犬が吠える理由は?タイプ別吠える理由と対処法!叩くのは効果ある?

今回は、犬が吠える理由はとタイプ別の吠える理由とその対処法についてご紹介していきたいと思います。吠えている時は早くやめさせたいと思う物ですが、叩くなどの体罰は効果があるのでしょうか?吠えたときの叱り方なども併せてご紹介します。

この記事にかかれている内容は…

犬が吠える理由は性格にあった!?タイプ別吠える理由とは?

犬が吠えるには意味があり、また理由があります。

私達は「無駄吠え」と表現してしまいますが、犬にとってはちゃんと理由があって吠えているんです。

犬の歴史を見てみると、遠い祖先はオオカミです。現代の犬にも、そのオオカミであった時の様々な本能が受け継がれています。

オオカミであったときから今に至るまで、犬に受け継がれている本能は大きく分けて5つあります。

それが

  1. 社会的本能
  2. 自衛本能
  3. 運動本能
  4. 繁殖本能
  5. 栄養本能

この5つなんですが、犬が吠える意味を見る上で重要なのが最初の社会的本能です。社会的本能とは、群れの社会で生きていくうえで必要な本能になるんですね。

そしてこの社会的本能ももう少し細かく分けることができます。

  • 群棲本能(ぐんせいほんのう)
  • 権勢本能(けんせいほんのう)
  • 服従本能(ふくじゅうほんのう)
  • 警戒本能(けいかいほんのう)
  • 防衛本能(ぼうえいほんのう)
  • 看守本能(かんしゅほんのう)

これらの本能がありますが、この本能で吠える本能と吠えない本能があります。吠える本能が強い犬は、よく吠える犬になるということです。

犬が吠える意味を理解するうえで大切な部分ですので1つ1つ見ていきたいと思います!

吠えない本能は1つだけ!

群棲本能

吠える本能です。

犬は群れで暮らしていたころは絶対的なリーダーの元で、上下関係を構築していました。ですから、犬は自分より上の順位には吠えかかったりしません。

現在の家庭内で、家族に吠えかかる場合は家庭内で自分がリーダーだと思っている証拠です。

家庭内という群れの中で、飼い主の方が順位が上であることを分からせないといけないタイプです。

権勢本能

弱肉強食の世界で、群れの頂点であるリーダーになろうとする本能です。

家庭内でも誰かがリーダーにならなくてはいけないので、飼い主がリーダーになれていない場合は、犬が自分でリーダーになろうとします。

催促したことを飼い主がしてしまうと主導権は犬が持つことになるので、どんどん権勢本能が強化され吠えて要求を通そう!噛みついて分からせてやろう!という傲慢な犬になってしまいます。

服従本能

唯一の吠えない本能です。

犬は強いリーダーがいれば、それに服従して平和に暮らしたいと思っています。

飼い主が絶対的なリーダーシップを発揮すると安心して喜んでリーダーに従います。従いたいという本能があるんですね。

吠えない犬にするためには服従本能を強化させてあげる必要があります。

警戒本能

縄張りを侵すものには吠えて追い出そうとする本能です。

群れのテリトリーを守ろうとする本能で番犬はこの本能を利用したものです。

犬は家庭内にいる時も常に警戒しているんです。これは犬にとってもストレスがたまります。

警戒吠えをなくすためには、飼い主が侵入者から自分を守ってくれる存在と思わせる必要があります。

防衛本能

警戒本能と似ているんですが、仲間や自分の地位を守ろうとする本能です。

自分より下位だと思っている飼い主に対し、自分の地位を守るために吠えて威嚇してきます。

警戒で吠えるのと同じように、やはり飼い主がリーダーだと思っていないと激しく吠えたてるようになってしまいます。

看守本能

自分の獲物は離さない!ので横取りされそうになると吠えたりうなったりします。

これは昔オオカミは、食べ終わった獲物の骨を巣穴付近に埋めて保存食にしていたんだそうです。この自分の獲物を誰かに撮られないよう守る本能が看守本能です。

犬は一度くわえたものは自分のものと認識しがちです。

スリッパやおもちゃの取り合いをして犬に唸られたことがあったら、それは看守本能によるものです。

犬が吠える意味が理解できたら…

なぜ犬は吠えるの?犬が吠える意味は?という部分を理解してきました。

犬には無駄吠えはなく、ちゃんと本能に基づいた意味があるということが分かりましたね(^^)

しかし、実は今回の本能が性格や犬種、育った環境によっても強化される部分が違うんです!

