が倍に増えますし、それぞれの犬を健やかに育てるためには犬への配慮や観察などが倍以上に必要になります。

それぞれの犬に「適切な愛情」を与え、それぞれの犬のストレスも気にしておく必要があります。

責任を持つということは生命を維持させるだけではなく、犬に幸せを感じさせることも重要ですので、飼い主さんが気を配ることがとても増えるわけです。

そして飼育にかかる金銭的な負担が増える点ですが、これはたぶんたやすくご想像いただけるでしょう。

当然犬の食費や検診の費用、美容に関する費用やペットホテルに預ける必要があれば倍以上の費用が必要になります。※大型犬の場合、小型犬の3倍の金額をとられるケースが多いです。

光熱費に関してのみ、1頭でも複数頭でもそれほど変わらないかもしれませんが、犬を飼っているとお分かりいただけるように予想外の費用負担というのも見逃せないところです。

例えば齧って壊される、コードとかソファなどの家具とか眼鏡とかバッグとか…

このような予想外で飼いなおさなければいけないものなどが増える可能性が高くなるので、やはり多頭飼いを考える上で金銭的に余裕がないと厳しいと思います。

犬同士が十分に遊べる空間も必要ですし、ケージやクレートはそれぞれ用意することが望ましいので、飼育のためのスペースが必然的に広くなります。

昔と違って現在は室内飼いが基本です。

大型犬でも室内で飼う時代ですし、小型犬でも元気に走りたい犬も少なくありませんので、それなりに広い住宅が必要になります。

しかも、多頭飼いでは先住犬と迎えた犬の相性がどうしても合わない場合ももちろんあります。

そうなると、喧嘩をさせない工夫だったり、喧嘩をしないかどうかの気苦労だったりと、飼い主さんの苦労がびっくりするくらい増えてしまいます。

相性が最悪だった場合には、それぞれを別々で飼わなければいけない事態も起こりえます。

別々で飼う場合は、できるだけお互いの姿が見えないように飼うことがベストですので、さらに飼育スペースが広く必要になるなんてことも出てきます。

別飼育の場合は散歩も一頭ずつ連れ出さないといけませんし、吠えやすくなるというケースも多いです。※どちらかが吠えるとつられるように吠えるなど。

お世話をする犬の数が増えるのですから、当然犬のために使う時間も増えますし手間も増えます。

飼い主さんが自分のために使う時間が減ることは覚悟しておかなければいけません。

さらに病気の心配が増えるという点については、先天的な病気の心配も増えますが、それ以上に心配なのが…

1頭がアレルギーや感染症にかかると、連鎖的に他の犬にも感染してしまう危険が高くなる点です。

感染症にかかった時の通院や看病なども十分大変なことですが、アレルギーになると継続的に気を配ってあげることもありますので、1頭でもアレルギーの治療は大変だと言われています。

飼い主さんの心配も増えますが、治療費も一度にかかるようになりますので、高額になってしまうことが多いです。

このように見るとデメリットとしてあげた項目のほうが多くなってしまいましたが、実はもう一つあります。

多頭飼いをしたいと思うような飼い主さんは、先住犬となる犬のしつけはちゃんと完成していると思いますが…もし完成できない状態で多頭飼いをすると悩みの種は倍以上になります。

2頭いっぺんにしつけをするというのは難易度が上がりますし、どちらかがどちらかに悪い行動を教えてしまうということもあります。

しつけの難しさは1頭の時より時間も根気もかなり多く必要になる可能性が高いです。

それでも多頭飼いをしたいという思いが強ければ、困難も困難と感じないかもしれませんし、1頭だけでは味わえなかった犬に囲まれて暮らすという幸せをつかめるでしょう。

犬の多頭飼いをするときの注意点

最初に、多頭飼いを経験された飼い主さんが苦労だと感じたことが多いことをご紹介しておきたいと思います。

  • 吠えることに関する悩みが増えた
  • 何かと大騒ぎで気苦労が増えた
  • 喧嘩が多くて目が離せない

吠えることに関する悩みが増えた

吠える悩みですが、一頭が吠えるとつられてもう一頭も吠えることは多いです。

これに関しては多少は仕方ありませんので、まず住環境から多頭飼いに向いているかどうか冷静に考えてもらう必要があります。

吠えも含め、先住犬のしつけはしっかり終わらせて、信頼関係も築けてから多頭飼いを始めることが望ましいです。

先住犬のことはコントロールできるようになっていないと飼い主さんの苦労は増えてしまいます。

何かと大騒ぎで気苦労が増えた

犬たちが何かと大騒ぎをするということですが、まず確認してもらいたいのが犬たちの順位を把握できているか?飼い主として適切な対応ができているか?という点です。

最初は先住犬を何事において優先することを徹底しなければいけません。

これは飼い主さんが意識をして徹底しないと、抜けていることがあったりするケースも少なくありません。

朝声をかける順番もですし、お散歩に行くときにリードを付ける順番もですし、ちょっとおやつをあげる時の順番もです。

そしてそのうち犬たちの間で順位が変わることもあります。

順位が変わったのにいつまでも先住犬を優先していると、それはまた騒ぎの原因になります。

現在の順位を把握し、その順位を尊重して適切な行動をとるということが多頭飼いでは重要です。

喧嘩が多くて目が離せない

喧嘩なのか、遊びなのか、叱っているのか、戦っているのか…

喧嘩の程度を見極める目を持つことは飼い主さんに必須の知識になります。

この目を養うには犬たちの行動や表情を観察しておくことと、飼い主さんとの信頼関係がどの程度築けているかによります。

どちらかがストレスになってしまうことも大いにあり得ますので、あまり危なかったら別飼育を検討してもらう必要が出てきます。

最後に~犬の多頭飼いの相性について

多頭飼いをするうえで飼い主さんの一番の心配になる「相性」についてご紹介してきました。

多頭飼いをするときは、デメリットのところでもご紹介したようにただでさえ心労を含む手間などが必要になります。

相性を見るポイントの中でやはり一番重視していただきたいのは先住犬の性格です。

もし、今現在あなたの先住犬が「多頭飼いに向いていないかも」という性格だったとしたら、多頭飼いをすることを見直すか、一定期間見送る方が良いと思います。

見送った間に、先住犬にできるだけ色々な犬に会わせて犬同士で触れ合う楽しさやルールを知ることができれば、多頭飼いに向いている性格に変わることもあります。

無理をしてしまうと飼い主さんにかかる負担が増えてしまいますので、多頭飼いをする際はいろいろな角度から吟味して判断をしていただければと思います。

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