犬の雨の日の遊び方!遊び方がわからない人必見楽しめる室内遊び21選


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犬の雨の日の遊び方!室内遊び21個

雨の日など天候上の理由もありますし、飼い主さんがどうしても忙しくて時間が取れないとか、愛犬が体調などでお散歩による愛犬の運動をさせてあげられない時はあると思います。

でもお散歩ができない時ばかりではなく、お散歩に行けた時でも実は室内遊びをする時間というのはすべての飼い主さんに取っていただきたい時間でもあります。

後ほど室内遊びをする理由については詳しくご紹介しますが、まずは遊んであげたくても遊び方が具体的にわからないとか、いくつかは知っているけどもっとバリエーションを増やしたいという飼い主さんに室内遊びをご紹介したいと思います。

これらの遊び方は簡単にすることで子犬の時から遊べますし、老犬などの体を動かしてあげるリハビリ的なものにもなります。

また、同じ遊びでも徐々に難易度をあげることで遊びのバリエーションも増え犬を飽きさせないで済みますので、ご覧いただきながら愛犬との遊び方の参考にもしていただきたいと思います。

遊び方1:足くぐり遊び

最も初歩的な足くぐり遊びは、飼い主さんが床に座って両膝を立て、床と足(膝の裏の部分)に空いた隙間をくぐらせる遊びです。

子犬など体が小さい時は、飼い主さんの足のトンネルをただくぐるだけの簡単なことだと思われるかもしれませんが、子犬がくぐる時に「スルー」と言いながら覚えさせると、「スルー=くぐること」とインプットされます。

成犬など上級編になってくると、

飼い主さんは足を開いて立ち、またの下をくぐらせる

飼い主さんが動かない状態で股の下を8の字にくぐらせる

飼い主さんが歩きながら股の下をくぐらせる

などのトリックができるようになります。ドッグダンスなどでもよくつかわれる技の一つです。

遊び方2:輪くぐり遊び

イメージとしてはサーカスで猛獣に火の輪くぐりをさせるところを想像していただけるとわかりやすいかもしれません。※もちろん火の輪にはしませんが。

フラフープなどを使い、最初は床につけた状態でフラフープをくぐれるところから始めていきます。

フラフープを怖がってしまう場合は、怖いものではないものだとわかってもらうように、フラフープを好きに遊ばせてみるなど慣らしてからにしてください。

怖がらずに楽しんでくぐれるようになったら、徐々に高さをあげていきますが、フラフープは飼い主さんが持っているため犬の足が引っかかってけがをする恐れがあるので、高さに挑戦するのはやめてください。

例えば音楽に合わせてここぞというときにフラフープをジャンプするなど、一緒にダンスする感覚で遊んでいただければと思います。

遊び方3:レトリーブ(もってこい)

初めて遊ばせるおもちゃに興味を持ってもらいやすい遊びになります。

犬の目の前で、猫をじゃらすようにおもちゃを上下左右やリズミカルになど楽しげに動かし、犬が目でおもちゃを追うようになったら少しだけポンっと投げてみます。

興味を持たない犬もいると思いますが、飼い主さんはすぐにあきらめないで何度も楽しげにおもちゃで遊んでポンと投げるを繰り返してみましょう。※1日目には興味がなかった犬も、3日目には興味を持つこともありますし、おもちゃを変えてみるととたんに興味を示すこともあります。

音が出るおもちゃだと興味を持ちやすい傾向にありますので、「おもちゃを持ってくる遊び」を理解する前の最初のうちは音が出るものを使ってみるのも一つの方法です。

おもちゃを追いかけて行ったらまず褒める。

それを飼い主さんのところに持ってこれるようになったらまた褒めるといったように、できることの段階をゆっくりとあげていくようにしてください。

遊び方4:ボール遊び

元が猟犬であった犬種などが特に喜びやすい遊びで、簡単に言うと投げたボールをとってこさせる遊びです。

ただ、ボール遊びについては喜ぶ犬もいれば喜ばない犬もいます。詳しくは下の記事をご覧ください。

犬の気持ち | ボール遊び好き?きらい?