犬が吠える意味の性格による部分は次でご紹介しますが、本能は犬が吠える基本部分です。まずは飼い主がリーダーになるんだ!というところを押さえておいてください。

そして、

飼い主が強いリーダーであればあるほど犬がかわいそうなのではなく、ストレスがない状態で幸せに生活できるということを覚えておいてもらいたいです。

犬が吠える理由を性格別6タイプで見てみた

犬が吠える理由に関してはその犬の性格によって、少し違ってきます。

犬との良い関係を保つには、吠えることをただいけないと言うのではなくどうして吠えているのかを理解して接してあげることが必要です。

私たち人間も、人見知りの人に対して頭ごなしにもっと人と話しなさい!と怒っても、それはその人にはストレスにしかなりませんよね。

犬に対しても、その犬の性格からどうして吠えているのかを理解し、その対策をとってあげるのが結果的に吠えをやめさせることに繋がります。

犬も犬種によってある程度性格の傾向はありますが個体によってたくさんの性格があります。

今回は大きく分けて6つのタイプに分類してみました。

  • 「わがままタイプ」
  • 「さびしがりやタイプ」
  • 「ハイテンションタイプ」
  • 「内弁慶タイプ」
  • 「ボス犬タイプ」
  • 「エネルギッシュタイプ」

ご自分の愛犬がどのタイプなのかをしっかりと見極めて、理解して接してあげましょう。チェック項目もご紹介しますので目安にしてください。※あくまで目安です!!

犬が吠える理由をタイプ別でご紹介し、対処法もお伝えしていくのでご自分の愛犬と照らし合わせて考えてみてください。

犬が吠える理由~わがままタイプ編~

「ほったらかしにしないで!」

「こっち向いて!」

「私をかまって!」

常に自分をかまってもらいたいと思っている甘えん坊さんです。ご飯が欲しい、散歩行きたい抱っこして、遊んで…などなどおねだりするたびに吠えているのがわがままタイプ。

いわゆる要求吠えといわれているものがとても激しいですし、下手をしたらエスカレートしていきます。

チェック項目は

11

犬が吠える理由がわがままタイプであれば、吠えても要求がかなわないということを教えていく必要があります。

これはちょっと、飼い主さんには我慢と忍耐が必要になりますが(;^ω^)

でも、辛抱強く教えないとどんどんエスカレートしてしまうので、ここは頑張りましょう!

吠え始めたら、まず無視!!

無視をしながら何を要求しているのか察するようにしてください。犬の方を絶対向かないで察するのです。
難しいことを言っていると思いますが、今までの経験を生かして、吠える前後を考えてみましょう。

犬を完全に無視した状態で犬が吠えるのをやめたら、そのしてほしかったことをやってあげてください。

「ん?吠えたらこっちを見てくれなくなって吠えるのをやめたらやってくれた♪」と学習させていきましょう!

犬が吠える理由~さびしがりやタイプ編~

「一人にしないで」

「ご主人様ー!どこにいるのー!」

「もう限界!姿を見せてー!!」

とにかくさびしがりやさんだからあなたの姿が見えないと、吠え続けてしまうんですね。

犬が吠える理由がさびしがりやさんである場合はなるべく早く対策をして直してあげましょう。というのも、分離不安の傾向があるからなんです(´・ω・`)

まずはチェック項目を見てみてください。

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犬が吠える理由がさみしがりやタイプの場合は分離不安になってしまう可能性が高くなります。

分離不安は、飼い主であるあなたと離れると心細くなって精神状態が不安定になるというもの。これは犬にとってもかわいそうですよね(´・ω・`)

