犬の興奮をすぐ落ち着かせるには?テンションの高い犬の対処法

最初に知っておきたい犬が興奮する理由とは?

すぐ興奮して手がつけられない!とお困りの飼い主さんは、けっこうたくさんいらっしゃいます。

元気ハツラツなワンちゃんほど興奮しやすいですよね(^_^;)

こんなガキ大将のような愛犬の心理をよく知り、暴走犬にしないでしつける方法をご紹介していきます。

「だって、興奮しやすいのは性格でしょ?性格は変えられないんじゃないの?」

きっとあなたはこんなふうに思って、仕方ないと諦めてはいませんか?

興奮しやすいワンちゃんだって、しつけ次第では暴走犬にしないで凛々しいスポーツ犬にすることができます!

ただ、頭ごなしにおとなしくしろ!と言ってもストレスが溜まるだけですし、愛犬にとってもあなたにとっても良い解決策ではありません。

なので、今回は興奮しやすい性格をよく理解して、犬が興奮する理由や興奮をすぐに落ち着かせる方法など、愛犬の良い所を伸ばし興奮を抑えていけるようにしたいと思います。

犬が興奮しやすい理由は、大きく分けて4つあります。

  • 嬉しい時
  • 欲求不満を感じている時
  • びっくりした時
  • 恐怖を感じた時(強く警戒している時)

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

嬉しい時

犬にとって大好きな飼い主さんが帰ってきた時に、飛びついたり走り回ったり「ちょっと落ち着いて!」と言いたくなるような大歓迎をすることがあると思います。

その他にも、来客の時に大喜びをしてしまうとか、大好きなおもちゃを見た時などに嬉しすぎて体全体で表現をすることもあるでしょう。

このように、とても嬉しいと感じた時に気持ちが一気に高ぶって興奮してしまうことがあります。

欲求不満を感じている時

犬が普段の生活で本能からくる欲求が十分に満たされていなかったり、不十分な状況が続いている時などは、犬も人間同様にストレスを感じます。

例えば運動不足や睡眠不足など、人間側から考えると不足しているとはわからないけれども、犬としてはもっと必要としている場合も、犬は欲求不満になります。

その他、遊びが足りないとかスキンシップが足りない、関心を寄せてもらえていないといった愛情に関しても、犬が足りないと感じてしまうと欲求不満となり、ストレスが溜まっていきます。

溜まったストレスが何らかのきっかけで発散されるとき、興奮して暴れてしまいます。

びっくりした時

飼い主さんにわかりやすいのは、雷や花火の音をはじめとした犬が驚いてしまうような大きな音が鳴った時に驚いてパニック状態になるほど興奮してしまうことです。

大きな音に驚くという基準に関しては、普段の生活音にも左右されますし、犬の経験にも左右されますし、苦手な音というのにも左右されます。

一般的には大きな音が鳴るとびっくりして興奮してしまうんですが、中には「聞いた音が何の音かわからない」ことに対してテンションが上がってしまうというタイプの犬もいます。

びっくりに関しては音だけではなく、犬同士のコミュニケーション中にびっくりして急に興奮してしまうケースもあります。

例えば、初対面の犬が急に激しくじゃれあってきたことに驚くとか、急に相手の犬が喧嘩モードになってしまったなど。

こちらも、犬自身の社交性だったり社会化の状態、相手の犬の社会性の問題などがありますので、飼い主さんとしては愛犬が急に興奮しだしたと思ってしまうことがあります。

恐怖を感じた時(警戒している時)

恐怖を感じやすいかどうかは育っている環境や社会化の進み具合などもありますし、物おじしないなどの性格の部分もありますが、急に恐怖を感じた時や恐怖を感じている状態で一線を越えてしまった時などは我を忘れて興奮してしまうことが多いです。