狩猟本能が強く残っている犬は、ボールを転がしただけで反応する場合もありますが、まずは愛犬の前でコロコロとボールを転がして、ボールそのものとボールの動きというものに慣れてもらいましょう。

基本的にはボールでのレトリーブなので、やり方は持ってこいと同じです。

部屋の中だけじゃなくて廊下にまで範囲を広げて距離を延ばしたり、投げたボールを空中でキャッチできる世にするなどで難易度をあげることができます。

遊び方5:引っ張りっこ遊び

引っ張りっこ遊びは、非常によくする遊びですし犬も大好きな遊びです。

それだけに必要な注意点がありますし、他の遊びにも共通して言える注意点などがありますので、引っ張りっこ遊びについては後ほど別で詳しく解説させていただきます。

難易度をあげる方法としては、ダブル引っ張りっこなどがあります。

これはロープとおもちゃなどを両手に持ち、違う材質のものを交互に引っ張らせることで短時間でも多くのエネルギーを使わせられる遊びの方法になります。

引っ張りっこ遊びは特に間違えた遊び方をしてしまうと「よろしくない遊び」になってしまいますので、引っ張りっこ遊びの注意点を踏まえて理解したうえで遊ぶようにしてください。

遊び方6:おやつ探し

ここからは基本的には「宝探し」の色々なバリエーションになります。

飼い主さんの指示で何かを探す遊びが宝探しですが、犬は匂いを嗅ぐとか何かを探すとか調べるということを本能で欲しています。

頭を使って作業意欲を満たせる遊びになりますので、ぜひ取り入れていただきたい遊びになります。

その遊びの第一弾としても有効なのがおやつ探しです。

特に食いしん坊な犬などは喜べる遊びですし、おやつは犬にとってうれしい匂いがするので探したいと思う欲を掻き立てられ夢中で遊んでくれやすいです。

最初はいきなりわからないように隠すのではなく、犬の目の前で見ているところで置いて、探すまでもなく食べられる状態から始めてください。

最初は飼い主さんのポケットに入れて、「ここにある~」と探せたら褒めてご褒美をあげ、だんだん「探したら褒めてご褒美がもらえる」ことを理解したら距離を離したり、隠す場所でレベルを上げるなどで楽しめます。

遊び方7:シェルゲーム(どっちゲーム)

中が見えないカップや容器を複数個用意し、犬の目の前でどれか一つに目印を入れカップで覆います。

それを左右の位置を変えるようにシャッフルし、どのカップに目印が入っているのかを当てさせる遊びになります。

注意点としては、おやつを使うのもよいのですがおやつのにおいがカップに移ってしまって犬が混乱してしまったり、おやつが接していた床におやつのにおいが移ってうまく探せないことが起きます。

距離が近いため、匂いで判断するのが難しくなる可能性もあるということは覚えておいていただきたいと思います。

また、目印にするものは犬が飲み込んでしまう恐れがあるので、勢いで飛びついたりしないように「待て」ができるようになってから遊んでもらったほうが良いと思います。

遊び方8:ハンカチ隠し

これは非常に手軽ですが実は犬にとって難易度が高い遊びなので、数分経過しても取れないようだったら飼い主さんが手を加えて取れるようにしてあげたほうが良いかもしれません。

遊び方は、ただおやつの上にハンカチを置いて、ハンカチでおやつを隠すだけです。

ハンカチは生地が薄くて大きくなるほど難易度が上がりますので、最初はタオル地など噛めるものから始めたほうが良いでしょう。

犬としては隠されたものも場所もわかっているのですが、覆われている生地を取り除くことが頭を使うポイントとなります。

犬が頭を使って生地を取ろうとしている様子を応援しながら、愛犬の斬新な方法だったり、思い切った方法、惜しい方法などを見るのも楽しく、愛犬の新たな一面を発見する機会になるかもしれません。