不安で不安で仕方がないから

  • 吠え続けたり
  • 粗相をしたり
  • ソファを噛んだり
  • イタズラをしたり
  • 自分の体をなめ続けたり

震えが止まらなくなることもありますし、なめ続けたところから皮膚炎になることもあります。犬にとって心身の健康に良くない状態なんです。

ですから、一人でも不安にならないようハウスに入れてお留守番をさせるといいでしょう。

もちろん、このハウスは普段から落ち着く場所になっている必要があります。犬もハウスに守られていることで安心していられるようになります。

安心していれば吠えることも少なくなりますから気持ちの良いハウスを用意してあげましょう。

犬が吠える理由~ハイテンションタイプ編~

「うぇーーーーい!これはなんだー!」

「ひゃっほーい!興奮するぜー!」

「ヤバイー!!鎮まれ!俺のソウル!!」

なんかとても楽しげですが(笑)

好奇心旺盛で、なんにでも興味を持つ元気がいっぱいのタイプです。

元気がありあまり過ぎてテンション上がって思わず吠えてしまうというのがこのハイテンションタイプ。

とても楽しそうに見えるので放っておきたいと思うかもしれませんが、やはり吠えが加速してしまうので
直していかないといけませんね。

そこでチェックです!

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犬が吠える理由が、このハイテンションタイプだと飼い主であるあなたの方が疲れてしまう可能性があります。

元気なのはとても良いことですが、やはり適度でないとあなたのストレスがたまってしまうおそれがあるんですね(´・ω・`)

だって、車やバイクにいちいち反応し、他の犬や飼い主にすぐ反応して遊びたがり、何でもおもちゃにしてしまい挙句の果てにワンワンワン!ですからね。落ち着きのない愛犬にぐったりしてしまうかもしれません。

このように、吠える理由がハイテンションなら、普段から生活にメリハリをつけるようにしましょう。

まず、ハイテンションタイプの犬には「待て」をしっかり教える必要があります。待てができるようになるまで辛抱強く教えていきましょう。そして、時に公園でしっかりと遊ばせましょう。

このようなロングリードを使うと、あなたが一緒に走り回らなくて良いので便利かもしれません。そして十分な運動をしたら、家に入る前に「待て」で少し落ち着かせます。

そして家に入ったら、室内のハウスで静かに過ごさせてみましょう。

生活にメリハリをつけることで落ち着きのある、興奮しすぎない犬になります。

犬が吠える理由~内弁慶タイプ編~

「これって何の音?怖い((( ;゚Д゚)))」

「なにこの子供!怖い((( ;゚Д゚)))」

「知らない犬が近寄ってきたー!怖い((( ;゚Д゚)))」

家の中でリラックスしているときはとても元気で過ごしているのに、一歩外に出ると怖くて怖くて飼い主に隠れちゃうのが内弁慶タイプです。

知らない人や知らない犬、車の音や町の音、色々な物を怖がりおびえてパニック状態になってしまいます。

怖いのでおびえて吠えてしまうんですね。

チェックする部分としては

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内弁慶タイプになってしまったのは子犬の時の育て方が影響しています。

まだ柔軟な思考の小さい子犬の時期に色々な物に慣らすことができないと社会化が不十分になり、おびえやすく吠えやすい子になります。これは犬にとっても辛いことです。

犬もしょっちゅうおびえているとストレスを感じますからストレスから胃腸に影響がでて下痢をしやすかったり食が細くなります。

育て方以外にも、その犬の持って生まれた性格というのもあるので、ゆっくりと改善していってあげてください。

改善する方法としては焦らずに、色々な人や物、音に触れ合う機会を作っていくのがベストです。「怖くないんだよ」ということを少しずつ慣らしていってあげてください。

犬が吠える理由~ボス犬タイプ編~

「俺のものに手を出すな!」

「ああ~ん?お前誰だ!」

「なんか文句あんのか??」

このボス犬タイプは権勢本能が強く、吠えて相手を威嚇しています。

散歩中など、飼い主を引っ張って歩いているタイプの犬は、このタイプの犬です。

テリトリー意識がとても強く侵入者には容赦なく吠え、時には噛みつく闘争本能も常に全開のちょっと危険なタイプ。

あなたの犬は?チェックしてみましょう。

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いかがですか?ボス犬タイプのマーキングは特長があります。

チェック項目の2つ目の部分ですがマーキングをした後に地面を引っ掻くような行動をすることが多いです。

これは、自分のした糞尿を隠そうとしている奥ゆかしい行動ではありません!