恐怖を感じるまでいかなくても、とても警戒心が強いタイプなどはその警戒が強まってしまったときに気持ちが動揺して興奮することにつながることもあります。

恐怖を感じているかどうかは、犬のしぐさ(耳を後ろに倒している・しっぽが後ろ足に巻き込まれている・腰が引けている)などがあるか見て判断できることも多いです。

番外編

~すっきりした時~

犬は排泄をした後、突然興奮しだすことがあります。
特にうんちをした後などに多いですが、しっかり排泄したことですっきりとして気分が良くなってハイテンションになることが原因だと思われます。
これはすべての犬に言えるというわけではありませんが、子犬であったり、長時間排泄を我慢していたなどの状況だと、開放感からハイテンションになることがあります。
うんちをした後に急に興奮して走り出すと、うんちを踏んでそこらじゅうがうんちまみれになることもあるので、飼い主としては要注意案件ですが…すっきりすることも興奮につながるということは覚えておいたほうが良いかもしれません。

さて、犬が急に暴れだしたら何らかの理由で犬が興奮している訳ですが、ご紹介した中からどんなケースで興奮しているのかを理解することは飼い主さんの対処に繋がってくるので押さえておきたいところです。

ただ、飼い主さんの状況によっては「理由を確認して対処して…」という時間の余裕がない場合もあるでしょう。

とにかく興奮した状態の犬を落ち着かせるために最短時間でできる有効な方法を知っておいていただくことが必要になりますので、次は興奮している犬を落ち着かせる方法についてご紹介したいと思います。

最短!興奮している犬を落ち着かせる方法

興奮している犬を最短時間で落ち着かせる方法ですが、「犬の動きを止めて冷静さを取り戻させる」ということが大切です。

だからと言って、犬の動きを止めるために無理に取り押さえるという方法は逆効果になるのでやめてください。(これに関しては後ほど解説します)

興奮の度合いにもよりますが興奮してしまっている犬は、飼い主さんに注目している余裕がないことが多いです。

注目している余裕がないということは飼い主さんの声が愛犬に届かないため、即座にコマンドに従うことができない状態であるということです。

しかし、普段から飼い主さんと信頼関係を築けている犬の場合は、その信頼関係の深さに比例するように自分で興奮状態から抜け出して冷静になれる速さが早くなるものです。

ですので、基本的には普段から愛犬と信頼関係をできるだけ深く築いておく努力が必要になります。

そして、何もない時からコマンドに従う練習を重ねておき、コマンドに従えたらしっかり褒めることを繰り返しておきましょう。

特に興奮を落ち着かせることに効果のあるコマンドは「フセ」です。「待て」も動きを止めるので効果があるコマンドです。

待てよりもフセの方が、姿勢的に落ち着ける体勢になるため興奮を覚めさせる効果は高いのでおすすめです。

嬉しいと感じている興奮などでしたら、フセの姿勢をさせてゆっくり背中などを撫でながら褒めていくと興奮状態から抜け出しやすくなります。

散歩など屋内ではなく外出中に興奮してしまうと家の中より刺激になることも多いので、すぐにフセのコマンドに従えないこともあるでしょう。

その時は、リードを短く持って物理的に動き回れないようにします。

犬が興奮した理由が近くにある場合はその場から速やかに離れることも大切ですから、リードを短く持ったままある程度離れたところまで移動してください。

興奮した原因をなくす・原因から離す・原因を見せないという飼い主さんの行動が、愛犬の興奮を落ち着かせるために必要ですので、冷静な判断ができるよう意識していきましょう。

小型犬の場合は抱き上げてしまうのもありですが、犬の興奮度合いによっては抱っこした状態で暴れることも考えられますので、無理はしないでいただきたいところです。

人間に対して興奮してしまっている時によく言われる対処法として「無視をする」というのがありますが、興奮状態になっている犬は無視をされていることを理解できないこともあります。