遊び方9:なんちゃって警察犬遊び

段ボールに犬の鼻先が入るくらいの穴をいくつか開ける、または動かないようにカップを設置するなどします。

イメージは警察犬の訓練で匂いを探す訓練のなんちゃってバージョンですので、どんなものかわからない場合はユーチューブなどで警察犬の訓練を検索してみてください。

最初のうちはおやつなどを探させる感じでよいと思いますが、レベルアップとしてはおやつを見つけても食べないで、そのおやつを飼い主さんのところまで持って帰ってきてから合図で食べるとか、おやつを使わないで誰かのにおいが付いたものを隠すなど、工夫次第でレベルアップができると思います。

ただ、あくまで楽しいお遊びですので、愛犬を警察犬のようにやらせようと思わないようにしてください。

遊び方10:サーチゲーム

これはほかの宝探しなどをして、愛犬に「宝を探す」という遊びを理解してもらってからのほうが良いかもしれません。

これはお部屋全体を使うなどして探す範囲を広くし、宝も見えない場所に複数個隠すことで、連続した宝探しをしてもらう遊びです。

この場合の宝は、見つけたら食べられるようにおやつ系のものがおすすめです。

今までは、見つけたらすぐに褒めてもらえたり、1つ見つかったら一回の遊びが1終了する、といった単発の遊びでしたが、これは連続していくつも見つけるというバージョンの宝探しになります。

この遊びを喜んで遊んでくれると、お留守番の時などにたくさん隠して、犬が遊びに夢中でいる時間を増やせることにも繋がります。

遊び方11:ノーズワーク

宝探しはすべてノーズワークなんですが、ここでご紹介するのは市販のノーズワークマットを使う方法もありますよというものです。

他の宝探しは、飼い主さんの用意というものがある程度必要になります。

しかし、本当に忙しかった時などその用意や準備ができないこともあると思いますが、市販のノーズワークマットを使ってしまえば簡単です。

最近ではノーズワークマットも様々な種類のものがあり、折りたたんで仕舞えば収納場所も少なくて済みます。

犬用の遊びグッズとして作られているので危険も少ないですし、安全な素材が使われている点も安心です。

どんなノーズワークマットがあるのか、楽天市場のノーズワークマット一覧を見れるリンクを載せておきますので参考までにご覧になってみるというのもよいのではないでしょうか。

>>楽天市場のノーズワークマット一覧

遊び方12:知育玩具

こちらも市販品を使う遊びです。

最初から犬の知育玩具として作られた商品を活用していただく方法です。

知育玩具の良い所としては、複数の種類を用意することが簡単なので手軽に飽きさせない遊びをさせることができること。

そしてコングなどを使えば、噛むことにも対応されているので与えっぱなしにしても不安が少ないことも挙げられます。

お留守番の時などに使えるグッズとしても重宝します。

コングに入れるペーストは種類もあり、ペースト状ですから匂いが良く出て犬の興味も引きやすいです。

遊び方13:おいでゲーム

ここからは宝探し系ではありません。複数人で遊べるなど、家族で一緒に遊べる遊びもありますので大勢で楽しんでください。

おいでゲームは2人以上の人間が、犬から数メートル離れて犬の名前を呼び、どちらに来るか?という遊びです。

これは犬の愛情を確認するゲームではありませんので、来なかったからと言ってがっかりしないようにしてくださいね。※よく「名前を呼んだ後におやつをくれる」など、名前と良いイメージがついている人に行く傾向があります。

名前を呼ばれて飼い主のもとに行くという遊びですので、呼び戻しの練習にもなります。

遊び方14:かくれんぼゲーム

これは飼い主さんが隠れて犬に見つけてもらうパターンと、複数人で遊べるなら誰かが犬と一緒に隠れて、他の人に犬を探してもらうパターンがあります。

隠れるところを見せたくないので、別室に隠れられるなどある程度の広さが必要な遊びになります。

飼い主さんが隠れる場合は、隠れた後に声を出して愛犬を読んでもかまいません。

他の人に探してもらう場合は、一緒に隠れている人がいかに犬をおとなしくさせておけるかがカギとなります。

おやつなどを使う遊びではないので、どちらかというと上級編の遊びであり、ご褒美もおやつをあげるのではなく「褒める」ことがご褒美になるくらいの信頼関係が築けていることが望ましい遊びです。