むしろ…

実は地面に傷をつけてマーキングを強化しているんです!!凄いですね(^^;)

犬が吠える理由がボス犬タイプの場合は、とにかくリーダーは飼い主である!ということをしっかりとわからせることが重要です。

ちょっと手ごわい部分もありますがしつけを一からやり直すくらいの気持ちで臨んでいく必要があります。

大型犬や、すでに噛みつくこともあるなどかなりのボス犬になってしまっている場合は、プロに頼むということも意識していった方がいいかもしれません。

犬が吠える理由~エネルギッシュタイプ編~

「わーーーーーい!!」

「いっぱい走るぞーーーー!」

「僕は自由だーーーー!」

エネルギッシュタイプはハイテンションタイプとちょっと似たところもあるんですが、運動能力が高い犬に多いタイプです。

もともとの犬種の特長で、牧羊犬だったり狩猟犬だった犬種など抜群の運動能力と体力を持っている犬がエネルギッシュタイプになることがあります。

例えば、ドッグランなどでいったんリードを離すと一目散に走っていってしまって飼い主さんが呼んでも戻ってこないことも多々あります。

それではここで、恒例のチェック!

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犬が吠える理由がエネルギッシュタイプだとエネルギーがありあまって吠えてしまうんです。

食欲も旺盛で、よく食べよく動く。

そんなに遊びたいなら遊ばせないとと思うと思いますが…犬が遊びに行きたくて吠えるからといって毎回多くの運動をさせることはありません。

もちろん、当サイトでも犬種ごとに必要運動量をご紹介していますのでその運動量はさせてあげてほしいのですが過度な運動をさせる必要はありません。散歩などはしっかりさせるものの毎回たっぷりと走り回らせなくても大丈夫です。

エネルギッシュタイプの吠えの対策としては、吠えて散歩や遊びをねだった場合は無視をするのが一番です。また、お散歩の時間が決まっていると吠えて散歩を教えようとするので、お散歩の時間も飼い主さんが自分の都合で変えるといいでしょう。

普段はしっかり散歩をさせて、たまにドッグランなどでしっかり走らせるなどのメリハリをつけるといいです。

犬のしつけで吠える犬に対する対策に頭を悩ませている飼い主さんは実際に本当に多いです。

吠える犬を一刻も早く黙らせたいから、叩くという選択肢はアリなんでしょうか??犬のしつけで、吠える犬を叩くとどうなるか、一緒に見ていきましょう。

犬のしつけで「吠える犬を叩く」のはいい?

犬がけたたましく吠えている状態。

これは飼い主として、一刻も早く黙らせたいと思ってしまうと思います。

叱っても、おどしても吠えるのをやめない。こんな時、ついカッとなって「このバカ犬!」なんて思ってしまうかもしれません。

まだこれだけなら仕方ないとしてもつい犬を叩く、蹴る、リードを力強く引く、鼻先を叩く、近くの新聞紙を丸めて叩くなど体罰を与えてしまう可能性もなくはありません。

犬のしつけとはいえ、吠えるのをやめさせるために人間の手を使って叩くなどの体罰を与えてしまうと…

最悪の結果になります!!!

どんな結果になるのかというと…

どんな性格の犬だったとしても、飼い主であるあなたを始め、人間そのものや人間の手をたいへん恐れるようになってしまいます。人間の手を恐れる(怖がる)ようになるとちょっと手を上にあげただけで「また叩かれる!」とおびえてしまうんですね。

あなたに対して完全に心を閉ざしてしまいます。

もちろんあなただけじゃなく、人間そのものに心を閉ざしてしまうこともあります。

そして、あなたや人間を怖がるあまりちょっとした動作にビクビクして逆に人間を噛むようになってしまうんです。

あなたとの絆や良い関係もなくなってしまうので噛む、吠えるをはじめとする問題行動が増えますます手におえない犬にしてしまう可能性があります!