それならば、一度犬の前から姿を消すためにほかの部屋に移動してしまうなど、犬から見えない状態にしてあげるほうが早く落ち着かせることができます。

興奮している理由や興奮の度合いにより適切な対処法は異なってきますが、基本的には飼い主さんの声を愛犬に届かせるために

  • 犬の動きを止める
  • 興奮の原因から離れる

この2点が興奮している犬をすぐに落ち着かせるために有効な方法になります。

番外編 遊び中に興奮しやすい犬には

大好きな遊びをしている時や、犬の狩猟本能などが掻き立てられるような遊びをしているときに興奮しやすくなる場合もあります。

遊び中によく興奮してしまうタイプでしたら、「放せ」や「ちょうだい」などに従えるように練習しておくことが必要です。

「せっかく遊んでいるのに遊びに水を差すようでかわいそう」とおっしゃる飼い主さんもいらっしゃるんですが、ちゃんと褒めてもらえればその心配はありません。

褒めてもらえるのであれば、飼い主さんは「練習」のつもりでも犬にとっては遊びの一つになりますから、タイミングを逃さないように褒めて「自らおもちゃを離す」ことを当たり前にしておき、興奮に繋がらないようにコントロールしてきましょう。

興奮とハイテンションって違うの?

「犬が興奮しやすい」「犬がハイテンションになる」など興奮とハイテンションというのはほぼ同じ意味でとらえられていることが多いです。

もしも違いがあるとしたら、先ほどご紹介したような「理由」が当てはまらないのに暴れている場合や性格的なものからくる場合にハイテンションとつかわれることが多いかなと思います。

例えば、犬走りなど瞬間的に暴れるような興奮をするときとか、あまり怖がらずにすぐ喜べちゃうようなポジティブな性格など…ですかね。

「すぐ興奮する」となると対処が急務ですが、「すぐハイテンションになる」というのはコマンドにもある程度従えるので様子を見ることができるというようなイメージでとらえられることが多いようです。

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犬が興奮した時にやってはいけないこと

犬が興奮した時にできるだけ早く落ち着かせるための知識や方法についてご紹介してきましたが、逆にやってはいけない(逆効果になる恐れがある)ことが下記のことです。

  • 飼い主さんが落ち着いていない
  • やみくもに無視をする
  • 無理に抱きしめる
  • 叱りすぎない

逆に落ち着かせるために使ってほしい言葉というのがあります。

それが、「こんにちは」「イイコ」「オイデ」になります。

これらの言葉は愛犬を安心させたり、良い気分を思い出させることで普段の状態を取り戻しやすくする効果があります。

もちろん普段から使っていなければ効果の出ない言葉ですので、愛犬の心理に刷り込んでおく勢いで、良いイメージが付く言葉として常に使っていただければと思います。

早く犬の興奮を落ち着かせる理由

犬が興奮すると飼い主さんのコントロールができなくなるから早く犬の興奮を落ち着かせた方が良いのだろうという予想はしていただけると思います。

ただ、それだけではなくもっと細かく見ていくことで、どうして早く興奮を落ち着かせなければいけないのか理由をはっきりさせ、飼い主さんに自信を持って行動していただけるようにしておきたいと思います。

犬の興奮を落ち着かせる理由
  • 問題行動が出やすい
  • 心身に悪影響を及ぼす
  • 散歩に行きにくくなる
  • 怪我をする危険が高まる

今回はざっと箇条書きにしましたが、たまに興奮してしまうけど比較的早く飼い主さんがコントロールすることができる範囲でしたら通常ですので特に問題はありません。

しかし、興奮するということは様々な脳内物質を分泌させることですので、体調もメンタルの部分もバランスを崩しやすくします。

そして興奮は癖になり、少しのことでも興奮しやすくなるという危険があります。

飼い主さんの声も指示も聞けずに、愛犬もその周りも様々な危険にさらしてしまわないためにも、犬の興奮はできるだけ早く落ち着ける必要があるということを覚えておいていただければと思います。

犬の興奮は病気のせい?