遊び方15:トリックトレーニング(芸)

簡単に言うと「芸」を教える遊びになります。

芸とコマンドを混同しないように、コマンドの指示ができるようになってからのほうが望ましいと思います。

教えるほうも、コマンドは絶対に従ってほしいものですが、芸はできてもできなくても…くらいの心の余裕をもって遊びとして行ってもらったほうが良いかもしれません。

その場で回らせたり、撃つまねで倒れたり、ショードッグの真似をしたりと、教えたい芸はいろいろとありますので、飼い主さんも楽しみながら遊んでください。

遊び方16:クリッカーゲーム(シェイピングゲーム)

クリッカーという「犬の行動が正しかった時に鳴らすアイテム」を使って、段階的に教えながら最終的に目標とした行動をさせる遊びです。

クリッカーを使うことで言葉よりも早く犬に正解を知らせることができるので、目標の行動をスムーズに行えるようにしていきます。

例えば、「新聞を取ってくる」ことを目標とした場合、部屋を出るところから教えていきます。

イメージ的には介助犬の訓練の簡単お遊び版と思っていただくと想像しやすいかもしれません。

最終目標までの行動を一つ一つのステップに細かく分けて、できたらクリッカーを鳴らし褒めることを繰り返していきます。

やっているとうまくできないことで熱くなってしまう飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、訓練ではなくあくまで遊びなのでゆる~い感じで楽しんでください。

遊び方17:ハードル

ここからはアジリティごっこ遊びになります。まずはハードルのご紹介。

ハードルはわざわざ買わなくても、家にある色々なもので代用して楽しめます。

最初のうちや子犬、シニア犬などは高さのあるものを飛ばせるのではなく、タオルを丸めて棒状にしたものを使うのもおすすめです。※ジャンプする高さではないためリハビリとしても遊べる優しい遊びです。

もう少しジャンプができるようなら、紙コップを一列に並べてその上を飛ばせていく(高さを出すのも上にコップ積み重ねる感じ)とか、引っかかっても危なくないようにロープではなくゴムひもを使うなどでチャレンジしていってください。

軽々とジャンプする姿に、本格的なアジリティに挑戦しようという気持ちが沸き上がるかもしれませんね。

遊び方18:トンネル

段ボールを利用してトンネルと作ってくぐらせたり、シーツを使ってトンネルを作るなど過程であるものを利用してトンネルを作ってくぐらせてみましょう。

市販品で犬猫用のトンネルも売っていますのでそちらを利用していただくのも手軽でよいかもしれません。

周りが見えないトンネルを最初は怖がるかもしれませんが、怖いものを怖くないものに変えてあげるのも社会化の一環になります。

無理強いしないで、楽しみながらトンネルを通れるように工夫してあげましょう。

遊び方19:スラローム

ペットボトルや100円ショップなどで売っているコーンを使って障害物を作ります。

最初は少ない数から始めて、障害物をよけて歩いたり走ったりさせてみましょう。

上級編にレベルアップすると、多めの障害物を左右にジグザグに進むとアジリティっぽさが出てかっこよいですね。

遊び方20:迷路

これは大型犬はちょっとやりにくいと思うので、小型犬向けの遊びかもしれません。

段ボールやジョイントマットを使って迷路を作り、スタートからゴールまでチャレンジしてもらう遊びです。

運動能力の高い犬などはジャンプで飛び越えようとするかもしれませんが、できるだけ迷路として遊んでもらえるよう誘導してみてください。

ちゃんと迷路を作らなくても、テーブルやいす・クッションなどを使って迷路を作るのでもよいと思います。

ポイントは途中に行き止まりの壁を作ることで、どうすればよいのかを考えさせます。

考えることでエネルギーを消費しますので、先に正解を教えるのではなく見守ってあげるようにしてください。

遊び方21:平均台(バランス歩き)