本当に最悪の結果ですね。。。

叩く以外の他の罰ならいいの?

犬のしつけは厳しくしないといけないと思っていらっしゃる方もいると思いますが、叩くという体罰をしてはいけないということはわかっていただけたと思います。

それなら、他の罰を与えて反省させるのはいいの?こう思うかもしれません。例えば、ご飯を抜くとか、散歩に行かないとか無理矢理ハウスに閉じ込めるとか…

これらの罰は行っても全く意味がありませんので絶対にしないでください!!

犬のしつけにおいて、罰で効果があるのは犬のその行動の最中しかありません。その他の時に怒っても罰を与えても全く効果はないんです!

犬としては、急に飼い主が怒っているとしか思えませんから、意味もなくいじめられていると感じてしまいます。

また、犬の性格などによっては怒られていることがかまってもらえたと勘違いしてしまって、吠えるのをやめるどころかさらにエスカレートして吠えるようになったり他の問題行動を起こすようになることがあります。

よほど、犬の訓練になれているトレーナーや訓練しのようなプロでもなければ、犬に罰を与えてしつけをするということはかえって逆効果になってしまうと覚えておいてください。

叩くだけじゃない!吠えるのを悪化させている原因!

あなたは犬が吠えると、どうやって吠えるのをやめさせようとするでしょうか?

「ワンワンワンワンワン!!!!」

犬が吠え始めたら「吠えちゃダメでしょ!!怒」反射的に怒鳴ってしまう人が多いです。実はこれ、吠えるのを悪化させているんですね。

どういうことかというと吠える犬の目を見て、大きな声で叱るということは犬に対して、敵として興奮させているからなんです。

まず、目を見ることは人間同士であれば効果があるように感じますが犬の場合は敵対しているというサインになります。あなたのことを敵をして認識してしまうんですね。

ですから、敵に対してさらに吠えるという行動に結びついてしまいます。

また、大きな声で叱ると言葉の意味を理解していない犬は大きな声に興奮してしまいます。犬の性格にもよりますが、むしろ声援されていると勘違いすることもよくあります。

もし、あなたがこれらの行動をしていたら愛犬の吠えるという行動をあなたが悪化させている原因の一つかもしれません。

あなたの犬は大丈夫?チェックしてみよう!

「私はしつけとはいえ、吠える犬を叩くことはしていない!」

そう自信を持っていえるのは良いことです。

しかし、「叩く」ことまではしていなくても犬にとって罰と思わせてしまうと同じこと。例えば、罰は犬のその行動(吠えるなど)が止まったら、瞬時にやめなければいけません。

でも私たちは一度怒りの感情が芽生えると愛犬が吠えるのをやめてたとしても怒りや興奮の状態が続きやすく吠えなくなった瞬間に感情を瞬時におさめるということが難しい場合があります。

そこで、あなたの愛犬はこんな行動をしていないかチェックしてみてください。

  1. 何度叱っても効果がない(効果が感じられない)
  2. 家族の誰かを見たらおびえる
  3. すぐにオドオドしたような様子になる
  4. 何気なく手をあげただけでビクッとする
  5. 人間を見ると唸る

当てはまる項目はありませんでしたか?

1つでも当てはまることがあったとしたら…

あなたはまずしつけのし方(特に叱り方)をしっかり見直してみなければなりません!

飼い主や人間を怖がるようになると犬の防衛本能が働いて攻撃的な犬になってしまう可能性があります!

今回は吠える犬に対して「叩く」という行為がいかにいけないことかをご紹介しました。

叩くまでは行かなくても、罰を与えていた、大きな声で叱っていたという方は、すぐに行動を変えてほしいと思います。

「子犬ならまだしも、成犬になったら吠えるのをしつけでやめさせるのは難しくない?」と思うかもしれません。しつけは子犬のころからやるのがベストですが、成犬になってからではもう遅いのでしょうか。

吠える成犬をしつけでやめさせるには?重要な犬と飼い主の関係についてご紹介します。

犬のしつけで「吠える成犬」をなおせるのか?