犬を観察してもどうして興奮するのか理由がわからなかったり、興奮する頻度がとても多い・興奮だけではなく他にも気になる症状があるという場合は、病気であることも疑ってみてください。

例えば、水頭症やてんかんなど脳の病気になっていたり、犬にとって危険なものを口にしてしまった中毒症、認知症などの中には興奮状態になったりひどく落ち着かなくなったり暴れたりするものもあります。

またケガなどで脳に損傷を受けていた場合なども同じく興奮する症状を起こすことがあります。

これらの病気は種類によっても程度によっても症状の出方が変わってきます。

あまり多いわけではありませんが、人間のADHD(注意欠陥多動性障害)と同じような病気を先天的に持って生まれている可能性も否定できません。

興奮させないような生活をしているのに興奮しやすかったり、興奮を落ち着ける対処を行っているのに全く落ち着くことができないなどがありましたら、一度かかりつけの獣医師に相談してみるというのも一つの方法です。

病気によって興奮が引き起こされている場合は、飼い主としての対処では落ち着かせることは難しく、投薬治療などが必要となりますので動物病院に受診するということも選択肢に入れておいてください。

興奮しやすい愛犬への普段の対処法

犬は、犬の持つ欲求を満たしてあげないと暴走しやすくなる(興奮しやすくなる)という部分が多分にあります。

それでは犬の興奮とかかわりの深い「犬の持つ欲求」とはなんでしょう?

それは

  • 食欲
  • 性欲
  • 睡眠欲
  • 作業欲

になります。

性欲に関しては、去勢や避妊をするとその意欲がずいぶんなくなって、性格的に攻撃性が薄れるなどのメリットがあります。

メスの発情に感化されて発情してしまったオスは常に興奮状態になってしまいますが、これは飼い主さんがコントロールできる話ではありません

興奮で考えると関係がありますが、発情を含む去勢や避妊については別の問題にもなりますので、今回は取り上げません。

避妊や去勢をするメリットやデメリットをよく理解して獣医師とご相談ください。

食欲も興奮と関係あると言えますが、食欲に関しては肥満になることは避けなければいけないので、欲しがるだけ与えることはできません。

食べることが大好きなワンちゃんの場合は、食事の前になると興奮してしまうこともありますが、ご飯を食べ始めると落ち着くことが多いので食欲に関してもこれ以上は深堀しません。

睡眠欲に関してですが、子犬の場合(興奮しやすい子犬)は特に生活環境を見直してみてもらいたいと思います。

というのも、子犬の場合は十分な睡眠が必要ですが、ゆっくり眠れない環境だと頑張って起きていてしまい慢性的な睡眠不足になっている子犬が少なくありません。

成犬も含めて、睡眠不足になってしまうと人間同様に集中力がなくなったりイライラしやすくなるなどが起こりますので、睡眠不足になる環境になっていないかチェックしてもらうことが重要です。

食欲や性欲、睡眠欲はわかりますが、作業欲というのがピンと来ないかもしれません。

犬にとって作業欲というのは、犬が人間と暮らすようになり、人間の助けをするように役目を与えられてきたという歴史があるわけですが、その助けるための行動が作業欲となっています。

元気ハツラツなタイプのワンちゃんはこの作業浴が強い傾向にあります。

ですから、本来の「犬」としては大変優秀なワンちゃんだといえるんですね(^^)

作業浴を満たしてあげていない場合、それがストレスとなりますから暴走したり、すぐ興奮したり、問題行動を繰り返す心の病気になってしまう可能性が高いです。

このタイプのワンちゃんには、お外でしっかりと運動させてあげることが効果的な対処法です。

運動方法も、ボールを投げてとってこらせるとか、アジリティーなどのような作業浴を満たせる運動を取り入れるといいです。
※犬種によっては、フリスビーのような動きは背筋を痛めるなど、健康に良くない場合がありますので注意が必要です!