平均台を用意してほしいのではなく、不安定な場所をバランスを取りながら歩く遊びです。

座布団やクッションを利用してもらってもよいですし、毛布を丸める・ヨガマットを丸めるなどしてもらって、いつもよりも歩きにくいものを用意していただきます。

たとえ落ちてしまってもケガをしない程度の高さにして遊んでください。

毛布など長さがあるものでしたら、下にクッションを入れるなどちょっとした高低差を作ってもよいかもしれません。

<番外編>遊び方22:なんちゃってアジリティ

スペースなどが取れたら、ご紹介してきたアジリティを複合させて、連続でクリアさせていくのも楽しい遊びです。

トンネルからのハードルだったり、平均台からのスラロームなどを、できるようにする→タイムトライアルをしてみるなどバリエーションを増やしていただけると思います。

雨の日だって遊べる施設もありますよ♪

雨の日だってお部屋の中ばかりではなく、愛犬を遊ばせてあげられる施設もあります。

犬と一緒に関内を散策できる水族館や美術館。

またペットと一緒にショッピングができる「ペットモール」もありますし、室内ドッグランが併設されているドッグカフェなんかもあります。

他の犬と一緒に遊ぶのが苦手な犬には貸し切り可能なドッグランなどもありますから、お住いの近くで雨の日でも愛犬と遊べる施設がないか探しておくとよいかもしれません。

遊び方がわからない方必見!犬と室内で遊ぶ大切な理由

雨の日だって遊び方がわからなくたって、犬と楽しく室内で遊ぶ遊び方についてご紹介してきましたので、取り入れられそうなものから少しずつ遊んでいただけるようになったと思います。

もしかしたら、犬の運動はお散歩だけで十分だと思われていた飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんし、「うちの犬は室内で勝手に遊んでいるよ~」という方もいらっしゃるでしょう。

しかし!

実はお散歩ができた時も、室内で勝手に遊べている犬でも、一日に数十分でよいので愛犬としっかり遊ぶ時間を作ることはとても重要なことなんですね。

例えば、「もう老犬だから」「病気療養中だから」という場合も、もちろん無理をさせてはいけませんが、犬と遊ぶ時間を作っていただくことで、犬のQOL向上やメンタルケアとして非常に役に立ちます。

その他にも犬と遊ぶ大切な理由として以下があげられます。

  • 体力や健康の維持
  • ストレスの発散
  • しつけられるのが楽しくなる
  • 信頼関係を作りやすくなる
  • 犬の扱いがうまくなる

それぞれについてもう少し詳しく解説していきます。

体力や健康の維持

室内での遊びはお散歩とはまた違う刺激を与えることができます。

お散歩の時と違う筋肉の使い方をすることもできるので健康的な体を維持することにも役立ちますし、頭を使うことで適度に脳を刺激するので脳の老化予防にもなります。

お散歩以外はいつも寝ているよりも、室内で運動できる時間を作ることで血行も促進され新陳代謝をあげる効果も期待できます。

子犬やシニア犬のように一度の多くの運動ができない場合は特に、遊ぶことで体力の維持につながります。

ストレスの発散

雨の日にお散歩ができない時は特に運動不足になりがちですが、遊ぶことで運動不足が解消され、体を動かすことの爽快感を得られます。

運動量が必要な犬種などは、運動不足になってしまうとストレスを強く感じてしまいますからね。

お散歩の代わりに遊びで体を動かさせてあげるとストレスを発散することができます。

それに、遊びはお散歩では得られにくい本能を満たすこともできます。

お散歩の時よりも存分に匂いを嗅いだり、何かを追いかけたりすることで、犬の中の狩猟本能を満たすことができますし、飼い主さんが近くで自分のためだけに時間を使ってくれることで愛情欲求も満たされます。