それでは、今回はいきなり答えを言います。

答えは「YES」

成犬になっても吠えるのをしつけでやめさせることは可能です!

あなたのしつけ次第で、吠えるのをやめさせることは可能ですので絶対にあきらめないでください。

実は、成犬になって吠える犬というのは、一概に犬が悪いわけではなくあなたとの生活で身についてしまったものかもしれないんですね(´・ω・`)

例えば、

  • 来客に吠える
  • 餌をねだって吠える
  • 遊んでほしくて吠える
  • お散歩に行きたくて吠える

などは、あなたとの生活で身についた可能性が大です!

これらの「要求吠え」はあなたが犬の要求にこたえてきたから要求吠えが強くなってきた場合が多いです。

このように、かわいいからと言って愛犬が吠えて要求することに答えていると愛犬の権勢本能が知らず知らずのうちに強化されていってしまいます。

ですので、やみくもに犬を黙らそうとするのではなくあなたの犬との関係を冷静に見てみて改善していく必要があります。

ここに大きなポイントがあります。

あなたと犬を理想的な関係にすれば、犬は必要以上に吠えることがなくなるんです!

成犬であってもそれは同じなので吠える成犬のしつけを考える前にあなたと犬の関係を考えてみましょう。

「吠える成犬をしつけでやめさせられるというのはわかったけど、理想的な関係って?」

それでは、飼い主と犬の理想的な関係についてじっくり見ていきたいと思います。

吠える成犬をしつけで直すポイントは〇〇関係!

犬のしつけで、吠える成犬を吠えないで済む犬に変えてあげるには、飼い主と犬の関係を理想的な関係にしていくことが大切です。

これは犬のしつけの基本中の基本でありこの関係をきちんと構築してあげないと実は犬も大変困ってしまうんです。いったいどんな関係かというと…

飼い主と犬の「主従関係」です。

飼い主と犬のどちらが主人(リーダー)になるかによって大きく変わってきます!

「はぁ?犬を飼っているのは私なんだから私が主人(リーダー)に決まってるじゃない!(`・д・´)」

あなたはそう思うかもしれませんが、吠えるとか噛むという問題行動をする犬はあなたを主人と思っていない可能性が高いんですね。

飼い主であるあなたを主人だと思っている犬は、例え吠えることがあったとしてもあなたの制御で吠えるのをやめることができます。

この主従関係というのは、やはり子犬の時から築いていくべきですが、成犬になっていても十分やり直しができるので安心してもらって大丈夫です。

それでは、犬にとって理想的な主人(リーダー)とはどんなものなんでしょうか。

犬にとっての主人(リーダー)像

  1. リーダーが先
  2. 毅然とした態度でいる
  3. 快適な場所にいる
  4. 落ち着いて堂々としている

この4つなんですが、それぞれもう少し細かく見ていきます。

1、リーダーが先

犬の祖先であるオオカミの時代には、群れのリーダーはいつも先頭を歩いていて狩りをして獲物を食べるのもいつも最初でした。

このように、リーダーというのはいつでも一番に優先されるものなんですね。

ですから、食事をするにも飼い主である人間がご飯を食べた後に犬のご飯タイムにするべきですし玄関から外に出るのも、あなたが先に出て犬を後から出す必要があります。

なんでも、飼い主が先ということを徹底させて家庭内の順位を犬にわからせてあげましょう。

2、毅然とした態度でいる

これは主に犬の要求に従わないということです。

「散歩に行きたい」「おやつ食べたい」「今遊んでほしい」「お腹すいた」

などなどの要求を犬がしてきて吠えたとしても飼い主は毅然とした態度で拒否しなくてはいけません。犬からの要求をのんでしまうと、主導権は犬が持つことになってしまいます。

ですので、いくら吠えても飼い主は一切無視をして毅然とした態度で要求を拒否し主導権は飼い主にあることを理解させます。

3、快適な場所にいる

オオカミのリーダーは一番快適な場所を自分の場所にしていました。

現在で言えば、ソファーやベッドなどふかふかで居心地の良い高い位置にあるものは快適な場所です。そこは本来、リーダーがいるべき場所。

しかし、あなたの犬が快適な場所にいると、来客などで他人がその場所に座ることでその客を、どかそうとして吠えてしまいます。ですので、ソファーなどの上には乗らせないことがベストです。