その他にも、ノーズワークのような頭を使ったり思う存分匂いを嗅げるような運動も作業欲を満たせる行動です。

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まず作業浴を満たしてあげることで普段の生活の中での興奮度がぐっと落ち着いてきますので、ぜひ、愛犬の運動量や運動方法などを見なおして欲求が満たされているかどうかをチェックしてみてください。

ズーミーについて

” Frenetic(熱狂的)、Random(ランダム)、Activity(活動)、Period(期間)の頭文字をとってFRAP(フラップ)とも呼ばれていますが、どれも平常心を失った状態の犬が狂ったように走り回ることを指しています。ズーミーとは、どの犬種でもどの年齢でも起こる行動で、子犬や若い犬に多く、成長とともに自然と少なくなっていくと言われていますが、成犬や健康であれば老犬でもゼロにはならず、突然走り出すことがあります。 ”

上記は下でご紹介する記事の中の一文ですが、突然狂ったように走り回る状態のことです。

こちらも興奮状態ではあるので、ズーミーになるきっかけというのは今回ご紹介している理由などと酷似していますが、ズーミーについて詳しく知りたいという場合はご参考にしていただけると思います。

愛犬を興奮しにくくするには

 

興奮しやすい愛犬への普段の対処法でご紹介した内容と重複する部分もありますので、その上でもう少し踏み込んで興奮しにくくしてあげるにはどうすればよいかについて見てきます。

  • 犬と遊ぶ時間や量を充実させる
  • 普段からコマンドのトレーニングを
  • 「休め」を覚えさせる
  • 音楽を聴かせる
  • マッサージを取り入れておく

愛犬を興奮しにくくするポイントについて書きだしましたが、一番大切なのは適切な対処法を見つけてあげるために、できるだけ愛犬への理解を間違えないことです。

人間目線の見方や擬人化して愛犬を理解しようとすると、本当に犬が考えていること思っていることとどうしても誤差が生まれてしまいます。

ある程度は仕方ないことではありますが、愛犬の思いを正しくくみ取れないと信頼関係に傷がつきかねないということは忘れずに、1つの方法だけでなく複数の方法を取り入れたり試してみていただければと思います。

テンションが高いことは悪いことばかりじゃない

興奮しやすい犬というのは、普段からとてもエネルギッシュな様子がうかがえることが多いです。

普段からエネルギッシュなタイプの性格は、多少のことではへこたれない、しんの強さがある傾向にあります。

いつでも元気ハツラツで考え方もポジティブ。

遊びやスポーツが大好きで、高い運動能力を持っている可能性があります。

アウトドアが大好きで、山歩きやハイキングなども一緒に楽しめて、いつでもあなたに元気を与えてくれる存在。

人間でもそうですよね?

溢れ出るエネルギーをスポーツにぶつけ、一流アスリートとして活躍する人はわたしたちに元気や希望を与えてくれますし、同性、異性かかわらず、かっこいいものです(^^)

高い身体能力を、ルールを守ってパワーを発散させるからスポーツ選手はかっこいいんですが、ルールも守らず、力だけを誇示したとしたら社会的な嫌われ者になってしまうでしょう。

「ルールを守る」ということはとても大切なことがわかります。

元気あふれるタイプのワンちゃんも同じことが言えるんですね。

愛犬にルールを教えるのは飼い主であるあなたの役目です。

「すぐ興奮するからダメ犬だわ!」とあきらめないで、しっかりとルールを教えていってあげましょう。

元気ハツラツなワンちゃんは、興奮しやすく、一度興奮すると手が付けられなくなることがあります。

ここが一番困ったところでしょう。

興奮のスイッチが入ってしまうと周囲の空気を読むことなく大暴走する。。。

まして、運動不足になんてなったら退屈でストレスを貯めてしまうため、身の回りのものを手当たり次第に
噛んだり掘ったりという破壊行動をくりかえします。

これが問題行動となり、あなたにとっても大きなストレスになってしまっているかもしれません。

エネルギーの発散方法を上手く教えられず,愛犬をコントロールできないでいると,つねに好き勝手な行動をしてしまう暴走犬にしてしまうおそれがあります。

でも逆に言うと、しっかりエネルギーを発散させてストレスを貯めさせないようにしてあげると,破壊行動を起こしたり、すぐに興奮してしまうということがなくなっていきます。

今回ご紹介してきたことを参考にしていただいて、愛犬も飼い主さんも楽しくストレスを感じない生活をしていただければ嬉しいです。

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