考えたり覚えたりできる頭の良い動物は、頭を使いたいという欲求が起こりますがそれも満たせますし報酬を得ることで達成感を感じることもできます。

運動面でもメンタル面でもストレスを発散し解消する効果があるということです。

しつけられるのが楽しくなる

犬は私たち人間が考えている以上に飼い主さんの感情を読もうとしていますし、すぐに恐怖を感じています。

中にはやたらポジティブな思考を持つ犬種や個体もいますが、多くの犬は飼い主さんに怒られることが嫌ですし怖いと感じています。

「しつけ」をしなきゃと思うと結構向きになってしまったり、「ダメ!」を連発してしまうことは飼い主さんのあるあるです。

トイレの失敗が続いたり、ダメと言っているのに吠え続けたり…つい飼い主さんの表情も険しくなってしまいがちです。

しかし遊びを通して「待て」「おすわり」「ちょうだい」などのしつけができてしまうことで、犬の方も飼い主さんの笑顔を見ながら楽しくコマンドを覚えることができます。

さらに遊びの中から、指示に従うと褒めてもらえる・ご褒美がもらえるということを自然と理解することができるので、しつけられることが楽しくなってくるんですね。

信頼関係を作りやすくなる

犬は楽しい人が好きです。一緒にいて楽しめる人のことがとても素直に好きになります。

犬と一緒に楽しく遊ぶことは犬の心を開きやすくするとともに、コミュニケーションを深める機会にもなります。

犬はとても愛情深い動物なので、大好きな人の役に立ちたいと考えますし、どうすれば喜んでくれるのかを考えます。

使役犬として人間のために働いてくれている犬は、その仕事に誇りを持っているというよりも、その仕事をすると大好きなトレーナーさんが喜んでくれるからなんですね。

犬だけではなく飼い主さんも一緒に遊ぶことで、気持ちの距離が自然と縮まっていくので、お互い心を開きやすくなります。

しつけもそうですが、犬との関係の中で一番大切なのが信頼関係を築くことですが、遊びは信頼関係を築くことに大きな役割を果たしてくれるというのが一番重要なポイントでもあります。

犬の扱いがうまくなる

犬は感情がありますが、人間目線で「こう思ってそうな表情をしている」というのには微妙な間違いがありますし、「こう思っているだろう」というのにも大きな開きがあることが日常茶飯事です。

はっきり言ってしまうと私たちは犬の気持ちを正しく理解してあげられていないことが多いということです。

ですが、一緒に遊んでいるときは愛犬に集中するので、だんだんと愛犬が考えていることを正しく理解できるようになりますし、どんなときにどんな態度をとるということがわかってきます。

犬をしつけるのが上手な人とか、犬に好かれる人というのは、犬の気持ちをノセるのがとても上手です。

ノセるのが上手なうえに、絶妙なタイミングで犬に伝わるように褒めることができるので、犬が理解しやすいんですね。

これは普段犬と遊んでいないとなかなか難しいことですし、逆を言えば毎日犬としっかり向き合って遊んでいると自然と身につきます。

犬と室内で遊ぶ際の注意点
  • 「ちょうだい」は最初に覚えさせる
  • 叱ったり、がっかりしたりするのはNG
  • ご褒美は忘れない
  • ながら遊びをしない
  • 興奮させすぎない
  • 飽きさせない
  • おやつの与えすぎに注意
  • 飼い主さんは犬を追わない
  • 過激な運動をさせ過ぎない
  • おもちゃ選びに注意
  • 困るものなどは事前に撤去
  • フローリングでの遊びは滑りやすい

今回はすでに長くなってしまっているので箇条書きでお伝えしたいと思いますが、下の記事では丁寧に解説させていただきましたので是非ご覧ください。

犬とのおもちゃ遊び大切な5つのルール!唸る犬も喜ぶ遊び方の注意点

ご紹介した注意点は、犬との遊びをさらに充実させるために必須の事柄になります。

犬との遊びは毎日のことですから、少しの違いが後々大きな違いとなることもありますし、良かれと思ってしていたことが犬にはよくない結果をもたらしてしまうこともあります。

今回は箇条書きだけで申し訳なかったですが、ここまで読んでいただいた勉強熱心でやさしい飼い主さまならなんとなく理解していただけると思います。

お散歩ができる日はお散歩を楽しんだ後に、雨の日などで外に出られない日はいつもよりも時間を長く、しかもちょっとエネルギッシュに愛犬と室内遊びを楽しんでくださいね!

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