4、落ち着いて堂々としている

犬の社会では、順位が下の犬が順位が上の犬に対して注目をし、服従しています。

かわいいのはわかるんです。

でも、「カワイイねぇ~(≧▽≦)」といつもあなたの方から猫なで声を出し、話しかけたりかまったりしていたとしたら…それは犬が「自分がボス?」と勘違いしてしまうのもし方ありません。

あまり犬に対して下手(したて)に出ずキリッとして、堂々としていましょう。

吠える成犬だってしつけは可能!

犬とあなたの主従関係を見直しあなたが主人であることをアピールすれば、徐々に犬も関係を理解していきます。

これは犬に対して「いばる」ということではありませんし犬に対してかわいそうなことをしているわけでもありません。

もともと、犬は強いリーダーに服従できる環境にいたほうが安心して暮らしていけます。でも、リーダーが不在なら、自分がリーダーにならなきゃいけない!って頑張っているんですね。

オオカミの社会の時も成犬になってからでも、この犬との関係を理想な状態に直し犬を安心させてあげるだけでずいぶん吠えるのをやめさせることができます。

リーダーが途中で変わることもありましたから、成犬でもちゃんと対応してあなたがリーダーだと理解することができます。

犬のしつけで成犬の吠えるのをやめさせるには、あなたと犬との関係をしっかり見直して理想的な主従関係を築くよう心がけてください。

犬が吠える理由は進化の過程?犬種別吠えやすさをご紹介!

現代の私たちの社会では、犬がやたらに吠えると「無駄吠え」としてとらえています。しかし、犬にとっては吠えることを求められてきた犬種もいるんですね。

今でこそ室内犬としてあらゆる犬種が飼われていますが、昔は役割がありました。そのことを踏まえて役割と吠える関係、また実際に吠えやすい犬種をご紹介したいと思います!

犬は原始時代から人間と暮らしていた形跡が発見されています。オオカミだった犬の祖先は人間と暮らし始めてから犬の特性を生かして役割を与えられてきました。

その役割の大きな一つに上げられるのが「吠え」です。

吠えて何かを人間に知らせるという犬の特性を必要とされて、重宝されてきたという歴史があるんですね。

ここで少し昔を振り返って犬が吠えることでどんな役割を果たしていたのか見てみたいと思います。

まず大きく分けて4つ。

  • 狩猟犬
  • 番犬
  • 牧羊犬
  • ベルドッグ

狩猟犬は吠えることで獲物を追い詰めたり、場所を知らせたり獲物を巣から追い立てたりしていました。

番犬は一般的に家を守ることが役割です。不審者の侵入などの防犯目的で知らない人が近づくと吠えて知らせていました。

牧羊犬は放牧している牛や羊などの家畜を吠えながら誘導したり、群れをまとめたり外敵が着たことを知らせたりする役割でした。

ベルドッグというのは西洋の王宮でお姫様に誰かがきたことを伝える犬で、愛玩犬としてお姫様にかわいがられるだけでなく怪しい人物には吠えて周りに知らせる役目がありました。

このように、私たち人間が犬に与えた役目に「吠える」という役割があったことをまず知っておいてもらいたいです。

犬の種類によって与えてきた役割が違いますがやはり今でもこれらの犬種は吠えやすいという性質を持っています。

あなたの犬がどんな歴史を持ちどんな役割を担ってきた犬種なのかというところも考えてしつけをしていくようにしましょう。

それでは、最後に日本で良く飼われている犬種の歴史や性格を見ながら吠えやすさを検証していきたいと思います!

犬が吠える理由の深堀り~犬種別編~

トイ・プードル

愛玩犬のようなかわいさですが実は狩猟犬になります。ウォータードッグの一種でドイツの水辺で猟に使われていたミニチュアプードルが改良された犬種。

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チワワ

現在の犬種は19世紀にアメリカで改良されたもの。王宮ではベルドッグとしてお姫様にかわいがられていた犬種。臆病なのに強気という一面を持っています。

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シー・ズー

中国の王宮で愛玩犬として長年飼われていたペキニーズとラサ・アプソの交配により作出された犬種で神の使者として大切にされていました。

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柴犬

縄文時代以前から日本に存在するしています。山岳地帯に暮らしており、鳥獣の猟犬として活躍していた土着犬種。主人とともに猟をしてきたため主人以外の人には警戒して従わない一面もあります。

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パピヨン

フランスの宮廷で人気だった犬種であのマリーアントワネットにも愛されたというベルドッグの代表格です。猟犬のスパニエルの血を引いているので活発ですが興奮しやすい面があります。

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ポメラニアン

スピッツの一種であるサモエドが祖先で19世紀にイギリスのビクトリア女王に愛されました。小さいタイプが流行して現在の姿になりましたが物覚えが良い反面過敏な性格でもあるので、知らない人や犬に吠えやすいです。

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マルチーズ

紀元前1500年ごろにフェニキア人によってマルタ島に持ち込まれた犬種です。15世紀にフランスの貴婦人たちの間で愛玩犬になりましたが、体が小さいこともあり自己防衛で吠えることがあります。

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ミニチュア・ダックスフンド

ウサギ猟で、獲物を巣穴から追い出すための猟犬だったため、体も巣穴に対応させた犬種です。猟犬だったこともあり、体は小さくても運動量が豊富に必要。最近は怖がりで吠えるタイプの子も見られます。

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ヨークシャー・テリア

愛玩犬かと思いきや、イギリスのヨークシャーでネズミを駆除するために作られた犬種です。当時はもっと大きな犬だったようです。猟犬の血が流れ、テリア気質と言われる気の強さがある部分に要注意です。

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ミニチュア・シュナウザー

19世紀にシュナウザーとアーフェンピンシャーの交配によって生まれた犬種です。農場のネズミ駆除や番犬としての役割がありました。テリア気質を持っているので気が強く気位も高いボス犬になりやすいタイプです。

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ビーグル

紀元前からギリシャでウサギ狩りに用いられていたハウンドの末裔です。複数で狩りをしていたのが特徴で
群れ意識が強く、ウサギを追い立てていたため吠えやすく、また声も大きい犬種です。

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バグ

中国で古くから愛玩犬として飼われていた犬種です。17世紀以降には西洋の王侯貴族にも愛されていました。友好的でおとなしい性格ですが一度へそを曲げるとなかなか戻らないという一面を持っています。

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ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

イギリスのウェールズ地方の土着犬です。牛飼いや牧羊犬として活躍していた犬種で現在ではエリザベス女王など、英国王室の愛犬として有名です。牛や羊を追いまわしていた牧羊犬ですから吠えやすい一面があります。

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イタリアン・グレー・ハウンド

紀元前数千年前にエジプトで誕生した犬種です。ギリシャやローマの帰属に愛されてきました。現在はドッグレース用に小型化されています。走るために改良された犬なので、吠え癖は少なく温和で控えめな性格の子が多い犬種です。

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シェットランド・シープ・ドッグ

イギリス最北端のシェットランド諸島原産の牧羊犬です。島の自然環境の影響で、長い年月の間に小型化されて現在の姿になりました。牧羊犬ですから、吠えながら迷った羊を誘導するため吠えやすい犬種ではあります。

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ボーダー・コリー

8世紀から11世紀にスカンジナビアのバイキングがイギリスに持ち込んだ犬種です。トナカイ用の牧羊犬が起源になっておりとても知能が高い活発な性格です。牧羊犬では一番作業能力が高いと言われています。

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ゴールデン・レトリーバー

19世紀後半に誕生し、水辺の猟で撃たれた獲物を回収するのが仕事でした。従順で優しい性格ですが、なかには落ち着きのない子も見受けられます。わがままに育つと手が付けられない子になることも。

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ラブラドール・レトリーバー

カナダのラブラドール半島からイギリスに持ち込まれ、狩猟犬として改良されました。安定した気質で聡明で社交的なため現在では盲導犬として活躍する子もいます。運動能力が高いのでわがままにすると振り回されることも。

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